デジタルカメラHotNews!(2001/06/01-31)

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2012/04/30
(月)
●サンコー
実売5,980円の単三電池駆動にも対応した
縦位置シャッター/電子ダイアル装備の「バッテリーグリップ」、ニコン用・キヤノン用発表

-単三電池駆動も可能なサードパーティー製縦位置グリップ。
-縦位置用レリーズと電子ダイアルを装備し、縦位置撮影時の操作性に配慮。
-各機種純正バッテリーを2つ内蔵可能。付属ユニットにより単三電池駆動にも対応。
-ニコン用、キヤノン用を用意。ニコン用は「D7000用」「D300/D700/D900用」「D3100/D5100用」。キヤノン用は「EOS 5D Mark II用」「EOS 7D用」「EOS 60D用」「EOS Kiss X5/X4用」を用意。
-各5,980円。4月26日より発売中。

2012/04/29
(日)
[ソフトウエアUPDATE]
●アドビシステムズ
Adobe Photoshop Lightroom 4.1 リリース候補版
-Lightroomの最新リリース候補版を公開。日本語版も同時リリース。
-今回のVer.4.1では、「キヤノン・EOS 5D Mark III」「EOS 60Da」、「富士フイルム・FinePix F770EXR」「FinePix F775EXR」、「ニコン・D3200」、「オリンパス・OM-D EM-5」、「パナソニック・LUMIX DMC-GF5」「PENTAX K-01」、「RICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5」、「Samsung NX20」「NX210」「NX1000」、「ソニー・α NEX-VG20」「SLT-A57」のRAWデータに対応。
-カメラとのUSB接続やMacBookの内蔵SDスロット経由で、RAW+JPEGファイルが取り込めない点など、多数修正。

2012/04/28
(土)
[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio Pro5(Win版)Ver.5.0.15.1
SILKYPIX Developer Studio Pro(Mac版) Ver.4.1.57
SILKYPIX Developer Studio 4.0(Win版/Mac版) Ver.4.0.57
-高機能・高画質RAWデータ現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」シリーズの最新版を公開。
-今回の新バージョンでは、下記の最新機種のRAWデータに対応。
-あらたに「パナソニック・LUMIX DMC-GF5」「ソニー・α57」「リコー・GXR A16」のRAWデータに対応。

2012/04/27
(金)
●デジタルカメラグランプリ実行委員会
「デジタルカメラグランプリ2012 SUMMER」結果発表
-今回で第7回目となる「デジタルカメラグランプリ2012 SUMMER」の受賞製品の速報版を公開。
-本グランプリは毎年2回開催されるもので、流通、写真家、評論家による消費者目線でのお買い物ガイドに。
-デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼、交換レンズの総合金賞を選出。審査委員特別賞も選定。
-今回は「デジタルカメラグランプリ2012SUMMER」の速報版として、カメラ・レンズなど主要分野の受賞結果を公開。
-今回は同グランプリ始まって以来初めて、デジタル一眼の総合金賞を2機種選出。
-各部門別の金賞・銀賞・銅賞などの詳細は当該ページ参照。



<総合賞>

総合金賞<デジタル一眼> キヤノン EOS 5D Mark III
ニコン D800
総合金賞<ミラーレス一眼> オリンパス OM-D E-M5
総合金賞<交換レンズ> タムロン 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC(Model B011)
審査委員特別大賞 ソニー NEX-7


【特別賞】
パナソニック 「LUMIX Gレンズシステム」に対して

【技術賞】
オリンパスイメージング 新画像処理技術「iHSテクノロジー」の開発および実装に対して
オリンパスイメージング 「5軸対応手ぶれ補正」の開発および実装に対して
オリンパスイメージング 「ライブバルブ/ライブタイム」機能の開発および実装に対して
キヤノン 電波ワイヤレス機能搭載スピードライト「600EX-RT」の商品化に対して
ソニー 「オートポートレートフレーミング」機能の開発および実装に対して
ソニー 4K2Kプロジェクター「VPL-VW1000ES」の商品化に対して
トクヤマ インクジェット対応漆喰シート「Fresco Giclee」の商品化に対して
富士フイルム 「X-Trans CMOS」の開発および実装に対して
富士フイルム 「ハイブリッドマルチビューファインダー」の開発および実装に対して

【企画賞】
ジェネラル・イメージング・ジャパン AGFAPHOTO「AP15」によるモノクロ写真の再提案に対して
バッファロー おもいでばこ「PD-100」の企画、商品化に対して
パナソニック 化粧品メーカーとのコラボにより進化した「ビューティーレタッチ」機能に対して
ビクセン 星空雲台「ポラリエ」の企画、商品化に対して
ピクトリコ ピクトリコプロ・デジタルネガフィルム「TPS100」の企画および商品化に対して
ペンタックスリコーイメージング タテ撮り専用ボタン搭載「Optio VS20」の企画、商品化に対して




●マイクロンジャパン
UDMA7対応CFスロットとUHS-I対応SDスロットを備えた
USB3.0対応デュアルスロットカードリーダー「レキサー・LRW300URBJP」発表

-マイクロン傘下レキサーブランドのUSB3.0対応高速メモリーカードリーダー。
-CFとSDのデュアルスロットを採用。CFはUDMA7対応、SDはUHS-I対応に。
-インターフェースはUSB3.0を採用。転送速度は500MB/秒(理論値)に。
-同社の1,000倍速CFカードなど超高速メモリーカードの高速性をフルに発揮。
-大きさは、約69.9×63.5×25.4mm。重さ70g。
-オープンプライス。4月下旬出荷開始。

2012/04/26
(木)
●ペンタックスリコーイメージング
マーク・ニューソン氏デザインの
APSセンサー搭載ミラーレス機「PENTAX K-01」、5月11日よりボディー単体発売開始

-有名工業デザイナーのマーク・ニューソン氏デザインによる、Kマウント採用ミラーレス機「PENTAX K-01」。
-従来、キットレンズ付きのみでの販売だったが、今回あらたに「K-01」ボディー単体での発売を5月より開始。
-レンズマウントに通常のKマウントを採用。既存のKマウントレンズをライブビューで利用可能。
-撮像素子にはAPSサイズの1,628万画素CMOSセンサーを搭載。
-オープンプライス。実売価格59,800円前後。5月11日発売開始。

●ケンコー・トキナー 【発売延期情報】
今春発売予定の新製品三脚の「SCシリーズ」の発売を再度延期。発売日未定に
-今春発売予定だったスリック製三脚の発売を、さらに、再度延期。
-当初、「4月20日」とアナウンスし、その後、「4月27日」発売となったが、今回さらに「発売日未定」に。
-SCシリーズは、タイ洪水被害でタイの同社工場が被災した後、中国工場に移管して製造される新シリーズに。
-発売時期の再度遅延理由について、「製造上の遅れ」と説明。
-今回、発売が延期されるのは「SC 503 DX」「SC 504 DX」「SC 503 DX脚」「SC 504 DX脚」「SC 204 DX」「SC 104 DX」「SC 303 カーボン」「SC 304 カーボン」、「カーボンポッド 254 SC」、「SH-714 E」「SH-715 E」。
-発売日未定。

[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
-パナソニック・LUMIXのRAWデータ現像用ソフトウエア「SILKYPIX Developer Studio SE版」の最新バージョンを公開。
-あらたに、「Panasinoc LUMIX DMC-GF5」のRAWデータに対応。

●DNPフォトルシオ
Capture One 6.4
-PHASE ONE社のRAW現像ソフト「Capture One 6」の最新バージョンを公開。
-今回の「Capture One 6.4」では、下記の各社最新機種のRAWデータに対応。
-あらたに「キヤノン・EOS5DMark III」「PowerShot G1X」、「ニコン・D4」「D800」「D800E」、「オリンパス・OM-D E-M5」「Leaf Credo40」「Credo60」「Credo80」のRAWデータデータ現像に対応。
-あらたに、「Leaf Credo40」「Credo60」「Credo80」、「ニコン・D5100」でのPC接続撮影に対応。
-Capture One 6 からのアップデートは無料。

2012/04/25
(水)
●キヤノン 【トラブル情報】
デジタル一眼レフ「EOS 5D Mark III」で暗所で表示パネル照明を点灯すると
露出表示値が変化する事象が発生。同現象に対する対応方法を告知。希望者のみの対応に

-3月22日発売の35mmフルサイズ機「EOS 5D MarkIII」で不具合発生。
-「周囲が暗い環境下で、液晶表示パネルの照明を点灯すると、露出表示値が変化する」ことが判明。
-キャップ装着時などに、液晶表示パネル照明をONにすると、露出値がアンダー側に変化。
-同現象は、 ボディキャップやレンズキャップ装着時などに顕著に発生するため、「但し、レンズを装着した撮影では特に大きな露出への影響はございません」とアナウンス。
-該当製品は「EOS 5D Mark III」の、シリアルナンバーの頭から6ケタ目が「1」もしくは「2」のボディー。
-対応について、「ご希望のお客様につきましては、5月15日より本現象のサービス対応を開始いたします。」と告知。対応希望者は、同日以降にお客様相談センター(電話 050-555-90002)に連絡。
-現象および対応についての詳細は当該ページ参照。

●キヤノン 【発売遅延情報】
「EOS 5D MarkIII」用バッテリーグリップ「BG-E11」の発売を1ヶ月延期。5月下旬発売に
-「EOS 5D MarkIII」用アクセサリー 「バッテリーグリップ BG-E11」の発売を約1ヶ月延期。
-発表当初、「4月下旬」としていた発売時期を「5月下旬」に延期。
-4月下旬発売としていた新アクセサリーワイヤレスファイルトランスミッター WFT-E7B」「GPSレシーバー GP-E2」「アクセサリーブラケット AB-E1」については、4月28日発売に。

●パナソニック
OEM専門となる三洋電機の
デジタルカメラ/デジタルムービーカメラ事業を別会社化。「三洋DIソリューションズ」を設立

-デジタルカメラ創世記より各社モデルのOEMに携わってきた、三洋電機のデジタルカメラ/デジタルムービーカメラ事業を、「三洋DIソリューションズ株式会社」として分社化。
-同社は、各社のデジタルカメラやデジタルムービーカメラの、OEMによる開発や製造を担当。
-別法人化することで、自律性を高めて経営体質を強化。顧客や取引先との信頼関係をさらに深化。
-三洋電機の100%出資し、7月1日に新会社を設立。

●ケンコー・トキナー
トキナーブランド初のマイクロフォーサーズ専用
ミラーレンズ「Reflex 300mm F6.3MF MACRO」、正式発表。5月下旬発売

-トキナーブランドレンズ初の、マクロフォーサーズ用交換レンズ「Reflex 300mm F6.3MF MACRO」。
-600mmレンズ相当(35mm判換算)の超望遠レンズながらも、標準ズーム並みの超小型化を実現。
-実際の使い勝手を考慮し、あえてマニュアルフォーカス式に。距離エンコーダーを採用しExif情報にも対応。
-反射鏡は面精度が高い「オスカー低速研磨」。ニュートン原器同等の超高精度化を実現。
-ミラーにはアルミ反射膜に特殊加工を施すことで、高い反射効率を達成。
-高屈折率ガラスを2枚を採用。超コンパクト化と高性能化を両立。
-最短撮影距離は、0.8m。1:2の超望遠マクロ撮影が可能に。
-主要部分に高精度で対衝撃性に優れた金属製部品を採用。専用フード付属。
-大きさは、最大径66mm、全長66mm。重さ約298g。フィルター径55mm。
-マイクロフォーサーズ用。
-42,000円。5月下旬発売予定。

2012/04/24
(火)
●ニコン 【トラブル情報】
「D800」「D800E」「D7000」「Nikon 1 V1」付属
Li-ion リチャージャブルバッテリー「EN-EL15 」の一部で不具合。回収交換へ

-ニコンの主力モデル「D800」「D800E」「D7000」「Nikon1 V1」に同梱されている純正バッテリー「Li-ion リチャージャブルバッテリー EN-EL15」の一部で不具合発生。
-生産品の一部で、バッテリー内部部品の不具合が発生。機能不良で、まれに発熱しバッテリー外装が変形する場合もあり。
-本不具合は、同社工場内で確認。市場からの報告はないが、今回、対象製品を自主的に回収交換。
-対象製品は「EN-EL15」のシリアルナンバーが「 201XXXXXEXXXXX」、「201XXXXXFXXXXX」の製品。
-当該製品の使用者は、バッテリー回収交換の申し込みにより、回収交換。申込先は、専用フリーダイアル「0120-007-012」(9:00 〜 18:00。携帯やPHSからでも利用可能)へ。
-なお、「D7000」「Nikon 1 V1」付属品と単体販売の「EN-EL15」で、2012年2月末日以前に購入したものは回収対象外に。
-回収交換などの詳細は当該ページ参照。

●ユーエヌ
レンズ繰り出しによりレンズキャップが
自動的に開閉する「Canon PowerShot G1X用自動開閉式キャップ」発表

-沈胴式レンズの繰り出しにより自動開閉する「自動開閉式キャップ」のラインナップを拡充。
-あらたに「キヤノン・PowerShot G1X」用を追加。
-電源ONで自動的にキャップが開くため、キャップ取り外しの手間がなく、速写性にも貢献。
-本体への取り付けは、レンズ部周囲のバヨネットを利用。
-内蔵ストロボ使用時は、ストロボ光がややケラレる場合も。
-「PowerShot G1X」専用。
-オープンプライス。実売価格2,480円前後。

[ファームウエアUPDATE]
●キヤノン
「EOS 5D Mark III 」用ファームウエア Version 1.1.2
-35mmフルサイズデジタル一眼レフ「EOS 5D MarkIII」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.1.2では下記の点を改善。
-「GPSレシーバー GP-E2」に対応。
-オートパワーオフ状態からレリーズすると、タイミングによりピンク色被りの画像になる点を修正。
-HDR撮影時、1枚撮影後にカメラ動作が停止する点を修正。
-撮影画像のExif情報の[撮影時間] が、実際より遅い時間に記録されることがある点を修正。
-サモア国・諸島のエリアタイムゾーンを修正。
-メニュー画面のフィンランド語の誤表示を修正(日本向け製品では非表示)。

「EOS-1D Mark IV」用ファームウエア Version 1.1.1
-35mmフルサイズハイエンドデジタル一眼レフ「EOS-1D Mark IV」用最新ファームウエア。
-今年6月発売予定の「EF 24mm F2.8 IS USM」「EF 28mm F2.8 IS USM」使用時の露出精度を適正化。
-ファームアップしない場合、上記レンズでは露出になる可能性あり。

●富士フイルム
X-Pro1用ファームウエア Ver.1.01
-X-Trans CMOS搭載レンズ交換式モデル「X-Pro1」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.01では下記の点を改善。
-MF時に光学ファインダー(OVF)のブライトフレームのパララックス補正が動作するよう仕様変更。
-パワーセーブモード時、シャッター半押しで光学ファインダーが明るくなり見にくくなる点を改善。
-連写カット再生時、削除する際に削除ボタンが効かなくなる点を修正。

「XF18mmF2 R」用ファームウエア Ver.101
-「X-Pro1」用広角レンズ「XF18mmF2 R」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.01では下記の点を改善。
-MF時に光学ファインダー(OVF)のブライトフレームのパララックス補正が動作するよう仕様変更。
-パワーセーブモード時、シャッター半押しで光学ファインダーが明るくなり見にくくなる点を改善。
-連写カット再生時、削除する際に削除ボタンが効かなくなる点を修正。

「XF35mmF1.4 R」用ファームウエア Ver.1.01
-「X-Pro1」用標準レンズ「XF35mmF1.4 R」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.01では下記の点を改善。
-MF時に光学ファインダー(OVF)のブライトフレームのパララックス補正が動作するよう仕様変更。
-パワーセーブモード時、シャッター半押しで光学ファインダーが明るくなり見にくくなる点を改善。
-連写カット再生時、削除する際に削除ボタンが効かなくなる点を修正。

「XF60mmF2.4 R Macro」用ファームウエア Ver.1.02
-「X-Pro1」用望遠マクロレンズ「XF60mmF2.4 R Macro」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.02では、AF動作時にまれにピントが甘くなる場合がある点を改善。

●富士フイルム
「FinePix F770EXR」用ファームウエア Ver.1.01
「FinePix HS30EXR」用ファームウエア Ver.1.01
「FinePix F660EXR」用ファームウエア Ver.1.01
「FinePix Z1000EXR」用ファームウエア Ver.1.01
-コンパクトカメラ FinePix 「F770EXR」「HS30EXR」「F660EXR」「Z1000EXR」用さ新ファームウエア。
-今回のVer.1.01では下記の点を改善。
-マクロ、フラッシュ撮影時、反射部分が緑色になる点を低減。
-3D 2枚撮り時、1コマ目と2コマ目の色に差が出る場合がある点を改善。
-メモリー残量が少ない時、動画撮影中の静止画撮影ができない場合がある点を改善。
-特定撮影条件で明るく撮影される場合がある点を改善。

「FinePix Z110」用ファームウエア Ver.1.01
-コンパクトカメラ「FinePix Z110」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.01では、低輝度時のAF性能を改善。

[ソフトウエアUPDATE]
●ニコン
Capture NX 2 Ver.2.3.2 アップデータ(Windows)
Capture NX 2 Ver.2.3.2 アップデータ(Macintosh)
-ニコン純正RAW現像ソフト「Capture NX 2」の最新バージョンを公開。
-今回の Ver.2.3.2では、下記の点を改善。
-新製品「D3200」のRAWデータに対応。
-カメラの「自動ゆがみ補正」を「する」に設定した画像を開いたり編集すると、「Capture NX 2」が強制終了することがある点を修正。(Windows版)
-アンシャープマスクを適用し保存したNEF ファイルを、開いたり複製すると画像が乱れる場合がある点を修正。(Mac版)

●富士フイルム
FUJIFILM X-Pro1用 RAW FILE CONVERTER 機能アップデータ
-X-Pro1を始めとした同社RAWファイルを変換するソフトウエアの最新版を公開。
-RAWファイル変換の対応機種を拡大。対応機種は、「FinePix F550EXR」「F770EXR」「HS20EXR」「HS30EXR」「X100」「FUJIFILM X-S1」「X10」「X-Pro1」。
-「X-Pro1」のRAWデータ撮影ファイルで、輝度が高い部分で色付きが発生する点を低減。

2012/04/23
(月)
●タムロン
手ぶれ補正機能搭載35mmフルサイズ対応大口径F2.8の標準ズーム
「SP 24-70mm F/2.8 VC(Model A007)」のカメラ誌広告で製品名の誤植。お詫びと訂正を告知

-今月号(4月20日発売)の一部、カメラ専門誌の同レンズ広告で、レンズ名が間違ったものを掲載。
-本来、F2.8通しの「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD 」を、「 SP 24-70mm F/2.8-5.6 Di VC USD」と掲載。
-該当誌は「月刊カメラマン5月号」「日本カメラ5月号」「デジタルカメラ・マガジン5月号」「PHat PHOTO 5-6月号」「フォトマーケット4月号」に。
-フルサイズ対応の24〜70mmF2.8クラスで初めて、光学式手ぶれ補正機能を搭載。
-147,000円。キヤノン用4月26日発売。ニコン用・ソニー用近日発売。

●アドビシステムズ
定番高機能画像編集ソフト「Adobe Photoshop CS6」を含む
クリエイティブ系ソフトウエア群「Adobe Creative Suite 6」発表。Camera Raw7もアップデート

-高機能画像編集ソフト「Photoshop CS6」発表。同ソフトを含むクリエイティブ系ソフトウエア群「Adobe Creative Suite 6」も同時発表。
-「Photoshop CS6」は、きわめて多数の新機能を搭載。
-ユーザーインターフェイスを大幅に改良。
-GPUを活用するMercury Graphics Engineを搭載し、動作を高速化。
-あらたに、処理中データの自動保存機能を搭載。
-「コンテンツに応じる」機能をさらに強化。
-広角補正フィルター機能を新搭載。簡単な操作で広角や魚眼レンズの歪み補正が可能。
-ぼかしフィルターを強化。「フィールドぼかし」「虹色絞りぼかし」「チルトシフト」の3つを新搭載。
-RAW現像プラグイン「Camera Raw7」も同時アップデート。350種以上のカメラをサポート。
-5月31日まで制限なしに試用できるパブリックベータ版を公開中。
-Photoshop CS6単体 92,400円。アップグレード版 26,250円。5月11日発売。

●ペンタックスリコーイメージング & ロエベ
ペンタックスリコーとロエベ社とのコラボレーションによる
「PENTAX Q MAGENTA PINK」とケース「AMAZONA12」「LENS CASE」発表

-ペンタックスリコーと、スペインのレザー製品メーカー「ロエベ」とのコラボレーションプロダクト。
-「女性の自由」をキーワードに、ピンクの「PENTAX Q」と、ロエベ社の同色のカメラケースとレンズケースを販売。
-ロエベ社のケースはピンクのほか、ストーンとブラックを用意。
-「PENTAX Q MAGENTA PINK」 69,800 円。カメラケース「AMAZONA12」82,950 円、「LENS CASE」66,150 円。
-4月28日よりロエベ表参道直営店など限定店舗で販売開始。6月以降、ペンたっkすオンラインショップでも販売開始。国内限定発売。

●HSGi
書き込み 30MB/秒、読み出し90MB/秒を実現した
600倍速SDカード「Delkin SD 600X UHS-I シリーズ」、国内販売開始

-米国 Delkin社の600倍速SDカードの国内販売を開始。
-同製品はUHS-I対応機器で、読み込み速度90MB/秒、書き込み速度30MB/秒に。
-ラインナップは、128GB、64GB、32GB、16GB、8GBの5種を用意。
-価格は各23,600円、12,800円、6,200円、3,680円、
2,580円。5月10日出荷開始。HSGiのWebショップのみで販売。

2012/04/22
(日)
●米 SAMSUNG
WiFi機能を搭載した”スマートカメラ”
2,000万画素APSセンサー搭載ミラーレス機「NX1000」「NX210」「NX20」発表

-SAMSUNGのミラーレス機「NX」シリーズを一新。3機種を一挙発表。
-WiFi機能を搭載した”スマートカメラ”に。ワイヤレスでスマートフォンへのアクセスやWebへのアップロードが可能に。
-撮像素子は、自社開発のAPSサイズ2,000万画素CMOSセンサーを搭載。
-背面ディスプレイには、3.0型有機ELディスプレイを採用。
-コンパクトな「NX1000」、中堅機の「NX210」、144万画素EVFを備えた「NX20」の3種をラインナップ。
-米国向け発表。4月20日より開催中の北京カメラショーで展示。

2012/04/21
(土)
●ソニー
静止画や動画をオンライン経由で多彩な機器で楽しめる
独自の無料クラウドサービス「Playmemories Online」、4月25日より運用開始

-ソニーが展開するPlayMemoriesのクラウドサービス「PlayMemories Online」、4月25日よりサービスを開始。
-同サービスでは、無料で5GBのクラウドサービスを展開。
-静止画や動画データのオンライン保存や共有が可能。
-PCはもちろん、スマートフォンやタブレット端末からアクセス可能に。
-今後、同社のネット対応テレビやデジタルフォトフレームも順次対応予定。
-同サービスは、日本を始め、アメリカ、カナダ、ドイツ、フランス、イギリスでも同日より開始。
-詳細は当該ページ参照。

●ケンコー・トキナー
トキナーの主要レンズがAdobeのレンズプロファイルで対応。自動収差補正機能が活用可能に
-Adobe PhotoshopシリーズでRAWデータ現像時に適用される、自動レンズ補正機能が、トキナーレンズに対応。
-トキナーの対応レンズで撮影されたRAWデータ現像時、自動的にレンズ補正データが適用可能に。
-対応レンズは、APS対応レンズ7種。「AT-X 124 AF PRO DX 12-24mm f/4 (IF)」「AT-X 124 AF PRO DX II 12-24mm f/4 (IF)」「AT-X 165 PRO DX 16-50mm f/2.8 (IF) ASPHERICAL」「 AT-X 535 PRO DX 50-135mm f/2.8 (IF)」「AT-X M35 PRO DX 35mm f/2.8 Macro」「AT-X M100 AF PRO D 100mm f/2.8 Macro」「AT-X 116 PRO DX 11-16mm f/2.8」。
-「Adobe Camera Raw 7.0」と「Adobe Photoshop Lightroom4」で対応可能に。

2012/04/20
(金)
●オリンパス
オリンパスイメージング、代表取締役社長に小川 治男氏が就任
-オリンパス、本日の臨時株主総会で新役員人事を決定。
-オリンパス(株)の代表取締役に笹 宏行氏が就任。
-カメラ事業を包括する映像事業グループの「オリンパスイメージング(株)」の新・代表取締役社長に、小川治男氏が本日付で就任。

●ソニー
ファームウエアの不具合で発売延期された
オートポートレートフレーミング機能搭載APS機「α57」、発売日決定。4月27日発売に

-「α55」の後継機となるトランスルーセントテクノロジーを搭載のエントリー機「α57」。
-発表当初、「4月13日」としていた発売日を、4月12日に「発売日未定」に。
-本日、あらたな発売日を「4月27日」に決定。
-エントリー機で最高となる、AF追従最高秒間12コマの超高速連写性能を実現。
-連写速度は、AF追従で、テレコン連続撮影優先AEモード(画面中央を約1.4倍)で最高秒間12コマ。連続撮影優先AEモード時は秒間10コマ。通常の連続撮影時でも秒間8コマを達成。
-世界初のオートポートレートフレーミング機能を搭載。3分割構図を基本に、顔検出時にポートレートとしてバランスの取れた構図での自動トリミング画像を同時記録。
-大きさは約132.1×97.5×80.7mm。重さ約618g(電池・カード含む)。ほぼα65と同サイズに。
-オープンプライス。ボディー実売8万円前後、レンズキット95,000円前後。4月27日発売。

●タムロン
APS機用高倍率ズーム「18-270mm Di II VC PZD」
購入者対象のキャンペーン「タムロン 18-270mm Wキャンペーン」実施

-高倍率ズーム「18-270mm Di II VC PZD」購入者を対象としたキャンペーンを実施。
-同レンズ購入時に、もれなくクリーニングクロスをプレゼント。
-さらに、購入後、キャンペーンへの応募により、保証期間を1年延長し、2年のメーカー保証に。
-キャンペーン期間は4月20日〜7月31日まで。
-キャンペーンや申し込み方法の詳細は、当該ページ参照。

●シグマ
ワイド側で大口径F2.8を実現した
APSセンサー搭載機用標準ズーム「18-50mm F2.8-4.5 DC HSM」発表

-手頃な価格でコンパクトで大口径な標準ズーム「18-50mm F2.8-4.5 DC HSM」。
-「18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM」をベースに、ボディー内手ぶれ補正式のソニー用とペンタックス用向けに、手ぶれ補正機能を省いたモデルに。
-ワイド側でF2.8の大口径を実現。望遠側でF4.5を達成。
-特殊低分散ガラス2枚、非球面レンズ3枚を採用。
-インナーズーム、インナーフォーカス式を採用。高いホールド性を実現。
-最短撮影距離は全域30cmを達成。1:4.1までの撮影が可能に。
-大きさは最大径74.6mm、全長88.6mm。重さ約395g。
-マウントはソニー用、ペンタックス用を用意。
-32,550円。ソニー用 4月27日発売。ペンタックス用発売日未定。

●シグマ
手ぶれ補正機能搭載APSセンサー機向け
大口径望遠ズーム「APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSM」、ニコン用、シグマ用発表日決定

-フルサイズ機での”70〜200mmF2.8”相当となる、手ぶれ補正機能搭載APSセンサー向けの開放F2.8大口径望遠ズーム「APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSM」。
-今回、既発売のキヤノン用に続き、ニコン用とシグマ用の発売日を決定。
-独自の高額手ぶれ補正機能により、約4段分の補正効果を発揮。
-SLDガラス6枚を採用し、色収差を補正。ズーム全域で高画質を実現。
-AF駆動源に超音波モーターHSMを搭載し、AFの高速化と静粛性を実現。
-最短撮影距離はズーム全域で80cm。最大撮影倍率1:6.3。
-大きさは最大径86.4mm、全長197.6mm。重さ約1,340g。フィルター径77mm。
-マウントは、キヤノン用、シグマ用、ニコン用を用意。花形フード、三脚座付属。
-138,600円。ニコン用、シグマ用 4月27日発売。

●キヤノン
10m防水・1.5m自由落下・-10度動作を実現した、28〜140mm相当
5倍ズーム1/2.3型1,210万画素裏面照射CMOS搭載機「PowerShot D20」、発売日決定
-PowerShotシリーズの防塵防滴モデル「D20」の発売日を決定。
-2月7日の発表時、「5月中旬」としていた発売時期を、今回、「5月10日」に決定。
-10m防水、1.5mからの自由落下、-10度動作を実現。GPSも搭載。
-撮像素子は1/2.3型1,210万画素裏面照射CMOSを搭載。
-レンズは28〜140mm相当の5倍ズーム機を採用。
-背面ディスプレイは3.0型約46.1万ドット液晶。
-大きさは約112.3×70.8×28.0mm。重さ約228g。
-オープンプライス。5月10日発売。

2012/04/19
(木)
●ニコン
DXフォーマット2,416万画素CMOSセンサー搭載
エントリー系デジタル一眼レフ「D3200」発表。別売アダプターでWiFi転送にも対応

-APSサイズ 24メガセンサーを搭載したエントリー機「D3200」発表。D3100は併売。
-撮像素子に、DXフォーマットの2,416万画素CMOSセンサーを搭載。ISO感度100〜6,400。
-画像処理エンジンには「D4」と同じ「Expeed 3」を採用。
-背面ディスプレイは、3.0型約92万ドット液晶を採用。
-ガイド機能をさらに充実。ガイド機能にアシスト画像を追加。設定を変えると、アシスト画像も変化。
-別売のワイヤレスモバイルアダプター「WU-1a」(5,250円)装着により、アンドロイド端末との接続が可能。専用アプリ必要。
-ワイヤレスでの画像転送のほか、カメラ操作やライブビューを使った撮影にも対応。
-ワイヤレスでのデータ転送は、RAW(NEF)にも対応。
-キットレンズは従来と同じ「AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR」「AF-S DX VR Zoom-Nikkor 55-200mm f/4-5.6G IF-ED」を採用。
-ファインダーはペンタミラー方式。視野率約95%、倍率約0,8倍。
-AF測距は、11点。中央のみクロスタイプを採用。
-動画撮影は、1,920×1,080/30fps。
MOV記録。
-ボディーカラーは、ブラックとレッドの2種を用意。
-大きさは約125×96×76.5mm。重さ約505g。
-オープンプライス。実売はボディー 85,000円前後、ズームキット95,000円前後、ダブルズームキット12万円前後。5月下旬発売。


ナノクリスタルコート採用
FXフォーマット対応大口径広角レンズ「AF-S NIKKOR 28mm f/1.8G」発表

-FXフォーマットに対応した、ナノクリスタルコート採用大口径広角レンズ。
-最新の光学設計により、F1.8開放から優れた描写性能を実現。
-ナノクリスタルコートを採用し、ゴーストやフレアを排除。
-最短撮影距離は0.25m。
-大きさは、最大径73mm、全長80.5mm。重さ約330g。フィルター径67mm。
-93,450円。5月下旬発売。




【ニコン・D3200発表会 会場語録概要】

ニコンイメージングジャパン 取締役社長 五代 厚司氏

・今年、ニコンはすでにデジタル一眼レフを3機種発表した。
・D3200を本日発表する。
・ファミリー層でも簡単に高品質な写真が撮れる。
・撮った画像をワイヤレスでスマートフォンに転送でき、高品質な写真を、周りの人と共有できる。
・「AF-S28mmF1.8G」を発表。ナノクリスタル対応。D800/D800Eなど高画質ボディーに対応するニッコールレンズ。
・同機を活かせるレンズを今後も発表する。

ニコン 映像カンパニー マーケティング本部
第一マーケティング部ゼネラルマネジャー 笹垣 信明氏

・DXフォーマット2400万画素センサーを搭載。
・D3200は高精細で高画素の画像を、一般アマチュアにも楽しんで欲しい。
・気軽に持ち歩けるボディーに先進機能を凝縮。DXフォーマットのエントリーモデル。
・ポジショニングは、エントリークラスに、あらたにD3200を加える。
・画質にこだわるエントリーユーザー向け。立体感や臨場感が伝わる。
・ワイヤレスモバイルアダプターを発売。アンドロイド端末用。スマートフォンからのカメラ操作も可能。
・FXフォーマット対応レンズを充実。大口径な「28mmF1.8G」を今回発表。
・高性能で大口径なF1.4シリーズと、高性能で手頃な価格帯のF1.8シリーズが揃う。

ニコン 映像カンパニー 開発本部 第一設計部ゼネラルマネジャー 赤木 俊昭氏
・2400万画素センサーを搭載。新規に開発。
・画像処理エンジンは「D4」と同じ、「Expeed3」を搭載。高性能、高画質を実現。
・ISO100〜6400に対応。D3100よりも高画素で高感度に。
・ニッコールレンズがあってはじめて、高精細で高画質な写真が撮れる。
・キットレンズは「18−55mmF3.5-5.6G VR」に。

・ガイドモードを搭載。使用説明書を読まなくても、キレイな写真が撮れる。
・あらたに、アシスト画像を追加。どんな写真かわかりやすく、ガイドに沿った操作で、アシスト画像も変わる。
・夕日やブレを防ぐなどのメニューも追加。
・125×95×76.5mmと小型で、505gと軽量。
・ボディー色はブラックとレッド。
・液晶モニターは3型で92万ドットに。
・画像編集機能に、「カラースケッチ」と「セレクトカラー」を追加。
・動画は1920/30p。外部出力端子も搭載。
・別売アダプターの装着で、スマートデバイスへのワイヤレス転送。画像転送に加え、リモコン機能も。

ニコン 映像カンパニー 開発本部 第二設計部ゼネラルマネジャー 稲留 清隆氏
・高画素センサーはレンズとの相乗効果で発揮できる。
・他社がなかなか高画素対応のボディーを発売できないのは、高画素対応レンズがないからだという声もある。
・優れた設計品質。わずかな製造誤差で性能が低下してしまっては、意味がない。お客様の手元に届いたレンズが問われる。
・生産品質。優れた設計を生産する技術が大切。
・ニコンではMTFで全数検査している。他社は投影解像力で出荷しているところが多いが、ニコンでMTF。
・投影検査では検査距離での性能。ニコンのMTFではレンズ周辺の画像をMTFで検査することで高い検査品質に。
・「28mmF1.8G」は明るく、シャープで、ボケがキレイなレンズ。ナノクリスタルコートを採用。
・ニコンでは、設計段階で、実写に相当するシミュレーション技術を有している。実写シミュレーションにより、レンズの解像力だけでなく、ゴーストやボケ味までシミュレートできる。それをフィードバックしながら設計する。
・ニコンはズームレンズはもちろん、単焦点レンズを含めたラインナップを今後も充実させてゆく。

<質疑応答>
Q. Nikon1との棲み分けは?.(山田)
A. Nikon1は小型センサーによる高速性を最大限に活用。メインのターゲットはコンパクトカメラからのステップアップ。D3200はDXやFXフォーマットの高画素で高画質。写真としての表現の幅を楽しみたいユーザー向け。

Q. ワイヤレス機能はなぜ本体に内蔵しなかったのか?(山田)
A. 内蔵により、ボディーが大きくなる、小さく納めたいので、今回は使いたい方に向けて。

Q. 24メガAPSセンサーはソニーにもあるが、それと同じものか、違うものか?(山田)
A. センサーは違います。開発はニコンで行っています。

Q. 現行のニコンのエントリー系レンズでも大丈夫なのか?(山田)
A.. エントリー系のほかのレンズでも大丈夫です。

Q. D3200の高画素化で、他の4ケタ台のカメラを今後高画素で出すのか?
A. 将来製品については、この場で答えられない。いろいろな可能性を探ってゆきたい。

Q. キットレンズで十分に性能が発揮できるのか?
A. 社内でもそのような話があった。設計の段階でレンズの実写評価相当ができるので、24メガで撮ったときの画像をシミュレーションで確認してすすめたので、大丈夫ですといえる。



【ガイドモード機能】
 「D3000」系の特徴であるライブガイド機能をさらに充実。今回の「D3200」では、内容や効果がよりわかりやすいように、アシスト画像を追加。ガイドモードでテクニックを選び、メニューに応じて設定を変えると、その効果を画像で確認することができる。
 新設された「夕日を赤く撮る」では、ホワイトバランスを変更すると、それに応じて、アシスト画面の色調も変化するので、効果がわかりやすい。

【ワイヤレス機能】
 別売のワイヤレスモバイルアダプターを購入し、「D3200」に直接装着することで、WiFi経由でスマートフォンやタブレット端末へのコネクトができる。対応OSは現状、アンドロイドのみで、iOS用も追って登場するという。アダプターはカメラ側面のカバーを開けて装着する。とてもコンパクトなアダプターだが、装着したまま持ち歩くのは難しそう。
 アンドロイド用アプリを利用することで、端末へのデータ転送や端末からのカメラ操作が可能。データ転送は一覧から転送するカットを選ぶのだが、サムネール一覧時は、サムネールが正方形なので、縦横判別ができず、画面のフレーミングを確認しながら画像を選ぶことができない。その際には、いちいち、サムネールを選んで拡大表示する必要があり、選択操作は面倒。
 RAWデータも転送できるが、一覧表示ではRAWもJPEGも同列に表示される。NEFデータはサムネール上に小さくNEFアイコンが表示されるが、JPEGのみを表示する機能が欲しいところ。
 アンドロイド端末からカメラを操作する場合、カメラのライブビュー画面を端末側で見ながら撮影できる点は便利。ただ、同機能の画面は縦長画面のみで、ライブ画像も小さめ。画面中央にレリーズボタンがあり、触れると撮影できるが、タブレット端末の場合、端末を持ちながらボタンにタッチするのはやや不安定。できれば、ボタンの位置をカスタマイズしたいところ。今後のバージョンアップに期待したい。





●オリンパス
「OM-D E-M5」シルバーモデル、
生産遅れにより品薄状態に。予約キャンペーンの受付期間延長へ

-3月31日に発売された「OM-D E-M5」のシルバータイプについて告知。
-現在、シルバーボディーが、生産の遅れにより品薄状態。
-発売日以前の予約者の一部に、製品が届いていないケースもあり、5月中旬頃になる見込み。
-そのため、シルバーカラーの予約者限定で「OM-D予約キャンペーン」の受付期間を「5月23日」まで延長。

2012/04/18
(水)
●ソニー
昨年のタイ洪水で発売延期となっていた、標準ズーム「18-55mm F3.5-5.6 OSS」と
望遠ズーム「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」を同梱したWズームキット「NEX-5NY」、発売日決定

-中堅ミラーレス機「NEX-5N」のダブルズームキット「NEX-5NY」の発売日を決定。
-昨年の発表当初、「11月11日」としていたが、タイ洪水の影響で発売時期を延期。
-今年1月19日時点で「5月発売」としていた発売時期を、今回「5月18日」に決定。
-「NEX-5N」ボディーに、標準ズーム「E 18-55mm F3.5-5.6 OSS」と、望遠ズーム「E 55-210mm F4.5-6.3 OSS」を同梱した、ダブルキットに。
-ボディーカラーは、シルバー、ホワイト、ブラックの3種を用意。
-オープンプライス。5月18日発売。

●オリンパス
同社運営のフォトクラウドサービス「ib on the net」をリニュアル
データ保存容量や枚数、保存期間制限を解除。実質的に無料・無制限に

-オリンパスが運営するフォトクラウドサービスを大幅にリニュアル。
-これまでの保存容量や保存枚数、保存期間の制限を解除。
-保存されたデータは、翌月末までオリジナルサイズで保存。その後、1,600×1,200ピクセルに縮小リサイズされるものの、保存期間は無制限に。
-リニュアル記念キャンペーンを実施。クラウド利用サービスの無償提供や「OM-D E-M5」を抽選3名にプレゼント。
-サービスやキャンペーンの詳細は当該ページ参照。
-4月17日リニュアル。

[ソフトウエアUPDATE]
●オリンパス
E-M5用ファームウェアアップデート Ver.1.1
-OM-D E-M5のファームウエアをアップデートするためのPC用ソフトウエア。
-レンズのファームウェアアップデート中、アップデートが停止する場合がある点を改善。
-「ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye」「ED 18-180mm F3.5-6.3」「LEICA D VARIO-ELMAR 14-150mm」との組み合わせで手ぶれ補正動作を修正。

2012/04/17
(火)
●キヤノン 【トラブル情報】
「EOS 5D Mark III」とEFレンズ 「EF200mm F2L IS USM」
「EF800mm F5.6L IS USM」との組み合わせで異音が発生する不具合。原因調査解明中

-先だって発売された「EOS 5D Mark III」と、特定EFレンズとの組み合わせで不具合発生。
-同機と「EF200mm F2L IS USM」もしくは、一部の「EF800mm F5.6L IS USM」の組み合わせで、レンズから異音が発生。
-発生条件は、レンズのIS設定がONでAF動作時、レンズのIS作動に連動し異音が発生。
-上記以外の組み合わせでは発生せず。
-現在、原因を調査し、解析を開始。対応については後日同社HPで告知。

●TIPA
欧州の映像関連製品アワード「TIPA AWARDS 2012」発表
-この1年間に欧州で発売された新製品対象のアワード「TIPA AWARDS 2012」を発表。
-TIPAは、欧州の主要なカメラや映像関連専門誌で構成。同アワードは、毎年、各カテゴリーからもっとも優れた製品を選定。
-主なカテゴリーの最優秀製品は下記の通り。

カテゴリー 機種名
Best Digital SLR Expert Nikon D800
Best Digital SLR Entry Level Nikon D5100
Best Digital SLR Professional Canon EOS-1D X
Best Video Digital SLR Canon EOS 5D Mark III
Best Professional DSLR Lens Canon EF 8-15mm f/4L USM fisheye lens
Best Expert DSLR Lens Sigma APO MACRO 180mm F2.8 EX DG OS HSM
Best CSC Expert Sony Alpha NEX-7
Best Digital SLR Advanced Sony Alpha SLT-A65
Best CSC Advanced Panasonic LUMIX GX1
Best CSC Entry Level Olympus PEN E-PL3
Best CSC Professional Fujifilm X-Pro1
Best Superzoom Camera Fujifilm X-S1
Best CSC Expert Lens Panasonic LUMIX G X Vario PZ 14-42mm
Best CSC Fixed Focus Lens Olympus M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm 1:2.0
Best CSC Entry-Level Lens Tamron 18-200mm F/3.5-6.3 Di III VC
Best Entry Level DSLR Lens Sigma 18-200mm F3.5-6.3 II DC OS HSM
Best Premium Camera Leica M9-P
Best Expert Compact Camera Canon PowerShot G1 X
Best Rugged Compact Camera PENTAX Optio WG-2
Best General Compact Camera Samsung MV800
Best Professional Videocamera Canon EOS C300 Digital Cinema Camera


[ファームウエアUPDATE]
●ニコン
Nikon COOLPIX S4150 用ファームウェア Ver.1.1(Windows)
Nikon COOLPIX S4150 用ファームウェア Ver.1.1(Macintosh)
-特定販路向けタッチパネル搭載コンパクトカメラ「COOLPIX S4150」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.1では、撮影した動画をカメラ本体で再生すると、映像と音がずれて再生される点を修正。

[ソフトウエアUPDATE]
●キヤノン
Digital Photo Professional 3.11.26 アップデーター for Windows
Digital Photo Professional 3.11.26 アップデーター for Mac OS X
-純正RAW現像ソフト現像ソフト「DPP」の最新版を公開。
-今回のVer.3.11.26では下記の点を改善。
-前バージョンで発生していた「EOS 5D MarkIII」の、RAWデータ現像時に本来の画像特性が得られない点を修正。
-「EF24mm F2.8 IS USM」「EF28mm F2.8 IS USM」「EF24-70mm F2.8L II USM」「EF500mm F4L IS II USM」「EF600mm F4L IS II USM」に対応。
-「EOS 5D Mark III」「EOS-1D X」の撮影画像に対応。
-デジタルレンズオプティマイザ機能を追加。
-多重合成ツール、HDRツールを追加。
-クイックチェックツールで大量の画像確認時の障害を修正。

2012/04/16
(月)
●オリンパス
写真投稿コミュニティサイト「FotoPus」内に
女性ユーザー限定の写真生活サイト「SWEET PHOTO」を開設。4月17日正式オープン

-同社が運営する写真投稿コミュニティーサイト「FotoPis」の新展開として、写真を本格的に楽しむ女性ユーザー向けの写真生活サイト「SWEET PHOTO」を開設。
-コンセプトは「初めてでも、おしゃれに写真を楽しみたい女性」に。
-写真の加工をサポートする「DECO PHOTO」、有名人による「SPECIAL CONTENTS」、写真投稿による「PHOTO GALLERY」、カメラを”着こなす”「CAMERA STYLE」、楽しくおしゃれな写真を撮る「HOW TO ENJOY」、情報交換用の「COMMUNITY」など6つサービスを用意。
-女性ユーザー限定。閲覧や利用には「FotoPus」の会員登録(無料)が必要。
-4月17日 11時よりオープン。

●ケンコー・トキナー
手持ちのレンズで近接撮影ができる厚さ10mmと16mmのリングをセットにした
ミラーレス機用アダプター「デジタル接写リングセット」、マイクロフォーサーズ用、NEX用発表
-ケンコーの「デジタル接写リングセット」に、ミラーレス機用を追加。
-今回あらたに、「マイクロフォーサーズ用」と「ソニー・NEX用」を追加。
-レンズとボディーの間に装着することで、レンズの最短撮影距離よりさらに近距離での撮影が可能。
-接写リングは、厚み10mmと16mmの2種をセットとして販売。
-2つを接写リングを重ね、26mm相当の接写リングとしての利用も可能。
-AFやAE機能などの連動機構にも対応。
-マイクロフォーサーズ用とソニーNEX用をラインナップ。
-18,690円。4月18日発売。

[ソフトウエアUPDATE]
●ソフトウエア・トゥー
DxO Optics Pro v7.2.2
-フランス・DxO Labs社の独自RAW現像ソフト「DxO Optics Pro」の最新版を公開。
-同ソフトはカメラボディーとレンズの組み合わせによる補正データを適用することで、画像を最適化。
-今回のVer.7.2.2では、あらたに「ニコン・D4」「オリンパス・XZ-1」「同E-P1」のRAWデータに対応。

2012/04/15
(日)
●ケンコー・トキナー
今春発売予定の新製品三脚の「SCシリーズ」の発売を再度延期
-今春発売予定の
-SCシリーズは、タイ洪水被害でタイの同社工場が被災した後、中国工場に移管して製造される新シリーズに。
-発売時期の再度遅延理由について、「製造上の遅れ」と説明。
-今回、発売が延期されるのは「SC 503 DX」「SC 504 DX」「SC 503 DX脚」「SC 504 DX脚」「SC 204 DX」「SC 104 DX」「SC 303 カーボン」「SC 304 カーボン」、「カーボンポッド 254 SC」、「SH-714 E」「SH-715 E」。発売日は「4月20日」から「4月27日」に。
-グリップ三脚「AF-1000E」は「5月11日発売」から「発売日未定」に。

2012/04/14
(土)
●キヤノン 【トラブル情報】
デジタル一眼レフ「EOS 5D Mark III」で
暗所で表示パネル照明を点灯すると露出表示値が変化する事象が発生。対応方法検討中

-3月22日発売の35mmフルサイズ機「EOS 5D MarkIII」で不具合発生。
-「周囲が暗い環境下で、液晶表示パネルの照明を点灯すると、露出表示値が変化する」ことが判明。
-キャップ装着時などに、液晶表示パネル照明をONにすると、露出値がアンダー側に変化。
-現在対応方法を検討中。決定次第、同社のホームページでアナウンス。

[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio Pro5( Windows )Ver.5.0.14
SILKYPIX Developer Studio Pro( Macintosh ) Ver.4.1.56
SILKYPIX Developer Studio 4.0( Windows/Macintosh ) Ver.4.0.56
-高機能・高画質RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」各シリーズをアップデート。
-今回の新バージョンでは、あらたに「ニコン・D800E」「オリンパス・OM-D E-M5」に対応。

2012/04/13
(金)
●キヤノン 【発売延期】
ハイエンドデジタル一眼レフ「EOS-1D X」の発売を延期。6月中旬発売へ
大口径標準ズーム「EF24-70mm F2.8L II USM」の発売を延期。7月上旬発売へ
-キヤノンのEOSシリーズのハイエンド機材の発売を相次いで延期。
-ハイエンド機「EOS-1D X」の発売を再度延期。発表当初は「3月下旬」としていた発売時期を、一度「4月下旬」に延期。そして今回、発売時期を再度延期し、「6月中旬」発売に。
-大口径標準ズーム「EF24-70mm F2.8L II USM」の発売を延期。「4月発売」から「7月上旬発売」へ。
-「EOS-1D X」関連アクセサリー、GPSレシーバーやワイヤレスファイルトランスミッターなども「6月中旬発売」に。

●キヤノン
Ha線の透過率を通常の3倍に高めた
天体撮影専用デジタル一眼レフ「EOS 60Da」発売日決定。4月19日発売に

-天体撮影に特化した撮像特性を備えた受注販売のデジタル一眼レフ「EOS 60Da」。
-発表当初、「4月下旬」としていた発売時期を、「4月19日発売」に決定。
-ローパスフィルターユニットの特性を変更することで、Ha線の透過率を「EOS 60D」の約3倍に向上。
-同特性により、バラ星雲やバーナードループ、馬頭星雲など散光星雲が発する、水素の輝線スペクトルであるHa線の撮影が容易に。
-分光特性が異なるため、一般撮影ではカラーバランスが崩れるため不向きに。
-電源は「EOS 60D」と同等。バルブ撮影で約6時間の撮影が可能。
-オープンプライス。実売154,800円(同社直販価格)。4月19日発売。受注販売。

●キヤノン
CFカードに4Kムービーを記録できる「CINEMA EOS EOS-1D C」、国内正式発表
-海外先行発表の「EOS-1D C」を日本国内向けに正式発表。
-「EOS-1D X」ベースの小型軽量ボディーで、超高精細な4K動画(4,096×2,160)に対応。
-4K動画記録にはCFカードを採用。記録形式はMotion JPEG(24p/8ビット)に。
-4K動画を非圧縮のYCbCr 4:2:2でHDMI端子から外部出力可能。外部レコーダーへの記録も可能。
-フルHDの60p動画記録にも対応。広ダイナミックレンジ「Canon Logガンマ」にも対応。
-撮像素子は35mmフルサイズの約1,810万画素CMOSセンサーを搭載。常用感度ISO25600。
-レンズマウントは通常のEFマウントを採用。豊富なEFマウントレンズを活用可能。
-オープンプライス。2012年10月発売予定。

●キヤノン
開発中の業務用30型4K動画ディスプレイ、「NAB Show 2012」に参考出展
-「CanonExpo2010」で参考出品された、開発中の30型4K動画ディスプレイ。
-同機の試作機を、4月16日よりラスベガスで開催される映像放送機器展「NAB Show 2012」に参考出展。
-同機は、4Kの映像制作現場でのマスターモニターとしての業務用ディスプレイとして展開。
-仕様、価格ともに未定。2012年年内に製品化を予定。

●キヤノン
4K動画のRAWデータ出力に対応する
レンズ交換式4K対応デジタルシネマカメラ「EOS C500」「EOS C500 PL」、開発発表

-今年1月に発売された、フルHD対応のレンズ交換式モデル「EOS C300/EOS C300 PL」ベースの、4K対応デジタルシネマカメラ、「EOS C500」「EOS C500 PL」を開発発表。
-高精細4K(4,096×2,160ピクセル)映像を、RAWデータで出力可能。
-2K(2,048×1,080画素)出力時には、画像処理が容易なRGB 4:4:4信号(12ビット)出力に。
-EFマウント用とPLマウント用を用意。
-開発発表。仕様、価格とも未定。2012年年内発売予定。

●キヤノン
CINEMA EOSシステム用ズームレンズ
「CN-E15.5-47mm T2.8 L S」「CN-E30-105mm T2.8 L S」、EFマウント、PLマウント用開発発表

-キヤノンの動画システム「CINEMA EOS」用交換レンズ2種を開発発表。NABで参考出品。
-広角系ズームレンズとして、EFマウントの「CN-E15.5-47mm T2.8 L S」、PLマウントの「CN-E15.5-47mm T2.8 L SP」を開発。
-望遠系ズームとしてEFマウントの「CN-E30-105mm T2.8 L S」、PLマウントの「CN-E30-105mm T2.8 L SP」を開発。
-いずれも、本日発表の4Kカメラに対応。
-開発発表。仕様、価格ともに未定。2012年年内発売予定。

●シャープ
クラス最高の高画素化を実現した
1/2.3型2,000万画素CCDイメージセンサー「RJ23G3BA0LT」発表

-コンパクトカメラで主流の1/2.3型タイプで最高画素数となる2,000万画素CCDを発表。
-従来比で約20%の細密化を図った、1.20ミクロンの画素セルを開発し、超高画素を実現。
-集光効率を高めることで、従来の1/2.3型1,600万画素CCDと同等の感度を実現。
-1,280×720/30fpsのハイビジョン出力にも対応。
-サンプル価格 2,300円。4月26日サンプル出荷開始。量産は2012年8月を予定。

●カシオ
メイクアップ機能など新搭載したフリースタイルデザインの21mm超広角レンズ搭載
1/2.3型1,210万画素裏面照射CMOS搭載機「EXILIM EX-TR150」、予約多数で発売前に販売終了

-中国などで高い人気を誇るフリースタイルデザインの自分撮りモデル「TR100」の後継機「TR150」。
-4月20日発売予定だった同機だが、発売前に、生産台数を上回る予約になる見込み。
-そのため、発売日前ながらも、やむを得ず、販売終了へ。
-オープンプライス。4月20日発売。

●米 キヤノン
超高精細な4K動画記録を実現した
EOS-1DXベースのレンズ交換式ムービーカメラ「EOS-1D C」、海外発表

-キヤノンの映像制作システム「CINEMA EOS」が、高精細な4K動画世代へ進化。
-4K対応デジタル一眼やレンズ交換式ムービーカメラ、4K対応モニターを、米国で4月16日より開催される放送機器展「NAB2012」に向けて一挙発表。
-昨年11月4日の「CINEMA EOS」発表時に参考出品された、「EOS-1D X」ベースの4K対応デジタル一眼ムービーカメラを「EOS-1D C」として正式発表。
-撮像素子は35mmフルサイズの18メガCMOSセンサーを搭載。
-4K(4096×2160ピクセル)の高精細動画撮影に対応。フレーム数は24fps。4K時の有効センサーサイズはAPS-Hサイズに。
-さらに、フルHD(1920×1080)の60fps/50fps動画撮影にも対応。フルHD時は、センサーいっぱいの長辺36mmでの撮影と、スーパー35mmサイズでの撮影の2つから選択可能。
-4Kムービー記録は、カメラ内のCFカードに保存可能。
-カメラのHDMI端子からYCbCr非圧縮で8ビット4:2:2信号を外部レコーダーに出力可能。
-レンズマウントはEFマウントを採用。豊富なEFマウントレンズでの撮影が可能に。
-希望小売価格は15,000ドル(約120万円前後)。2012年年内発売予定。

4K撮影に対応したムービーカメラスタイルの
レンズ交換式カメラ「EOS C500」、PLマウントの「C500PL」、米国発表

-ムービーカメラスタイルのレンズ交換式カメラで、4K撮影に対応した「C500シリーズ」を開発発表。
-レンズマウントにより、EFマウント対応の「C500」と、PLマウントの「C500PL」の2種を用意。
-4Kムービーは、フルHDの4倍となるクアッドフルHD (3840×2160ピクセル)を採用。
-撮像素子は新開発のスーパー35mmサイズのCMOSセンサーを採用。
-NAB2012に出展。価格・発売時期未定。

2012/04/12
(木)
●ソニー 【発売延期】
オートポートレートフレーミング機能を搭載した
APSセンサー搭載機「α57、ファームの不具合で発売を延期。発売日未定に

-「α55」の後継機となるトランスルーセントテクノロジーを搭載のエントリー機「α57」の発売を延期。
-明日13日発売予定だった同機に「ファームウエアに起因する問題」が発生。
-発表当初、「4月13日」としていた発売日を、「発売日未定」に変更。
-エントリー機で最高となる、AF追従最高秒間12コマの超高速連写性能を実現。
-連写速度は、AF追従で、テレコン連続撮影優先AEモード(画面中央を約1.4倍)で最高秒間12コマ。連続撮影優先AEモード時は秒間10コマ。通常の連続撮影時でも秒間8コマを達成。
-世界初のオートポートレートフレーミング機能を搭載。3分割構図を基本に、顔検出時にポートレートとしてバランスの取れた構図での自動トリミング画像を同時記録。
-大きさは約132.1×97.5×80.7mm。重さ約618g(電池・カード含む)。ほぼα65と同サイズに。
-オープンプライス。実売8万円前後(ボディー)。発売日未定。

[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX DSP5 Macintosh版 Ver.5.0.0.7Beta
-高機能・高画質RAW現像ソフト「SILKYPIX DSP5」のMacintosh用最新Beta版。
-今回のVer.5.0.0.7Betaでは、下記の点を改善。
-試用期限を2012年05月23日までに変更。
-ツールチップヘルプ、ウェルカム画面関係を実装。
-キー設定で機能が割り振られていても動作しないキーがある点を修正。
-returnの上にあるdeleteキーが動作しない点を修正。
-GPS緯度経度の編集でスピン操作で変わる値が逆だった点を修正。
-画像のプロパティで[現像時に記録しない]のチェックが正しく動作しない点を修正。
-「選択コマをすぐにバッチ現像へ登録」の機能が制限されていた点を修正。
-その他、UIの未完成部分の実装と修正。

●ペンタックスリコーイメージング
「PENTAX Digital Camera Utility4」Ver.4.35 for Windows
「PENTAX Digital Camera Utility4」Ver.4.35 for Mac
-同社一眼レフ付属ソフト「PENTAX Digital Camera Utility 4」の最新バージョン。
-レンズ名データに「smc PENTAX-DA 40mmF2.8 XS」を追加。
-トーンジャンプの発生が軽減されるようライブラリを更新。
-前バージョンのVer.4.34でヘルプが表示できないことがある点を修正(Mac版)。
-PENTAX K-7/K-x/645D/K-r/K-5用。

2012/04/11
(水)
●ニコン
明日発売のローパス効果を打ち消した
FXフォーマット36.3メガCMOS搭載デジタル一眼レフ「D800E」、大幅な品薄状態に

-明日12日発売の「D800E」が、大幅な品不足になる可能性について告知。
-同機についてニコンでは「予想をはるかに上まわるご予約をいただいており、発売当初は数量が十分でないこと」を予想しており、「お届けまでにお時間をいただく場合がございます」と事前にアナウンス。
-当初より、「D800」と「D800E」の生産比率を9:1としており、「D800」を超える品薄状況になる可能性も。

●宮本製作所
「富士フイルム・X-Pro1」に各社レンズを装着できる
RAYQUALブランドのレンズマウント変換アダプター、計9種発表

-APSセンサー搭載機「富士フイルム・X-Pro1」用マウント変換アダプターを発表。
-同アダプターを併用することで、他社マウントレンズを「X-Pro1」で利用可能に。
-種類は、ニコンFマウント、ペンタックスKマウント、キヤノンFDマウント、コンタックス/ヤシカマウント、オリンパスOMマウント、M42マウント、エキザクタマウント、ライカRマウント、ライカMマウントの各マウント用を用意。
-絞り操作可能な、ニコンGタイプ用とペンタックスDA用も準備中。
-19,950円。同社直販価格14,700円。直販サイトでは4月12日発売。量販経由は6月下旬頃発売予定。

●ケンコー・トキナー
上面液晶保護用フィルムを改善した
液晶保護フィルム「液晶プロテクター EOS 5D MarkV専用」発売開始

-カメラの液晶部分を保護するプロテクトフィルムの「EOS 5D MarkIII」用の改良版の発売を開始。
-同機は液晶カバーの表面が平面ではなく、湾曲しているため、現行品では片側が浮いて、剥がれやすくなってしまう不具合を改善。
-同社は、パネル部の彎曲部分に対応できるよう厚みの薄い液晶プロテクターを用意。新仕様の「液晶プロテクター EOS5DマークV用N」として改良版を発売。
-基本的な素材やコーティング層などは変更なし。
-1,800円。4月9日発売開始。

2012/04/10
(火)
●アイファイジャパン
PCなしに初期設定ができる新機能「スマホかんたん設定」を搭載
カメラから直接スマートフォンに転送できる「Eye-Fi Mobile X2 4GB for ドコモ」発表

-WiFi機能搭載SDメモリーカード「Eye-Fiカード」の新展開。
-デジタルカメラからEye-Fiカードから直接、WiFi経由でNTT DoCoMoのAndroid OS スマートフォンに画像転送ができる「Eye-Fi Mobile X2 4GB for ドコモ」を発表。
-同カードがアクセスポイントになるため、WiFi環境下でなくても利用可能。
-PCでの設定をせず、初期設定なしにAndroid OS搭載スマートフォンへのデータ転送が可能。
-利用時は、スマートフォン側で専用ソフトをダウンロードし、製品記載の10ケタの認証コードを入力するだけで使用可能。QRコードでの設定にも対応。
-なお、従来の「Eye-Fi Mobile X2」でもPCで設定することで、スマートフォンへの転送は可能。
-オープンプライス。4月13日販売。NTTドコモの販売チャネルでの販売に。

●キヤノン
IXY1 / IXY420FからAndroid端末への画像転送ソフト
「CameraWindow(for Android)」の公開時期を延期。6月対応予定に

-今春発売のWiFi対応コンパクトカメラ「IXY1」「IXY420F」対応のAndroid端末用アプリケーション「CameraWindow(for Android)」の公開時期を延期。
-同アプリを経由することで、Android OSのスマートフォンやタブレット端末に転送可能。
-「開発の都合により」、同アプリの提供時期が発表当初より遅くなり、「2012年6月対応予定」に。
-無償公開。公開時期6月予定。

[ファームウエアUPDATE]
●ニコン
Nikon COOLPIX S9300 用ファームウェア Ver.1.1 for Windows
Nikon COOLPIX S9300 用ファームウェア Ver.1.1 for Macintosh
-今春のCOOLPIXシリーズの中核機種「S9300」用最新ファームウエア。
-別売ACアダプター「EH-62F」使用時、内蔵フラッシュをポップアップすると、まれにハングアップする点を修正。

2012/04/09
(月)
●カメラ記者クラブ
「カメラグランプリ2012」、ユーザー投票による選考部門
「あなたが選ぶベストカメラ賞」のWeb投票、明日10日夜まで受付中

-カメラ記者クラブ主催「カメラグランプリ2012」のユーザー参加型部門「あなたが選ぶベストカメラ賞」の投票を受付中。明日10日までWebで投票可能。
-同賞はユーザー投票により、最も優れた1機種を選ぶもの。
-投票方法は、専用Webページにアクセスし、選考機種カメラカメラ一覧から機種を選定し、必要項目を記載するだけで可能。
-今回は投票者の中から抽選で、デジタルカメラやカメラ記者クラブ特製グッズを進呈。
-投票受付は、明日4月10日(火)23時59分まで。
-カメラグランプリ2012の詳細については当該ページ参照。

●ジェネラル・イメージング・ジャパン
薄さ19mmボディーで28〜280mm相当の光学10倍ズームを実現した
実売14,800円の1/2.3型1,440万画素CMOS搭載コンパクト機「GE E1410SW」発売

-CP+2012で公開された、14.4メガCMOS搭載10倍ズーム「E1410SW」を発売。
-28〜280mm相当の光学10倍ズームを搭載しながら、最薄部約19mmの薄型ボディーを実現。
-撮像素子は、1/2.3型1,410万画素CMOSを搭載。裏面照射型ではないが、受光素子に高効率に光を導くライトガイドと大型フォトダイオードを採用し、高感度・低ノイズ化を実現。
-レンズは28〜280mm相当の光学10倍ズーム。5.0〜50.0mmF3.2〜5.6。非球面レンズ採用。
-背面ディスプレイは、3.0型約23万ドット液晶を採用。
-連写速度は、フル画素で約10コマ/秒を実現。
-多重露出機能やHDR機能を搭載。最大180度のパンショット・パノラマ撮影機能も搭載。。
-ビューティー(美肌)モード搭載。美肌のほか、目の大きさも変更可能に。
-動画記録は1920×1080/30fps。MOV記録。
-ボディーカラーは、ブラウン、ブラック、シャンパンゴールド、カーディナルレッドの4種。
-大きさは約98.3×56.8×25.1mm。約136g。
-オープンプライス。実売14,800円前後、4月6日発売開始。

●パナソニック
防水・耐静電気・耐磁石・耐エックス線・耐衝撃・耐温度性能を備えた
記録データを保護に適したClass10対応SDHCカードの新ラインナップを発表

-6種類のプルーフ機能によりデータを保護する、高い安全性を備えたClass10対応のSDHCカード。
-水深1mで30分間の「防水」機能、静電気放電試験をクリアする「耐静電気」、直流磁場1000ガウスで約1分間の「耐磁石」、エックス線0.1Gy被ばく対応の「耐エックス線」、耐曲げ荷重20N以上で耐ねじれトルク0.3N・m以上の「耐衝撃」、-25〜+85度動作の「耐温度」などの耐性を実現。
-カード内部の破損での過電流や異常熱でもヒューズ機能により、カード本体の発熱や発火を防止。
-スピードクラスはClass10対応。RAWデータやHD動画記録に対応。
-ラインナップは、32GB、16GB、8GB、4GBの4種を用意。
-オープンプライス。5月18日発売。

2012/04/08
(日)
●SHGi
UDMS6に対応した700倍速CFカード「Delkin・CF 700X UDMA6シリーズ」、国内発売開始
-700倍速書き込みを実現したDelkin社製CFカードの国内販売を開始。
-UDMA6規格に対応。秒67MB以上の高速書き込みが可能に。
-RAWデータ記録はもちろん、HD動画撮影などにも好適。
-設計・製造は、米カリフォルニア州サンディエゴの自社工場に。
-64GB、32GB、16GBの3種をラインナップ。
-読み出し速度秒75MB、書き込み秒40MBの500倍速タイプも同時発売。
-700倍速の64GBは22,480円、32GB 9,980円、16GB 5,480円。4月6日より受注開始。

2012/04/07
(土)
●駒村商会/アドプラス
シャッターボタンでの撮影や自分撮りも容易な
クラッシックカメラ風デザインのiPhone4/4S用ケース「GIZMON iCA for iPhone4/4S」発表

-クラッシックカメラ風デザインのiPhone 4/4S用ケース、アドプラス社の「GIZMON iCA for iPhone4/4S」を駒村商会で取り扱い開始。
-ケース側のシャッターボタンを使っての撮影も可能。
-ダミーレンズ分にあるミラーにより自分撮りも容易に。
-ストラップも付属しており、首から下げての持ち歩きも。
-同ケースを装着した状態で三脚に装着できる専用スタンドも付属。
-外観色はホワイト、ブラック、ブラウン、ミリタリーの4色を用意。
-大きさは約78×122×280mm。重さ約50g。
-オープンプライス。4月25日より取り扱い開始。

2012/04/06
(金)
●ケンコー・トキナー
静音化とAF速度向上を実現した、APSセンサー機向け大口径超広角ズーム
「AT-X 11〜16mmF2.8(IF) ASPHERICAL (「AT-X 116 PRO DX U)」、発売日を1日延期

-同社のAPS機向け超広角ズーム「AT-X 11〜16mmF2.8」の第2世代モデル「AT-X 11〜16mmF2.8(IF) ASPHERICAL」の、ニコンマウント用発売日を、1日だけ延期し、「4月7日発売」に。
-AF駆動源に、新開発のDCモーター「SD-M」を採用。モーターと減速ギアを密閉形状化することで、AF動作の静音化を実現。
-「AT-X 16-28 F2.8 PRO FX」と同じ、高分解能のGMRセンサーを採用。より高精度で高速なAFに。
-従来レンズをベースに、コーティングを改善。シャドー側の階調性を向上。
-全群にP-MO非球面レンズを採用し、後群にガラスモールド非球面レンズを配置することで、ディストーション補正を始め、諸収差を補正。
-蛍石に近い特性を備えた超低分散のSDガラス「FK03」を2枚採用し、色収差を除去。
-リングを前後させることで、AF/MF切り替えが可能。
-最短撮影距離は、全域0.3mを達成。活用頻度の高いC-PLフィルターなども使用可能。
-大きさは、最大径84.0mm、全長89.2mm。重さ550g。フィルター径77mm。
-94,500円。ニコン用4月7日発売。キヤノン用7月下旬発売。

●オリンパス 【トラブル情報】
「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」用ファームウエアVer.1.1、一時公開中断へ
-防塵防滴仕様のパワーズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ」用ファームウェアで不具合。
-アップデート中に、アップデートが停止してしまう場合があるため、アップデータの公開を一時中断。
-現在、対応を検討中。ダウンロード済みでアップデート予定のユーザーは、アップデートしないことを推奨。
-すでにアップデートが正常に終了したユーザーは問題なし。

2012/04/05
(木)
●パナソニック
14種のクリエイティブコントロール機能を備えた、さらに高画質化を図った
4/3型の新開発1,210万画素LiveMOSセンサー搭載ミラーレス機「LUMIX DMC-GF5」発表

-特殊効果系の14種のクリエイティブコントロール機能を備えた「GF3」の後継機「GF5」発表。
-従来のシーンモードに加え、あらたに、「ポップ」「レトロ」「ハイキー」「ローキー」「セピア」「ダイナミックモノクロ」「インプレッシブアート」「ハイダイナミック」「クロスプロセス」「トイフォト」「ジオラマ」「ソフトフォーカス」「クロスフィルター」「ワンポイントカラー」の14種のクリエイティブコントロール機能を搭載。
-上記の大半の機能で、効果の強弱や色合い調整が可能。さらに、露出補正や被写界深度調整も可能に。
-各シーンモードに撮影ガイドを加えたシーンガイド機能を装備。画面効果や設定内容を理解しながら写真を楽しめる機能に。
-撮像素子は新開発の4/3型1,210万画素LiveMOSセンサーを搭載。最高感度ISO12,800を実現。
-画像処理エンジンも新開発の新Venus Engineを搭載し、高画質化を実現。
-背面ディスプレイは、3.0型で92万ドットのタッチ液晶を新搭載。
-ポップアップ式ストロボを内蔵。
-大きさは、約107.7×66.6×36.8mm。重さ約267g(電池・カード含む)。
-オープンプライス。実売価格は電動ズームキットで79,800円前後。4月26日発売。

●パナソニック
手軽にレンズ効果を楽しめるLUMIX Gシリーズ用フロントコンバータ
「DMW-GWC1」「DMW-GTC1」「DMW-GMC1」「DMW-GFC1」、国内正式発表

-CP+2012で参考出品された、手軽にワイドや望遠、魚眼やマクロ撮影が楽しめる、ミラーレス機「LUMIX G」シリーズ用フロントコンバーター4種を正式発表。
-パンケーキレンズ「14mmF2.5」やパワーズーム「PZ14〜42mm」の前面に装着し、手軽に画角変化が楽しめる、純正のフロントコンバージョンレンズ。
-倍率0.79倍のワイドコンバージョン「DMW-GWC1」。
-望遠系で2倍のフロントコンバーター「DMW-GTC1」。対応レンズは「PZ14-42mm」のみ。
-「PZ14-42mm」装着時、約1/3倍程度のマクロ撮影ができる「DMW-GMC1」。
-画角120度の魚眼風撮影が可能な「DMW-GFC1」。
-いずれもオープンプライス。4月下旬発売。

●タムロン
35mmフルサイズ対応でクラス初の
光学式手ぶれ補正機能搭載大口径ズーム「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD」正式発表

-CP+2012で参考出品された、手ぶれ補正機能搭載でフルサイズ対応の大口径ズーム「SP 24-70mm F/2.8 Di VC USD」を正式発表。
-フルサイズ対応の24〜70mmF2.8クラスで初めて、光学式手ぶれ補正機能を搭載。
-手ぶれ補正には、同社独自のVC(ムービングコイル方式)を採用。重い補正光学系に対応した新設計に。
-AF駆動源には、同社独自の円環型超音波モーターを採用。静粛で高速なAF動作を実現。フルタイムマニュアル対応。
-異常低分散のLDレンズ3枚とガラスモールド非球面レンズ3枚、複合非球面レンズ1枚、XR(高屈折率)レンズ2枚を採用。クラストップレベルの高画質を実現。
-最短撮影距離は、ズーム全域で0.38m。最大像倍率は70mm側で1:5。
-絞り羽根は9枚。2段絞り込んだ状態で円形絞りに。
-レンズ内部に水滴が進入しにくい、簡易防滴構造を採用。
-マウントは、キヤノン用、ニコン用、ソニー用を用意。
-大きさは、全長108.5mm、最大径116.9mm。重さ約825g。フィルター径82mm。
-147,000円。キヤノン用4月26日発売。ニコン用・ソニー用近日発売。

●オリンパス
高感度・低ノイズ・高速AFを実現したiHSテクノロジー搭載
25〜200mm相当8倍ズーム1/2.3型1,200万画素裏面照射CMOS搭載機「VH-510」発表

-iHSテクノロジーを搭載したスタイリッシュ系モデル「VH-510」を発表。
-12メガ裏面照射CMOSと画像処理エンジン「TruePicVI」の組み合わせにより、高感度化と低ノイズ化、AFの高速化などを実現。
-肌をなめらかに補正する「ビューティーモード」に加え、撮影後、メイクができる「メイクアップ」機能を新搭載。
-撮像素子に1/2.3型1,200万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載。最高感度ISO 6,400。
-レンズは、25〜200mm相当の光学8倍ズームを搭載。4.4〜35.2mmF3.3〜5.9。
-2倍の超解像ズームにより、400mm相当の超望遠撮影も可能に。
-手ぶれ補正機能は、センサーシフト式ブレ補正を採用。
-背面ディスプレイは、3.0型約46万ドットのTFT液晶を採用。
-動画撮影は1080/30fpsのフルHD対応。MOV記録。
-ボディーカラーは、シルバー、ブラック、ホワイト、ピンクの4種を用意。
-大きさは、約104.4×59.9×26.1mm。重さ約154g。
-オープンプライス。実売32,800円前後。4月下旬発売。

●カシオ
メイクアップ機能やデコレーション機能を新搭載したフリースタイルデザインの
21mm超広角レンズ搭載1/2.3型1,210万画素裏面照射CMOS搭載機「EXILIM EX-TR150」発表

-中国などで高い人気を誇るフリースタイルデザインの自分撮りモデル「TR100」の後継機「TR150」。
-2軸回転式の独特なスタイルを採用し、自由なスタイルやアングルでの撮影が可能に。
-21mm相当の超広角系単焦点レンズを搭載。3.8mmF2.8。自分撮りはもちろん、複数人数での仲間取りも容易。
-撮像素子は先代同様、1/2.3型1,210万画素裏面照射CMOSセンサーを搭載。
-ディスプレイは回転式の3.0型約46万ドットのタッチパネル式TFT液晶を採用。
-今回の「TR150」ではあらたに、顔検出機能により肌の美しさを12段階に調整できるメイクアップ機能と、付属タッチペンによるデコレーション機能を新搭載。
-動画撮影は、1080/30fpsのフルHD対応。MOV記録。
-大きさは、約122.8×59.0×14.9mm。重さ約157g。
-オープンプライス。4月20日発売。

●キヤノン 【トラブル情報】
デジタル一眼レフ「EOS 5D Mark III」のRAWデータを
同梱付属ソフト「DPP Ver.3.11.10」で現像すると、ピントがややボケたような画像になる不具合発生

-先だって発売された35mmフルサイズ機「EOS 5D MarkIII」と、同梱の付属RAW現像ソフト現像ソフト「DPP」の組み合わせで画質が低下する不具合発生。
-同機のRAWデータを現像ソフト「DPP (Digital Photo Professional) Ver3.11.10」で現像すると、適正な画像変換がなされず「ピントがややボケたような画像になる」と告知。
-「EOS 5D Mark III」以外で、この現象は発生せず。
-対策済みソフトは4月中旬公開予定。

2012/04/04
(水)
●オリンパス
ドイツのデザイン賞
「レッドドット・デザイン賞 プロダクトデザイン2012」を「PEN E-P3」が受賞

-オリンパスのマイクロ一眼「PEN E-P3」が、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター主催のデザイン賞「レッドドット・デザイン賞 プロダクトデザイン2012」(red dot award:product design 2012)を受賞。
- 同賞は過去2年以内に製品化された製品のデザインが対象。デザインの革新性や機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など基準で審査される、世界最大級のデザイン賞に。
-同機の受賞について、上質なデザインやコンパクトボディー、優れた描写力、高い質感のフルメタルボディーに着脱式のグリップを採用し、撮影スタイルに合わせてデザインも楽し むことができる点を評価。

[ファームウエアUPDATE]
●富士フイルム
「FinePix X100」用ファームウエア Ver.1.21
-APSセンサー搭載機「FinePix X100」用最新ファームウエア。
-今回のVer.1.21では、Ver.1.13からVer.2.20にファームアップした際に発生する下記の不具合を改善。
-MF時にAFL/AELボタンを押しフォーカスフレーム内の被写体にAFでピントを合わると、選択したフォーカスエリアにより、フォーカスエリアを右端に選択した場合、カメラがハングアップしたり、ピントが合わない、合いにくい場合がある点を改善。

2012/04/03
(火)
●キヤノン
Ha線の透過率を通常の3倍に高めた
天体撮影専用デジタル一眼レフ「EOS 60Da」発表。受注販売に

-天体撮影に特化した撮像特性を備えたデジタル一眼レフ「EOS 60Da」を発表。受注販売品。
-同種の製品として、「EOS 20Da」(2005年2月15日発売)があり、本機は同機の後継機に。
-ローパスフィルターユニットの特性を変更することで、Ha線の透過率を「EOS 60D」の約3倍に向上。
-同特性により、バラ星雲やバーナードループ、馬頭星雲など散光星雲が発する、水素の輝線スペクトルであるHa線の撮影が容易に。
-ベースボディーは「EOS 60D」。撮像素子はAPS-Cサイズの1,800万画素CMOSを採用。DIGIC4との組み合わせにより、天体撮影に適した長時間露出時のローノイズ化を実現。最高感度ISO6,400(拡張で12,800)。
-天体撮影に適した、シャドー部ノイズ低減に優れたノイズリダクション機能を装備。カスタム設定で切り替え可能。
-分光特性が異なるため、一般撮影ではカラーバランスが崩れるため不向きに。
-長時間露光に便利な「タイマーリモートコントローラーTC-80N3」が利用できる、N3端子リモコン用変換ケーブル「リモートコントローラーアダプターRA-E3」を同梱。同変換ケーブルは別売設定なし。
-電源は「EOS 60D」と同等。バルブ撮影で約6時間の撮影が可能。
-オープンプライス。実売154,800円(同社直販価格)。4月中旬発売。受注販売。

[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
SILKYPIX Developer Studio Pro5( Windows )Ver.5.0.13
SILKYPIX Developer Studio Pro( Macintosh ) Ver.4.1.55
SILKYPIX Developer Studio 4.0( Windows/Macintosh ) Ver.4.0.55
-高機能RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio」、各シリーズをバージョンアップ。
-あらたに「キヤノン・EOS 5D MarkIII」のRAWデータに対応。

2012/04/02
(月)
●ニコン
ドイツのデザイン賞「レッドドット・デザイン賞 プロダクトデザイン2012」を
「Nikon1」「COOLPIX AW100」「P310」が受賞。「Nikon 1」は最高賞「ベスト・オブ・ザ・ベスト」に

-ニコンのデジタルカメラ4機種が、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター主催のデザイン賞「レッドドット・デザイン賞 プロダクトデザイン2012」(red dot award:product design 2012)を受賞。
- 同賞は過去2年以内に製品化された製品のデザインが対象。デザインの革新性や機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など基準で審査される、世界最大級のデザイン賞に。
-「Nikon 1」は、ボディー、レンズ、スピードライト、GPSユニットなどのカメラシステムとして、「エンターテインメントテクノロジー&カメラ部門」で最高賞の「ベスト・オブ・ザ・ベスト」に。
-同機のほか、「COOLPIX AW100」「COOLPIX P310」もデザイン賞を受賞。

●ペンタックスリコーイメージング
4月1日より「RICOH」PENTAX」両ブランドの
コンシューマー向けカメラ事業を「ペンタックスリコーイメージング」に集約

-4月1日より、「PENTAX」と「RICOH」の、コンシューマー向けカメラ事業を「ペンタックスリコーイメージング」として展開開始。
-今回の事業統合により、リコーのコンシューマー向けカメラのお客様登録情報を同社に移管。
-3月23日発売の「RICOH LENS A16 24-85mm F3.5-5.5」と「GXR+A16 KIT」購入者は、4月1日以降にペンタックスリコーホームページからの登録を推奨。
-リコー製デジタルカメラの修理窓口は、従来からの変更はなし。

[ソフトウエアUPDATE]
●アドビシステムズ
Adobe Photoshop Lightroom 4.1リリース候補版
-Lightroom 4の最新バージョン「Lightroom 4.1」のリリース候補版を、Adobe Labsで公開。
-今回のLightroom 4.1では「キヤノン・EOS 5D Mark III」のRAWファイルに対応。Lightroom 4.0での問題点を修正。
-Adobe Labsよりダウンロード可能。

2012/04/01
(日)
[ファームウエアUPDATE]
●ナナオ
ColorEdge CG243W ファームウェア 2.0010
-カラーマネージメントモニター「ColorEdge CG243W」用最新ファームウエア。
-二次電源のオフ/オンやパワーセーブモードへの移行/復帰時、一瞬、画面が乱れる点を改善。
-Windows 7/Vista/XPの各32bit、64bit用。シリアルナンバー40001XXX以降の製品が対象。



●DigitlCamera.jp 【4月1日/エープリルフール特集】
-2012年度が始まる本日【4月1日】、今月開催のソウルや北京でのカメラショーや、7月からのロンドンオリンピックを目指し、大手各社が毎年恒例の新製品情報を公開。

●二コン
「D8OOE」購入者向けにローパス改造サービスを発表。技術料込みで10万円に
-4月12日発売予定の36.3メガ機「D8OOE」購入者向けサービスを発表。
-ローパス効果のない「D8OOE」購入者向けに、必要に応じて「D8OO」相当のローパス装着が得られる有償改造サービスを実施。
-「D8OOE」購入者は、実際に撮影し、同機の画質が自分の目的にそぐわないと判断した場合のみに適用可能。
-改造受付は、「その効果をきちんと体感していただくため」、ユーザー登録から3ヶ月以降。改造費用は10万円。再改造による復帰は不可。
-「なお、「D8OO」から「D8OOE」相当への改造サービスの予定はなし。

●キヤノソ
35mmフルサイズ4,826万画素センサー搭載フルサイズ機「E0S 3D」、今秋発表へ
-デジタルになり欠番となっていた「E0S 3」系列が高画素機として復活。
-センサーサイズは35mmフルサイズ。画素数は4,826万画素を実現。
-映像エンジンは「DIGC 5+」を2基搭載。連写速度は秒8コマ。最高感度ISO12,800を実現。
-撮像素子について同社は「”EOS 7D”のAPS18メガセンサーと同じ画素ピッチで、35mmフルサイズのCMOSセンサーを製造」と紹介。
-懸念される画質面については「感度やDレンジはもちろん、レンズ性能面でも”EOS 7D”で実証済み」と説明。
-新レンズ「24-70mmF28 L IS」「15-35mmF28 L IS」「70-210mmF28 L IS」「100-500mmF45-56 L IS」を同時発表。
-4月開催の中国・北京で開催される「P & E」で参考出品。
-市場想定価格は約65万円前後。

●ソ二ー
AF追従で秒20コマの超高速連写を実現した、トランスルーセントテクノロジー搭載
3,600万画素35mmフルサイズ機「α99」、北京P&Eショーで参考出品。今夏発売へ

-かねてより開発中としていた「α9OO」の後継機「α99」を開発発表。
-フルサイズ36メガ機ながらも、AF追従で秒20コマ(専用連写モード時)を実現。
-撮像素子は3,600万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー。最高感度はISO51,200。
-ファインダーはα77同様の有機ELを採用。
-7月27日に開幕するロンドンオリンピックにあわせて製品化。報道やスポーツ系のプロ市場への第一歩として展開。
-価格未定。推定価格30万前後。今夏発売。

●バナン二ック
いち早く4K動画撮影に対応した
4/3型1,600万画素"High Speed LiveM0S 4K"センサー搭載機「LUMX GH3」発表

-コンシューマー向けモデルで初めて、本格的な4K動画撮影に対応した「LUMX GH3」を発表。
-撮像素子は4K対応の4/3型16メガの”High Speed LiveM0S 4K”を採用。画素数よりも動画時の感度を優先。実効ISO12,800での利用が可能。
-記録媒体はSDXCカード×2。4K撮影時は2枚単位で使用し、PCソフトで4K動画ファイルを生成。
-オープンプライス。実売158,000円前後。今夏発売予定。

●オリソバス
OM-D E-M5の主要機能をフラット型ボディーに搭載した
4/3型1,600万画素LiveM0Sセンサー搭載ペソシリーズ「E-P5」、フォトキナ発表へ

-EVF一体型モデル「OM-D E-M5」の機能を、ペソシリーズに搭載した「E-P5」を開発発表。
-16メガセンサーや5軸手ぶれ補正機能など「E-M5」の中核機能をフラット型ボディーに装備。
-さらに高品位で丈夫なボディーを実現するため、ボディー外装にチタン素材を採用。
-連写速度はE-M5と同じく、秒9コマを実現。最高感度はISO25,600。
-「E-P3」よりワンランク上の機種として展開。
-オープンプライス。実売価格148,000円前後。今秋発売予定。

●ツグマ
DPシリーズ初のズームレンズを採用。16-42mmズーム搭載
APS 4,800万画素 FOVEONセンサー搭載コンパクト機「SGMA DP3 Merril」発表

-大型センサー搭載コンパクト機「DPシリーズ」初のズームレンズ搭載機。
-レンズは16-42mmF4.5-6.3の約2.6倍ズームを搭載。
-撮像素子は、SD1と同じ、APSサイズの4,800万画素FOVEON X3センサーを搭載。
-価格・発売時期とも未定。

●冨土フィルム
X-Trans CM0Sセンサーを新搭載したAPS機「New X1OO」開発。ブラックタイプも同時発表
-X-P1で新搭載された1,680万画素X-Trans CM0Sセンサーを踏査した「X1OO」後継機を開発。
-ネーミングやデザイン、仕様はほぼ現行機を踏襲。
-操作ダイアルなどの質感を向上し、さらに高級感を演出。
-今回はシルバーとブラックタイプを同時発表。
-オープンプライス。実売148,000円前後。発売日未定。

●力シオ(日系産業報)
力シオ、今秋、ミラーレス市場に新規参入か
-これまでコンパクト機のみでの展開だった同社が、今秋、ミラーレス市場に参入か。
-同社関係者への取材で「今後コンパクト機だけでは、カメラメーカーとしてのイメージが希薄で、市場での展開に支障が出る可能性が高い」という感触のコメントを得たという。
-撮像素子は1インチを予定。マウントは「他社との交渉を進めているので、現時点で明言できない」という。
-展開次第では「自社の強みを生かし、早くも停滞しつつあるミラーレス市場を活性化できる」とコメント。



ということで、今年もエープリルフール特集をお送りしました。いずれも、決して、信じないでください! なにとぞ、よろしくお願いします。





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