デジタルカメラ・ジェーピー

2013年3月09日〜

パンスターズ彗星
C/2011 L4 (PANSTARRS)

大彗星「パンスターズ彗星(C/2011 L4)」が、いよいよ日本でも見られるようになりました。

この彗星は、今月から来月にかけて日本からも肉眼で見えるようになります。
夕方の日没直後、西の空に見られるため、地上風景といっしょに撮影することができます。

ようやく北半球から見られるようになり、
空気が澄んだ場所で双眼鏡があれば見つけることができます。

今後、より見やすくなり、肉眼でも尾を引いた姿が見られそうです。
詳細は当該ページをご参照ください。




<2013年4月3日>


70-200mmで撮影 パンスターズ彗星とM31(上)

※写真上は、4月3日19時頃、横須賀の秋谷海岸から撮影。
位置などの詳細は当該ページ参照。

荒天の直後、アンドロメダの大星雲「M31」に近づきつつあるパンスターズ彗星を撮影。
3月16日以降も何度か撮影したが、以前よりも暗くなっており、もはや双眼鏡では位置を確認することはできない。
しかし、大まかな方向にカメラを向け、撮影した画像をカメラの液晶で拡大すると、意外に容易に、尾を引いた姿を確認できた。まだ暮れきっていない時間帯なので、アンドロメダ大星雲はとても淡くしか写っていないが、M31に近づいてゆく姿は確認できた。

Nikon D7100・ Sigma 70-200mmF2.8・F4.0(絞り優先AE 3秒)・ISO800・赤道儀TOAST Pro使用。







<2013年3月16日>


400mm (BORG 71FL)で撮影 BORG71FL
で撮影
部分拡大(強調処理)

※写真上は、3月16日18時40分頃、横浜市内の高台から日没後の西の空を撮影。
位置などの詳細は当該ページ参照。

きょうは低空まで比較的クリアだったが、以前に比べると、やや高さは上がったもの、彗星自体がやや暗くなったような印象で、双眼鏡で確認するのもやっと。そのため、きょうも、EOS 5D MarkIIIのライブビュー画面でようやく見つけることができ、その後、位置が確認できたため、双眼鏡でも見つけることができた。

双眼鏡でも短い尾が見えたものの、尾は長くなっている様子はないが、以前と違って真上に延びている感じだ。

Canon EOS 5D MarkIII + BORG 71FL(+フラットナー1.08x)。約400mmF5.6相当(絞り優先AE 3.2秒)・ISO800・赤道儀(TOAST-Pro)使用。




<2013年3月15日>


120-300mmF2.8で撮影 BORG71FL
で撮影
部分拡大(強調処理)

※写真上は、3月15日18時30分頃、横浜市内の高台から日没後の西の空を撮影。
位置などの詳細は当該ページ参照。

12日以来、悪天候に阻まれ中2日あいたこともあり、彗星はかなり北に移動し、富士山と一緒に撮影するのは無理な位置になった。低空にやや雲があったせいか、双眼鏡ではその姿を確認できず、EOS 5D MarkIIIのライブビュー画面でようやく見つけることができた。12日に比べると、尾の長さは若干短めに感じ、延びている方向だだいぶ変わっている。
低空は完全に靄の中に入っており、ライブビューで位置を確認しながら撮影したが、実際に撮影してみると、意外にきれいな尾が写っていた。

(左) EOS 5D MarkIII + Sigma 120-300mmF2.8。F4.0(絞り優先AE 1/4秒)・ISO800・三脚使用。
(中央・右) Canon EOS 5D MarkIII + BORG 71FL。約400mmF5.6相当(絞り優先AE 2秒)・ISO800・赤道儀(TOAST-Pro)使用。




<2013年3月12日>

いよいよ普通の一眼レフやコンパクト機でも、尾を引いた姿を撮影できるようになったパンスターズ彗星。
日没後30分前後の時間帯に、西の空の低い位置に見える。カメラを三脚に載せて、AEで撮影すれば十分に写る。
なお13日夕方は細い月と彗星が接近する絶好シャッターチャンスなので時間のゆるす方はぜひチャレンジしたい。

約150mmで撮影(ノートリミング) 400mmで撮影 部分拡大(強調処理)

※写真上は、3月12日18時30分頃、横浜市内の高台から日没後の西の空を撮影。
位置などの詳細は当該ページ参照。

彗星も明るくなり、尾も成長。肉眼ではよくよく見ないとわからないが、
双眼鏡なら容易に、尾を引いた勇姿を確認できる。

双眼鏡より望遠レンズを装着した「EOS5D MarkIII」の
ライブビュー画面のほうが明るく見やすく、尾もきちんと見ることができた。

(左)Nikon D800E + Sigma APO70-200mmF2.8 EX DG OS HSM / F5.6(絞り優先AE 1秒)・ISO800・三脚使用。
(中央・右) Canon EOS 5D MarkIII + EF100-400mmF4.5-5.6L。400mm側F5.6(絞り優先AE 1秒)・ISO800・赤道儀(TOAST-Pro)使用。




<2013年3月11日>


約100mm域で撮影しトリミング 部分拡大(強調処理)

※写真上は、3月11日18時25分頃、横浜市内の高台から日没後の西の空を撮影。
昨日同様、双眼鏡では確認できず、撮影画像を拡大することでわずかに尾を引いた姿を確認できた。
昨日と同じ場所から撮影しているが、左下の富士山を基準にみると、わずか1日でかなり移動している。
Nikon D800E + Sigma APO70-200mmF2.8 EX DG OS HSM / F4.0(絞り優先AE 1秒)・ISO200・三脚使用。
位置などの詳細は当該ページ参照。




<2013年3月10日>


300mmレンズで撮影 部分拡大(強調処理)

※写真上は、3月10日18時16分頃、横浜市内の高台から日没後の西の空を撮影したもの。
双眼鏡では存在を確認できなかったが、撮影した画像を拡大するとわずかに尾を引いた姿を捕らえることができた。
撮影時間と方向・高度、明るさや日周運動からみて、今回は本物のバンスターズ彗星(C/2011 L4)といえる。
EOS 5D MarkIII + Sigma 120-300mmF2.8。F5.6(絞り優先AE 1/2秒)・ISO200・三脚使用。




<2013年3月9日>


300mmレンズでの全画面 部分拡大
※写真上は、横浜市内の高台から3月9日18時頃、日没直後に撮影したもの。ファインダー越しでもその姿を確認できる。
ただ、高度が低く、形を変えずに日周運動とともに数分で丹沢に沈んでいった。
追記:撮影時間と高度からみて、残念ながら、飛行機雲のようです。申し訳ありません。
EOS 5D MarkIII + Sigma 120-300mmF2.8。F4.0(絞り優先AE)・ISO400・三脚使用。




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