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マイクロ一眼「オリンパス・PEN E-P1」画質評価版、実写画像公開
-7月3日発売の”マイクロ一眼”「オリンパス・PEN E-P1」。
-同機の画質評価可能なボディーが入手できたので、同時発売のマイクロフォーサーズ用レンズ2本での実写画像を公開。
<実写印象メモ>
-往年の名機「PEN」の現代版といえる「PEN E-P1」。
-ボディーの質感は高級感があり、仕上げも上質でモノとしても魅力を感じるレベル。
-重さは一眼レフに比べると軽く、携帯に便利だが、適度な重量感あり。
-AFは速度は実用十分なレベルで遅さを感じることはほぼない。
-背面液晶は日中での視認性は十分なレベルだが、さすがに背面液晶で4/3型センサーの浅いピントを確認するのは困難。撮影後の拡大チェックは必要。EVFが欲しいところ。
-変換アダプター経由で望遠ズームをつけると、バランスが悪く、フレーミングも不安定で、ブレやすいのが欠点。やはりワイドや標準系向き。外付けでもEVFが欲しくなるところ。
-AEは比較的クセが少なく、安心できるレベル。
-AWBは従来のEシリーズより安定している印象。
-画質は従来のフォーサーズ機と比較しても、トップレベル。解像感も高く、ノイズレベルも4/3型としては抑えられている印象。ISO1000超でも実用レベル。
-ミラーショックがないので、ブレは意外に少ないが、出荷時設定では手ぶれ補正がOFFになっているので要注意で要改善。
-バッテリーの持ちはよく、500枚程度撮影しても、残量は半分以上あり安心感がある。
-レンズはいずれもコンパクトで高画質。絞り開放から安心して使えるレベル。
-沈胴式14-42mmは、携帯には便利だが、とっさのスナップにはやや不向き。
-パンケーキの17mmは軽くて携帯性もよく、20cmまで寄れる点も便利。
-両レンズともに純正レンズフードがないのは大きな欠点。
-「PEN E-P1」は、万能ではないが、軽快で高級感のある、高画質な常用機として魅力的。
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