ピクトリコプロ開発秘話(その1)


 「ピクトリコプロ」は、開発側のこだわりで誕生したインクジェットメディアです。

そもそも、「ピクトリコ」という名称は、スペイン語で「絵の様な」と言った意味の形容詞です。これは、”写真の様に美しい絵をインクジェットプリンターで誰でも気軽に印刷できる様にしたい”という開発者の情熱から生まれました。

 当社の親会社である旭硝子(株)が初めて製品を世に出したのが今から8年前、某大手プリンターメーカーへのOEM供給でした。しかし当時のプリンターは写真画質には程遠く、「ピクトリコ」も多くの競合品の一グレードに過ぎませんでした。

その後、1998年春、当社に、あるプロカメラマンから『自分の写真作品をインクジェットプリンターで出力して個展を開きたいのだが良い用紙がない。何か紹介してもらえないか?』と言うリクエストがきました。

 そこで当社から旭硝子の開発中の最高画質を追求した白フィルム(開発名プレプロ)を紹介したところ『こんな色再現性の良い用紙は見たことがない。黒の締まり。赤の発色。ハイライト部分の表現力。どれをとっても現在市販されているどの用紙よりも優れている。ぜひ、この用紙を売って欲しい。』と言うことになりまし
た。

当時はこのプレプロを開発はしていましたが、販売できるかどうかについては疑問視していました。それはこのメディアの特異な性能(高い色濃度、速乾性、耐水性、超光沢)を満足するため非常にコストが高くなるためでした。

 しかし、このプロカメラマンの『多少高くても本当に良いものを欲しがっているプロのユーザーには、これが製品化されれば垂涎の的になりますよ』とのひとことで「色にこだわるプロフェッショナルが、一度使えば納得するハイエンドインクジェットプリントメディア」と言うコンセプトで、こだわりの商品「ピクトリコプロ」が誕生したのです。

製品情報・注文先
http://www.pictorico.co.jp/