デジタルカメラHotNews!(2001/06/01-31)

デジタルカメラおよび周辺機器などに関係する最新情報をお寄せください。
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2004/09/30
(木)
[Photokina2004]特集
●富士フイルム
カメラ付き携帯電話からすぐにプリントできる
小型軽量な薄型プリンター「Mobile Printer MP-100」発表
UPDATE 国内正式発表
-インスタントフィルムの「インスタックス」方式を採用した薄型モバイルプリンター。
-外部とのインターフェースはIrDA(赤外線転送)のみの割り切った仕様に。
-赤外線転送機能を備えたカメラ付き携帯電話やPDAからのプリントが可能。
-参考出品のPictBridge対応赤外線転送アダプター(右写真奥)を併用することで、PictBridge対応デジタルカメラからのプリントにも対応。
-同機のBluetooth対応版(右写真右奥)も参考出品。
-国内は年内発売予定。

顔検索機能を装備した2GB HDD内蔵
超小型フォトビュワー「F-NEXT IMAGE VIEWER」参考出品

-薄型でコンパクトなデジタル・フォトビュワーを参考出品。
-参考出品のものは、2GB HDDを内蔵。簡易データストレージとしても利用可能。
-ボディー側面にCFカードスロットを装備。メモリーカードのデータ保存が可能。
-上面には赤外線転送機能があり、「MP-100」でのダイレクトプリントに対応。
-右側側面にジョグダイアルがあり、基本操作はこのダイアルと上下のボタン操作のみ。
-下部にUSB端子があり、データ転送はもちろん、充電もUSB経由に。
-検索メニューでは、独自開発の「顔検索」機能を装備。画面内の人物の顔を自動抽出し、ユーザーが指定した人物(顔)をもとに、HDD内のデータを自動検索。その人が写っている画像を2-3秒で即座に一覧表示。検索精度、速度ともに実用十分なレベル。
-ボタン一つで画像データの明るさやコントラストの自動補正ができる機能も装備。
-参考出品。価格・発売時期とも未定。

DVDドライブや大容量HDDを内蔵したTV表示可能なフォト・ホームサーバー、参考出品
-写真画像を中心としたフォト・ホームサーバー。
-内部に大容量HDDとDVDドライブを装備し、画像データを集中管理。DVD-Rへのデータ保存も可能。
-側面にはxDピクチャーカード専用スロットを装備。それ以外のカードは、カメラとのUSB接続やUSBカードリーダー経由を想定。
-背面にはLANやUSBポートがあり、マウスやキーボードの装着も可能。
-前面に赤外線送受信部があり、赤外線対応の携帯電話を操作用リモコンとして活用。
-価格は家庭用HDD内蔵DVDデッキと同価格帯になる模様。
-参考出品。価格・発売時期未定。

●オリンパス
大型液晶搭載デジタルカメラを中心とした
イメージング総合システム「Easy Imaging System」、参考出品

-オリンパスの考えるデジタルカメラシステムの未来像を具体化したコンセプト展示を展開。
-特殊ヒンジを備えた大型液晶モニターを備えた3倍ズーム機がベース。
-ドッキングステーションを介して、様々な周辺機器との有機的な連携が可能。
-HDDドライブやDVDレコーダーユニット、プリンターなどをラインナップ。
-HDDやDVDへのデータ保存はもちろん、保存データの表示閲覧もカメラ側の液晶で可能。
-コンセプト展示だが、その完成度をみると製品化の可能性は十分にあり。


2004/09/29
(水)
[Photokina2004]特集
●ニコン
デジタル一眼レフ最高級機 「D2X」 をブースで公開。来場者による実機操作も可能に
-日本国内で一般未公開となる「D2X」をブースで出展。自由に触れられる形でアピール。
-「F6」譲りの卓越したファインダー。視野が大きく、ピントの山も掴みやすく、クラストップレベル。
-1200万画素級モデルとは思えない軽快な撮影感覚。秒5コマの連写速度も必要十分。
-撮影時の音色も「D1」系に比べ、ややソフトな方向に。
-操作感は「D2H」と同等のわかりやすいもの。
-一般来場者向けの稼働機は1台。関心が極めて高く、実機を手にするのに並んで見る状態で、15-20分待ちのケースあり。

●ライカ
35mm一眼レフ ライカR8/9用デジタルバック
「DIGITAL-MODUL-R」を出品。欧州年内発売。M型デジタル機も開発中

-ライカRシリーズでデジタル撮影が可能なデジタルバック「DIGITAL-MODUL-R」。
-imacon社と共同開発。コダック製10megaCCDを搭載。倍率は1.37倍。ISO100-1600。
-背面LCDには日本語メニューも用意。
-バック交換式のため、センサー系へのゴミ付きは必至。そのため、表面に強靱なハードコートを施すことでメンテナンスを容易に。
-記録媒体はSDメモリーカード専用。
-大きさは158×140×89mm。重さ725g。R9装着時1395g。
-ドイツでの価格は4,700ユーロ(日本円換算約60万円前後)。年内発売。
-同ユニットを活用したM型ライカのデジタル版ボディーも開発中。2年後をめどに製品化予定。

●京セラ
2.0型大型液晶を搭載した
ツァイスレンズ採用1/2.7型400万画素モデル「CONTAX U4R」、欧州発表
UPDATE
-「CONTAX SL300R T*」の後継機となる400万画素モデルをフォトキナで公開。
-液晶モニターを2.0型に大型化し視認性を向上。
-背面の操作性を一新。よりわかりやすく、スピーディーな操作感へ。
-レンズ回転式デザインを踏襲。全体にやや丸みのある高級感のある外観へ。
-CCDは1/2.7型400万画素タイプを搭載。
-レンズはカールツァイス・バリオテッサー5.8-17.4mmF2.8-4.7を採用。
-クレードルに対応。充電とデータ転送のほか、D3端子を装備しハイビジョン出力が可能。
-ボディーカラーは、ブラックのほか、ブルー系とブラウン系の3種を用意。
-大きさは102×63.5×19mm。重さ約140g。
-欧州向け発表。


●富士フイルム
スーパーCCDハニカムSRII搭載
デジタル一眼レフ「FinePix S3Pro」、11月下旬に発売延期

-ワイドダイナミックレンジの「スーパーCCDハニカムSRII」搭載機「S3Pro」。
-7月28日発表時、「10月上旬発売」とアナウンスされたが、発売時期を延期。
-オープンプライス。11月下旬発売。

●セイコーエプソン
フォトインクジェットプリンター&フォト複合機「Colorioシリーズ」を一新。全製品つよインク搭載
-カラリオシリーズのほぼ全機種を一新。さらに高画質で機能・使い勝手も向上。
-待望のA3判PX-Gインク採用モデルも登場。
-複合機のラインナップを充実。フォトクォリティーの複合機がメインに。

RAWデータにも対応。より幅広い色再現域を実現した本格フォト向け最上級機
”カラリオプロセレクション”シリーズの顔料系PX-Gインク採用A3機「PX-G5000」、A4機「PX-G920」発表

PX-G5000 PX-G920
-写真愛好家やプロ向けモデルとして「カラリオプロセレクション」をシリーズ化。
-5760dpiの超高解像度、最小ドット1.5pl、全8色顔料の「"つよインク"PX-Gインク」による高い光沢感を実現。
-待望のA3ノビ対応PX-Gインク搭載機「PX-G5000」とA4機「PX-G920」をラインナップ。
-レッドとブルーインクによる広色再現域と、新画像処理によりその領域をフルに活用できるように進化。
-透明インクによる光沢感に富んだ質感と、顔料系ならではの長期保存性を両立。
-同社ソフト「Epson RAW Print」により、RAWデータからの高品位な作品作りが可能に。Web登録により無償ダウンロード可能。
-オープンプライス。PX-G920は10月7日、PX-G5000は11月12日発売。

超高精細PhotoFine液晶と40GB HDDを搭載した
RAWデータ表示やMPEG4再生も可能なマルチメディア・フォトビュワー「P-2000」発表

-フォトビュワー「P-1000」の機能を大幅にアップ。動画対応としてマルチメディア・フォトビュワーへ進化。
-同社開発の3.8型超高精細PhotoFine液晶を搭載。
-インターフェイスは、SDカードスロット、CFカードスロット(TYPEII)、USB2.0、ビデオ出力コネクタ、ヘッドフォン出力コネクタを装備。
-メモリーカードのデータ保存はもちろん、本体液晶による画像や動画再生、TV画面への出力も可能。
-大容量40GB HDDを内蔵。モバイル・データストレージとしても利用可能。
-ニコン、キヤノン主要機種のRAWデータに対応。本体液晶での表示が可能。
-USB DIRECT-PRINT対応プリンター接続時、ボタン一つで簡単にプリントが可能なプリントボタン装備。
-専用リチウムイオンバッテリ採用。MPEG4動画再生で約2.5時間、静止画スライドショーで約3.4時間の再生が可能。
-オープンプライス。10月下旬発売。

大型2.5型PhotoFine液晶搭載
1/2.5型500万画素3倍ズーム機「L-500V」発表

-59万画素の2.5型超高精細液晶「PhotoFine」液晶モニターを搭載した、"見せる・魅せる”にこだわった薄型500万画素モデル。
-CCDは1/2.5型500万画素タイプを採用。
-レンズは薄型の光学3倍ズームを搭載。5.6〜16.8mmF2.8-4.8(35mm判換算34〜102mm相当。)
-メモリカードがフルになるまで秒3コマの連写が可能。
-プリントイメージフレイマーに対応。多彩なフレーム付き処理機能内蔵。
-大きさは92×63×32mm。重さ約165g。
-オープンプライス。10月下旬発売。

2004/09/28
(火)
[Photokina2004]特集
●マミヤ
48×36mm超大型2,200万画素CCD搭載
中判デジタル一眼レフ「Mamiya ZD」、デジタルバック「Mamiya ZD Back」発表

-中判カメラメーカー「マミヤ」の超大型・超高画素センサー搭載新デジタルシステム。
-一眼レフスタイルの「Mamiya ZD」と、デジタルバックスタイルの「ZDBack」を同時発表。
-撮像素子は48×36mmの超大型2,200万画素CCDを搭載。
-「Mamiya ZD」はクラス唯一となるAF一眼レフスタイルにより高い機動性を実現。レンズは同社の645判用交換レンズシステムを採用。
-デジタルバックスタイルの「ZDBack」は、「ZD」のデジタル部のみを独立させ、同社の現行中判カメラに装着可能なバックスタイルにしたもの。
-背面にカラー液晶モニターを搭載。バックタイプは電源・メモリーカードとも本体内にセット可能なため、外付けコードなしでの撮影が可能。
-価格・発売時期未定。

●京セラ
ツァイステッサーレンズを搭載した
高品位でコンパクトな400万画素単焦点モデル「CONTAX i 4R」、参考出品
UPDATE
-CONTAXブランドの高品位デジタルカメラ。
-質感の高いコンパクトな金属ボディーを採用。
-レンズはカールツァイス・テッサーT* 6.5mmF2.8を採用。
-専用クレードルにも対応。充電とデータ転送のほか、D3端子経由でのハイビジョン出力が可能
-参考出品。

●タムロン
APS-Cサイズデジタル一眼レフに特化した新シリーズ発表
超広角ズーム「SP AF11-18mmF4.5-5.6 Di II LD ASPHRICAL [IF]」発表
超高倍率ズーム「AF 18-200mmF3.5-6.3 XR Di II ASPHRICAL [IF] MACRO」発表
-タムロン初のAPS-Cサイズセンサー搭載デジタル一眼レフ専用レンズ。
-同社の人気レンズ28-300mmレンズに相当する「18-200mmF3.5-6.3」(35mm判換算28-300mm相当)、17-28mm相当の超広角「11-18mmF4.5-5.6」の2本を発表。
-撮像素子への入射角や周辺減光、撮像面反射など、デジタル一眼レフならではの要素を考慮した設計に。
-「18-200mmF3.5-6.3」は全域45cmの近接撮影が可能。
-大きさ・重さは18-200mmが最大径83.5mm・全長73mm・423g。11-18mmは最大径78.6mm・全長83.2mm・375g。
-価格・発売時期とも未定。

●アドビシステムズ
RAW画像データの統一規格Digital Negative(.DNG)発表
-アドビシステムズ提唱の統一規格RAWデータフォーマット。
-各社固有のRAWデータを同規格化、もしくはコンバータで変換することで、「Photoshop CS」のRAWプラグインなど、同規格対応ソフトでのRAW現像が可能。
-DNGフォーマットに変換することで、純正RAW現像ソフトがなくても、RAWデータの展開が可能。
-将来、純正ソフトがサポート外としたようなRAWデータでも、DNGに変換し保存することで、「Camera Raw プラグイン」などで展開可能。
-現行機種のRAWデータをDNGに変換できるコンバータソフト「DNGコンバータ」により、ユーザーによる既存のRAWデータの変換も可能。無償ダウンロード可能。
-「キヤノン・PowerShot S60」「エプソン・R-D1」「富士写真フイルム・FinePix S20 Pro」「ニコン・Coolpix5400」のRAWデータに対応した、RAWプラグインの最新版「Camera Raw 2.3 プラグイン」も本日よりダウンロード可能。

●オリンパス
新デザインの4/3型800万画素CCD搭載フォーサーズ「E-300」、国内正式発表
-昨日、Photokina2004で発表された「E-300」を国内向け発表。
-センサーへのゴミ付きを軽減するダストリダクションシステム搭載。
-CCDはコダック製の4/3型800万画素タイプ「KAF-8300CE CCDイメージセンサー」を搭載。
-4/3型CCDの特徴を活かし、ミラーを横方向に駆動させることで、上面の突起を排除。高さ85mmを達成。
-同機にあわせ、普及価格帯の交換レンズ「14-45mmF3.5-5.6」(28-90mm相当)、「40-150mmF3.5-4.5」(80-300mm相当)も用意。防塵防滴機能などを省き低価格化を実現。
-オープンプライス。現時点では実売10万円以下を想定。11月下旬発売(14-45mmセット)、ボディー単体は・2005年春発売予定。

14-28mm相当となる
Eシステム用超広角ズーム「ズイコーデジタルED7-14mmF4.0」発表

-フォーサーズ初の超広角ズームレンズ。
-35mm判換算で14-28mmの超広角域を広くカバー。
-レンズ前から10cmまでの近接撮影が可能。パースの利いたマクロ撮影も可能に。
-防塵防滴仕様。
-価格未定。2005年春発売予定。


●キヤノン
画質・耐ガス性・デザイン・給紙方法などすべてを一新した
フォト・インクジェットプリンター新PIXUSシリーズ9機種、国内発表

A4判8色インク機
PIXUS iP8600」
ダイレクトプリント機
PIXUS iP6100D」
PIXUS iP3100
-フラッグシップとなる同社A4機初の8色インク搭載機「iP8600」を筆頭に全9機種をフルモデルチェンジ。
-テーマは「一新」。ボックス型の基本デザインはもちろん、あらゆる面をレベルアップ。
-PIXUS初の、前面と上面両方からの給紙が可能な「2Way給紙」採用。
-自動両面プリントは普通紙と写真用紙の両方に対応。
-新開発の染料インクとキヤノン純正写真用紙の組み合わせにより、画質と高い保存性を両立させた「ChromaLife(クロマライフ)100」を提供。
-アルバム保存100年、額縁保存30年(プロフェッショナルフォトペーパー使用時)。そのまま室内に飾った場合の耐ガス性10年を実現。
-フラッグシップ機「PIXUS iP8600」ではL判フチなし約23秒の超高速プリントを達成。普及クラス「iP3100」でも約42秒を実現。
-PictBridge対応(iP1500を除く)。。カードスロット搭載機は「PIXUS iP6100D」のみに。
-オープンプライス。店頭想定価格は「iP8600」が45,000円、「iP8100」が35,000円、「iP7100」が30,000円、「iP6100D」は35.000円、「iP4100」は25,000円、「iP4100R」(無線LAN対応)30,000円、「iP3100は20,000円、「iP2000」は15,000円、「iP1500」は10,000円前後。10月上旬より順次発売。

2004/09/27
(月)
[Photokina2004]特集 (前日編)
-現地時間 明日28日よりドイツ・ケルンで開幕する「Photokina2004」関連ニュースや現地レポートを適時お届けします。

●欧州オリンパス [Photokina発表会速報] UPDATE
ダストリダクションシステム採用
4/3型800万画素CCD搭載エントリー向け”フォーサーズ”デジタル一眼レフ「E-300」、欧州向け発表

-往年の名機「ペンF」を連想させる、フラットな軍艦部を備えた、エントリークラスの新世代フォーサーズ。
-比較的小型の4/3型CCDのメリットを活かし、レフミラーを横方向に配置。従来の一眼レフの特徴だった上面の出っ張りを排除した、独特なデザインを採用。
-CCDは4/3型800万画素タイプを搭載。
-レンズマウントはE-1と同じフォーサーズ規格のものを採用。
-あらたにエントリー向けレンズ「14-45mmF3.5-5.6」「40-150mm」の2本を用意。
-超広角ズーム「7-14mmF4.0」も参考出品。
-年内発売予定。


ミュージックプレイヤーとしても使える
新感覚デジタルカメラ「m:robe」参考出品。10月13日正式発表へ

ミュージックプレイヤー専用機(上)
デジタルカメラとの兼用機(下)
-一台で音楽を楽しみながら撮影ができる、ミュージックプレイヤー&デジタルカメラ。
-同じデザインコンセプトのミュージックプレイヤー専用機も同時に参考出品。
-大型液晶パネルを採用。タッチパネル操作でモードや画像、音楽の選択が可能。
-参考出品。10月13日正式発表。

「AZ-1」の4メガ版となる
2.5インチ高品位液晶を搭載400万画素3倍ズーム機「CAMEDIA AZ-2」、欧州向け発表
UPDATE
-大型液晶搭載機「AZ-1」の後継機。
-あたらに400万画素CCDを搭載(AZ-1は320万画素)。
-レンズは従来と同じ屈曲光学系の3倍ズームを採用。
-液晶モニターは高精細で高視野角の2.5インチタイプを採用。
-外装や操作性を大幅に改良。

1枚10秒でプリントできる
キオスクスタイルのセルフプリント端末、欧州向け発表



●コダック [Photokina発表会リアルタイム速報]
プリンタードックに直結
ワンタッチでプリントが可能なシステム「イメージリンクプリントシステム」発表

-コダックの「EasyShare プリンタードック」などで、簡単操作でプリント可能な新規格を制定。
-コダックをはじめ、ニコン、オリンパス、コニカミノルタ、ペンタックス、リコー、三洋電機の主要7社が賛同。
-フォトキナ会場内での発表会では、壇上で各社代表がそれぞれホームプリントに対する期待をスピーチ。
-同規格対応デジタルカメラであれば、プリンタードックの上に置き、ボタンを押すだけで、ダイレクトプリントが可能。
-プリンターとカメラとのインターフェース部には小型26ピンコネクターを採用。
-2005年第一四半期より、同規格対応デジタルカメラを順次発売。
-ホーム・デジタルプリントの、事実上の標準規格へ。

●富士フイルム・コダック・コニカミノルタ
3社共同でデジタル写真の保管・共有規格を共同制定
「Picture Archiving and Sharing Standard(PASS)」グループを結成

-「富士写真フイルム」「イーストマン・コダック」「コニカミノルタフォトイメージング」の3社で、デジタル写真の保管と共有の共同規格を制定。
-デジタル画像を情報家電やPCで、CDやDVDに保管するための規格に。
-今後、規格の概要をまとめ、家電メーカーなど関連各社に広く参加を呼びかけ。
-ユーザーが撮影した画像データを、将来再生可能な互換性を保ち、写真文化に貢献。
-具体的には、画像・動画・音声と関連情報の、デジタルメディアへの書き込み・保管、再生、PASSで書き込まれたデジタルメディアからのプリントについて協力し、3社で同意。
-将来にわたる互換性と、ユーザーの要望にあわせた、多様な規格の統合的活用を実現。
-規格策定は、仕様書バージョン1.0とシステムデベロップメントキットが来年夏以降。2005年早期に規格実施へ。

●富士フイルム
国内未発表の
520万画素3.4倍ズーム機「FinePix F455」、モバイルフォトプリンター「MP-100」などを出品
-国内未発表モデルとなる、オーソドックスなスタイルの520万画素3.4倍ズーム機「FinePix F455」を出品。
-国内未発売のベーシックモデル「FinePix A120」や高倍率機「S5500」「S3500」も出品。
-カメラ付き携帯電話からのプリントに対応した薄型の「Mobile Printer MP-100」を出品。携帯電話の赤外線転送機能を使ったワイヤレスプリントが可能。
-富士フイルムブースはHall 5.1 Stand G018。

●ケンコー(トキナー)
APSサイズセンサー専用「AT-X 124 PRO DX 12〜24mmF4.0」を参考出品
-PMAで参考出品された同社初のデジタル一眼レフ専用レンズ。
-12〜24mmのワイド領域をフルにカバー。
-イメージサークルをAPS-Cサイズに制限し、小型・高画質化を実現。
-トキナーブースはHall 03.2. G011。
※写真はPMA出品時のもの。


●デジカメWatch
キヤノン「EOS-1Ds Mark II β機」実写画像掲載 (Reported by 山田久美夫)
-本日創刊のインプレス「デジカメWatch」でのファーストショット。
-35mmフルサイズ1670万画素モデルEOS-1D MarkII」のベータ版実写画像。
-先代機「EOS-1Ds」との定点比較カットあり。

●富士フイルム & オリンパス
メモリー大容量化技術を採用した
新シリーズ「xDピクチャーカードM」シリーズ第一弾として「xD-Picture Card M1GB」を開発

-待望の大容量1GBを実現した「xDピクチャーカード」の新シリーズ。
-メモリー大容量化技術「Multi Level Cell」を採用し、1GB化を達成。将来的には8GBまで開発可能。
-だたし、新技術搭載により、現行機はファームアップでの対応が可能な機種と、非対応機種あり。対応機種の詳細はカード発表時に公開。今後発売のモデルは対応可能。
-価格未定。2005年春発売予定。

2004/09/26
(日)
[ソフトウエアUPDATE]
●オリンパス
OLYMPUS Studio/OLYMPUS Viewer用 ドライバ(WindowsXP Service Pack 2 対応版)
-WindowsXP Service Pack 2の環境下で、カメラコントロールやファームウェアアップデート機能使用時、OSが再起動する点を修正。

※本日より、ドイツ・ケルンで開催される「フォトキナ2004」取材に向かいます。
 現地での通信環境によっては、更新が滞る可能もありますので、ご了解ください。

2004/09/25
(土)
●ヨドバシカメラ
Webショップで「D2X」「EOS-1DsMarkII」
「*istDS」「α-7DIGITAL」「FinePix S3Pro」予約ページを開設。順次、先行予約を開始

-ヨドバシカメラのWebショップ「ヨドバシ・ドット・コム」で、この秋の最新デジタル一眼レフの予約ページ開設。
-「*istDS」(99,800円・税込)、「α-7DIGITAL」(198,000円・税込)、「FinePix S3Pro」(260,000円・税込)は予約受け付け開始。ポイント10%還元。
-11月下旬発売の「EOS-1DsMarkII」、2005年1月の「D2X」は、近日、予約開始。実売価格未定。

2004/09/24
(金)
●日本レキサー
デジタルカメラ用ソフトをバンドルしたCFカードとSDカード発売
-メモリーカードにPC用ソフトウエアをバンドルした期間限定セット。
-画像管理ソフト「トリワークス・蔵衛門2005デジブックPULS」(Windows版)をCFカードとSDカードにバンドル。
-同社プロフェッショナルシリーズでは、RAWデータを扱えるバンドルソフトを付属中。
-9月末から2005年1月末まで販売予定。日本国内独自展開。

2004/09/23
(木・祝)
●カシオ
2.2インチ液晶でVGA表示が可能な
368ppi超高精細アモルファスシリコンTFT液晶ディスプレイ開発

-デジタルカメラにも搭載可能な、クラス最高の超々高精細TFT液晶パネル。
-従来、230ppiだった高精細アモルファスシリコンTFTをさらに高精細化。
-同社独自のHAST技術を搭載することで、さらに高精細・高開口率化。368ppiの高精細化に成功。
-2.2型液晶でVGA表示が実現可能に。
-高精細で、しかも従来のQVGAパネルと同等の輝度を、消費電力を増やさずに実現。
-コントラストや視野角も、従来パネルより向上。
-表示色は26万色。入力信号はRGB各色6bit。
-超高精細パネル搭載デジタルカメラの実現も可能に。

2004/09/22
(水)
●キヤノン
EOS-1Dシリーズのフラッグシップモデルとなる
35mmフルサイズ1670万画素CMOS搭載デジタル一眼レフ「EOS-1Ds Mark II」、国内正式発表

-「EOS-1Ds」の後継機となる、デジタル一眼レフ最高画素数の1670万画素モデル。
-ベースボディーは「EOS-1D MarkII」と共通。
-撮像素子は35mmフルサイズ(36×24mm)の1670万画素CMOSを搭載。
-処理エンジンには高速な「DIGIC II」を採用。
-連写速度は秒約4コマ。JPEG時は連続32枚、RAW時は連続11枚の撮影が可能。
-ISO感度は100〜1,600。拡張モードでISO50と3,200が設定可能。
-起動時間は約0.3秒を実現。
-液晶モニターは2.0型23万画素タイプ。光学ファインダーの視野率100%。
-記録媒体はCFカードのほか、SDメモリーカードにも対応。
-専用無線LANアダプターによりIEEE802.11g対応。
-大きさは156×157.6×79.9mm。重さ約1,125g。
-オープンプライス。店頭想定価格90万円前後。11月下旬発売。

<取材メモ>
・デジタル一眼レフの市場規模は昨年の3倍弱の230万台市場になると予想。
・アテネオリンピックでは、ほとんどがデジタル。スタジオやポートレート市場でもデジタル化が急速に進む。
・EOS-1Ds Mark II、EOS-1D MarkIIはプロ向け、ハイアマ向けのEOS 20D、一般ユーザー向けのEOS Kiss DIGIAの3ライン。
・EOSデジタルシリーズのフラッグシップ機。EOS-1Dsの第二世代機。
・最大の特徴であるフルサイズCMOSをさらに進化。
・フラッグシップ機にふさわしい高画質化を実現。
・性能、機能、信頼性、品位へのこだわり。快速・快適・高画質に関するこだわり。キヤノンの差別化技術である35mmフルサイズへのこだわり。プロフェッショナル用カメラとしてのこだわりの、4つのこだわりで開発した。
・中判・大判カメラ市場をも網羅するハイエンドカメラ。
・ワイヤレストランスミッターは、無線機能とワイヤレスLANに対応。高速無線転送に対応したIEEE802.11g対応。
・EOS-1Ds MarkIIとワイヤレスアクセサリーの発売で、キヤノンとしてもっとも重要視している。
・プロ向けデジタル一眼レフ市場でナンバー1を確立したい。

・一昨年発売された「EOS-1Ds」の後継機。
・カメラとしては「EOS-1D MarkII」ボディーをベースにセンサーを変更。
・外観上の1D MarkIIとの違いはマークの色の違い。
・最高画質を追求したプロ用機。デジタル一眼レフとして最高画質をねらう。
・快速快適性能については、毎秒4コマの高速連写性能。連続32枚。0.3秒の高速起動時間を実現。
・EOS-1Dsユーザーからの要望に応えるモデルに。
・35mmフルサイズ1670万画素の自社開発CMOSセンサー。7.2ミクロンの画素ピッチを採用。オンチップマイクロレンズの改良により、高画質化を実現。
・ISO感度はEOS-1Dsでは最高感度1250だったが、今回はISO100〜1600。拡張モードではISO50と3200を実現。
・ISO800でも十分なローノイズ化を実現。
・画像設計は標準設定はEOS-1D MarkII同様、素材性重視の設定。シャープネスエッジ強調はせず、コントラストも標準的。カメラ内で目的にあわせてシャープネスやコントラストを設定することで、使用目的にあった、最適な画質を実現できる。
・毎秒4コマの高速読みだし。CMOSセンサーから8チャンネルの並列データ読み出しを実現。DIGICIIと組み合わせることで、毎秒4コマを実現。
・高速連写時の枚数は、JPEGの最高画質で32コマ(従来10コマ)、RAWでも10枚から11枚へ。
・起動時間は従来の1秒から、0.3秒。
・メモリーカードへの書き込み速度も約2倍高速化。撮影枚数32枚を40秒で書き込める。RAWでも49秒から37秒へ。
・撮影枚数は600枚から1,200枚へ。
・EOS-1D MarkIIベースなので、その機能を継承。メモリーカードは2スロット化。JPEG記録画素も4種。ホワイトバランス補正機能も採用。EXIF2.21対応。
・23万画素高精細液晶を搭載。
・拡大表示も10倍まで。ビデオ表示にも対応。
・45点エリアAFを採用。従来比で高速・高性能化をはかっている。
・E-TTL自動調光システムも採用。
・レリーズタイムラグも55ms。最短40msに設定可能。
・耐久性も15万回から20万回へ。
・デジタル対応アクセサリーを拡張。580EXにも対応。オリジナル画像判定キットにも対応。画像転送用アクセサリーにも対応。
・同梱のDPP1.5では、今回のバージョンでトリミング機能を追加。
・EOS-1D MarkIIをベースに、高画質と快適性をさらに高いレベルで実現できた、いいカメラに仕上がった。

・ゴミについては、ユーザーからの要望が一番大きいことは認識しているが、今回はまだ対応できていない。
・ISO50と3200は心にやましいところがある。ISO50はダイナミックレンジがやや狭い。3200は当社基準ではややノイズが多い。EOS-1Dsに比べ、ワンステップグレードアップした感じだと思ってほしい。
・バッファーが解放できていなくても、バッファーに空きができれば次の撮影はできる。
・カメラとしてのハード的にはEOS-1D MarkIIと同じで、とくに進化していない。
・RAWデータはCR2になっているので、EOS-1Dsにようなサムネールアイコンは表示されない。
・RAWデータは可逆圧縮になっているので、その処理をDIGIC IIで高速処理。

・EOS-1Ds MarkIIは、EOS-1Dsの後継機として11月下旬に発売。
・コマーシャル、フリーランス、式場・写真館、雑誌出版などプロフォトマーケットがターゲット。
・価格はオープン。市場売価は税込みで90万円前後を想定。月産2,000台。

「EOS-1Ds MarkII」「EOS-1D MarkII」に対応した
IEEE802.11g対応ワイヤレストランスミッター「WFT-E1」発表

-同社カメラ用初の無線や有線で高速な画像転送が可能な802.11b/g対応アダプター。
-WPA-PSKに対応。LAN接続設定はPCから専用ソフトで設定可能。
-無線LANは最大54Mbps、最長60m。延長アンテナで約150mの最大点層距離を実現。
-20Dなどを同じ電池を利用することで、3時間の転送が可能。
-有線では最大100Mbps、転送距離205m、使用時間4.5時間。
-撮影したものをすぐに送ることもでき、選択画像を転送することも可能。転送確認もカメラ側で容易に。
-長めのコードでボディーと離して、撮影者や三脚に取り付けて使用することも可能。
-通信設定用ソフトウエアもPC上で通信設定をし、CFカードに書き込み、CFカード経由で設定可能。カメラでの設定も可能。
-転送はWindows XPプロに網羅されているサーバーソフトで対応可能。
-140,000円(税別)。11月下旬発売。

IXY30系の後継機となる2.0型液晶搭載
1/2.5型400万画素3倍ズーム機「IXY DIGITAL 50」、国内正式発表

1/2.5型320万画素3倍ズーム機「IXY DIGITAL 40」、国内正式発表

上段:IXY DIGITAL50
下段:IXY DIGITAL40
-「IXY30」系列の後継機となるIXYシリーズの最新モデル。
-撮像素子に1/2.5型400万画素CCD(IXY50)、320万画素CCD(IXY40)を採用。
-映像エンジンに高速な「DIGIC II」を搭載。
-液晶モニターは2.0型液晶を採用。
-大きさは85.8×53.4×21.1mm。重さ約115g。
-オープンプライス。

「IXY L」の後継機となる
1/2.5型500万画素単焦点レンズ搭載機「IXY L
2」、国内正式発表

-「IXY L」の500万画素判となる単焦点モデル。
-撮像素子は1/2.5型500万画素タイプを採用。
-レンズは6.4mmF2.8。35mm判換算で39mm相当。
-液晶モニターは1.5型液晶を搭載。
-大きさは90.3×47.0×18.5 mm。重さ約100g。
-オープンプライス。

●ニコン
ハイエンドデジタル一眼レフ「D2X」搭載CMOSセンサー、ソニーと共同開発 (リンク先なし)
-同社デジタル一眼レフのフラッグシップモデル「D2X」。
-同機搭載の1,284万画素APS-CサイズCMOSセンサーを、ソニーと共同開発。
-同CMOSセンサーは「他社には使用できない、ニコン専用センサー」(同社広報担当談)として開発。同機搭載へ。

●米 キヤノン
EOS-1Dシリーズのフラッグシップモデルとなる
35mmフルサイズ1670万画素CMOS搭載デジタル一眼レフ「EOS-1Ds Mark II」、米国発表

-「EOS-1Ds」の後継機となる、デジタル一眼レフ最高画素数の1670万画素モデル。
-ベースボディーは「EOS-1D MarkII」と共通。
-撮像素子は35mmフルサイズ(36×24mm)の1670万画素CMOSを搭載。
-処理エンジンには高速な「DIGIC II」を採用。
-連写速度は秒約4コマ。JPEG時は連続32枚、RAW時は連続11枚の撮影が可能。
-ISO感度は100〜1,600。拡張モードでISO50と3,200が設定可能。
-起動時間は約0.3秒を実現。
-液晶モニターは2.0型23万画素タイプ。光学ファインダーの視野率100%。
-記録媒体はCFカードのほか、SDメモリーカードにも対応。
-専用無線LANアダプターによりIEEE802.11g対応。
-大きさは156×157.6×79.9mm。重さ約1,125g。
-米国向け発表。

IXY30系の後継機となる2型液晶搭載
1/2.5型400万画素3倍ズーム機「PowerShot SD300/IXUS40」、米国発表

1/2.5型320万画素3倍ズーム機「PowerShot SD200/IXUS30」、米国発表
-「IXY30」系列の後継機となるIXYシリーズの最新モデル。
-撮像素子に1/2.5型400万画素CCD(SD300)、320万画素CCD(DS200)を採用。
-映像エンジンに高速な「DIGIC II」を搭載。
-液晶モニターは2.0型液晶を採用。
-大きさは85.8×53.4×21.1mm。重さ約115g。
-米国向け発表。

「IXY L」の後継機となる
1/2.5型500万画素単焦点レンズ搭載機「PowerShot SD20 /IXUS 5i」、米国発表

-「IXY L」の500万画素判となる単焦点モデル。
-撮像素子は1/2.5型500万画素タイプを採用。
-レンズは6.4mmF2.8。35mm判換算で39mm相当。
-大きさは90.3×47.0×18.5 mm。重さ約100g。
-米国向け発表。

●コニカミノルタ [トラブル情報]
12倍ズーム機「DiMAGE Z3」の一部で複数箇所の不具合発生。ファームアップへ
-光学手ぶれ補正採用400万画素12倍ズーム機「DiMAGE Z3」で不具合。
-下記の4種の不具合が発生。
-「画像上部に暗部がある撮影シーンでは、横縞状のノイズが目立つ場合がある」。
-「内蔵時計の遅れが大きい場合がある」。
-「連写時にシステムエラー表示やスイッチ操作を受け付けない場合がある」。
-「1GB容量のSDメモリーカードをフォーマットするとカード容量が少なくなる場合がある(512MB以下の容量のカードでは問題なし)」。
-ファームアップにより解消可能。同社サポートページよりダウンロード可能。

●松下電器
VGA30フレームのMPEG4動画に対応した
310万画素マルチメディアデジタルカメラ「"D-Snap" SV-AS30」「SV-AS3」発表

-マルチメディアカメラ”D-Span”の最新モデル。
-310万画素CCDを搭載した「SV-AS10」「SV-AS1」の後継機。
-VGAサイズ秒30フレームのMPEG4動画に対応。録画・再生が可能に。
-1/3.2型総画素数334万画素(有効310万画素)CCDを搭載。
-レンズは「AS30」「AS3」ともに4.5mmF4の単焦点タイプ。
-液晶モニターは1.5型6.2万画素。
-AAC/WMA/MP3方式の音楽再生に対応。AS3は約36時間、AS30は18時間の連続再生可能。
-あらたにPictBridgeに対応。
-大きさ・重さは53.2×103×14mm(最薄部9.9mm)・58.5g、52.5×88.7×21.1mm(最薄部18.9mm)・75.1g。
-オープンプライス。AS30は10月30日、AS3は11月27日発売。

2004/09/21
(火)
●コダック
コダック株式会社社長に元オリンパス
現イーストマンコダック取締役副社長の小島佑介氏が就任

-コダック日本法人が10月1日付で人事異動。
-元オリンパス、現・米コダック副社長の小島祐介氏が、日本のコダック社長に就任。
-現・代表取締役社長の堀義和は同社会長に。

●コダック
「撮る」「観る」「プリントする」楽しさを備えた、日本市場再参入モデル
2.5型液晶搭載薄型 1/2.5型500万画素3倍ズーム機「EasyShare LS755 Zoom」発表

-日本市場への再参入をターゲットに開発された、薄型500万画素3倍ズーム機。
-「撮る」「観る」「プリントする」という写真の楽しさを重視したモデルに。
-カメラをセットするだけで、プリンター側の操作でプリントできる「プリンタードック」に対応。
-デジタル・フォトフレーム(写真立て)として活用できる「フォトフレームドック」も同時発表。
-CCDは1/2.5型総画素数536万画素(有効509万画素)タイプを採用。
-レンズはシュナイダーブランドの3倍ズーム。35mm判換算36-108mm相当。F2.8〜4.8。
-独自形式の沈胴式。シャッターと絞り羽根を開放し、レンズの第2群を沈胴させる「直列収納機構」を採用。屈曲光学系やスライディングレンズシステムより、偏芯や解像度のばらつきの点で有利。
-液晶モニターは2.5型20.7万画素の高精細タイプを採用。光学ファインダーはナシ。
-電源は専用リチウムイオン充電池を採用。
-大きさは95×61.5×25mm。重さ約170.5g。
-オープンプライス。10月中旬以降発売。

●コシナ [参考]
「エプソン・R-D1」ベースの
絞り優先AE機構採用レンズ交換式35mmレンジファインダーカメラ「BESSA R3A」「R2A」発表

-レンジファインダー式BESSAシリーズ初の絞り優先AE搭載35mm判カメラ。
-デジタル・レンジファインダー機「R-D1」のユニットを利用し、絞り優先AE機能を実現。
-ファインダー倍率1.0倍(等倍)の「R3A」と、0.7倍の広角指向「R2A」の2種をラインナップ。
-ファインダー枠は「R3A」が40,50,75,90mmの4種。「R2A」は35,50,75,90mmの4種を用意。
-レンズマウントはライカMマウント互換のVMマウントを採用。
-「NOKTON classic 40mm F1.4」も同時発表。
-大きさは135.5×81×33.5mm。重さ約430g(本体のみ)。
-75,000円。「R3A」は10月、「R2A」は12月発売。

2004/09/20
(月・祝)
●欧州 オリンパス
新型GUIを採用し操作性を向上させた
エントリー向け1/2.7型320万画素3倍ズーム機「CAMEDIA C-370ZOOM」、欧州向け発表

-エントリー向けの300万画素3倍ズーム機。
-CCDは1/2.7型320万画素タイプを採用。
-レンズは光学3倍ズームを搭載。35mm判換算で38〜114mm相当。明るさはF2.9〜5.0。
-液晶モニターは1.5型13万画素タイプ。
-レンズ前2cmもスーパーマクロ機能を搭載。
-記録媒体はxDピクチャーカード。12MBの内蔵も搭載。
-大きさは87.5×38.5×62.5mm。重さ約140g。
-欧州向け発表。

2004/09/19
(日)
●プリンストンテクノロジー
miniSDカード専用USB2.0対応リーダ&ライタ「PRD-MNSD2」発表
-USB2.0に対応した、超小型メモリーカードminiSDカード用アダプター。
-変換アダプターナシにminiSDカードを装着可能。
-Windows、Macintosh両対応。
-オープンプライス。9月下旬発売。

2004/09/18
(土)
●PC Watch
山田久美夫の「キヤノン・EOS 20D」製品版ファーストインプレッション
-本日発売に「EOS 20D」製品版の実写画像とインプレッション。
-軽快な使用感と優秀なファインダー。
-A3プリントにも十分耐える画質。ISO400も常用域に。
-安心感のある実力派中堅モデル。

レックスマーク
同社初のPictBridge対応6色インク採用
カードダイレクトプリント対応インクジェットプリンタ「P915 Photo Jetprinter」、複合機「P6250」発表

-レックスマーク初のPictBridge対応フォトプリンター。
-6色インクを採用。解像度4,800dpiで4辺フチなしプリントに対応。
-大型2.5型カラー液晶パネルを採用。画像プレビューや詳細設定が可能。
-各種小型メモリーカードに対応。カードからのダイレクトプリントに対応。
-葉書サイズの6色印刷を38秒で可能。
-複合機「P6250」では600×2,400dpiのスキャナー機能搭載。
-大きさ・重さは、P915が428×237×150mm・約2.9kg。P6250は435×334×178mm・約4.8kg。
-オープンプライス。9月下旬発売。

2004/09/17
(金)
●タムロン [参考]
「RF645」用交換レンズ「ゼンザノンRF100mmF4.5」販売完了へ
-645判レンジファインダー機「RF645」用交換レンズ。
-望遠系レンズ「RF100mmF4.5」、在庫がなくなり次第、販売完了。

●Jasc Software
RAWデータに対応した
定番画像処理ソフト「Paint Shop Pro 9」 「Paint Shop Pro Studio」発表

-定番画像処理ソフトの最新版。
-新バージョンでは各社のRAWデータに対応。8bit・sRGBのみながらも展開可能。
-ノイズ除去機能や歪み補正のほか、レンズの色収差補正機能も搭載。
-作業履歴のパレットやExifデータ表示可能なブラウザも装備。
-トーンカーブや色収差補正などを省いた「paint Shot Pro Studio」も同時発表。
-PSP9は14,800円(パッケージ版)・9,800円(ダウンロード版)。同Studioは各9,800円・6,800円。10月15日発売。

2004/09/16
(木)
●ニコン
12.4メガで秒5コマ、中央6.8メガで秒8コマの高速連写が可能な
1,284万画素APS-CサイズCMOSセンサー搭載フラッグシップモデル「D2X」発表

-ニコンの最高級デジタル一眼レフ「D2」シリーズの高画素タイプ「D2X」を開発発表。
-「高品質高解像度、多彩な機能、直感的な操作性に優れる、デジタル一眼レフの新スタンダード」。
-撮像素子は、総画素数1,284万画素、有効12.4メガのDXフォーマット(APS-Cサイズ)CMOSセンサー。
-全画素使用時は秒5コマ。画面中央部の6.8メガエリア使用時には秒8コマの超高速連写が可能。
-連写枚数は、JPEGモードで19コマ、RAWモードでも15コマ以上を実現。
-4チャンネル独立による読み出しによる、高速読み出しを実現。
-センサーの各色ごとに信号レベルを最適化したのち、A/D変換をする新画像処理システムを採用。
-35mm判との焦点距離換算は、全画面時1.5倍、中央部6.8メガ時は2.0倍相当に。
-ファインダーは視野率100%。倍率は0.86倍。
-レリーズタイムラグは「F6」と同じ、37msを実現。
-測光系は1005画素RGBセンサーによる「3D-RGBマルチパターン測光 II 」を搭載。さらに高精度に。
-AF測距は「D2H」と同じく11点測距システムを搭載。
-液晶モニターは大型2.5型TFT液晶を搭載。
-3種のカラーモードでAdobeRGBをサポート。JPEGもsYCC色空間に対応。
-別売で高速なIEEE802.11g対応のワイヤレストランスミッター「WT-2」(140,000円)も用意。
-バッテリーはD2Xと同等の専用タイプ。バッテリー残量表示対応。
-大きさは157.5×149.5×85.5mm。重さ約1,070g(本体のみ)。
-600,000円(税別)。2005年1月発売予定。

[参考]
卓越した信頼性と高機能を実現
大幅な小型・軽量化を実現した35mm一眼レフの最高級機「F6」発表

-「21世紀の最高級F-SLRを目指した」、ニコンの最高級35mm一眼レフ「F6」。
-「最高のフィルム表現ソリューション」の核となるF-SLRカメラとして位置づけ。
-「フィルムの信頼性、画質感、安心感、手法を重視するフォトグラファー」へ。
-「最上の質感」「切れ味のいい操作感」「高い実用性」「高機能・高信頼性」を核に開発。
-59年のニコンF以来、6世代目。先代の「F5」はスピード、知性の追求がテーマ。「F6」は切れ味、最上質感をテーマに開発。「切れ味」「最上質感」が至上テーマに。
-デザインは上質感の追求。原型デザインはジュージアローが担当。 D2HやD70に共通のモチーフを採用。ニコンの新世代シリーズらしさを強調。
-指の移動がスムーズなレイアウトを採用。傾斜したコマンドダイアルや操作にあった楕円ボタンを採用。
-背面ボタンを斜めに配置。横位置専用とし、マルチセレクターを上に寄せ操作性を向上。
-レリーズタイムラグは「D2X」と同じ37ms。ファインダー像消失時間95ms以下。ミラーダウン時のバウンド低減。
-AF連写時のコマ速は8コマを達成(別売グリップ装着時。本体のみで
-シャッター耐久は15万回を達成。
-作動音を静音化。シャッター羽根作動で-2.5db、撮影時の残響音で-2.5db、ギアボックスの密閉化によりフィルム給装音を-4.0bd軽減。
-F5を凌駕する機能をF100クラスボディーに集約。F6とD2Hの操作部をそろえ操作感を統一。
-ファインダーは視野率100%、ファインダー倍率0.74倍。アイポイント18mm。
-ニコン初の画面サイド露出インジケーターを採用。LED照射タイプのスーパーインポーズを採用。
-背面に128×96ドットマトリックス液晶を採用。主に設定関係を表示。
-標準電源は123A×2本。バッテリーパック装着時 単三電池や充電式リチウムイオン電池も利用可能。
-消費電力はF6が1.2W、F5は2.0W。 123A2本で35本。単三8本で55本の撮影が可能。
-15万回を越える撮影耐久テストをクリア。動作保証温度も-20〜+50度に。防塵防滴設計。
-ノーマルボディーでのコマ数。F6で5.5コマ。F100では4.5コマ、EOS-1Vで3.5コマ。
-1005分割RGBセンサーによる3D-RGBマルチパターン測光を採用。
-レンズ情報登録によりAiレンズに対応。10本の登録が可能(D2Hでは その都度必要)。ただし、装着後に登録番号の読み出しが必要。
-AFは11点ワイドフォーカスエリアAF。11点の配置は、9エリアが縦横両用センサー。
-AFエリアをグループ化し、そのエリアだけで動作させることで、より効果的なAF撮影に。
-ディフォーカス検出範囲が広く、C社の2.5倍。苦手な被写体もC社より良好。F5以上の合焦率を実現(動体予測時)。F6ではディフォーカス量40mmまでOK、EOS-1Vは17mmまで。
-SB800、SB600によりクリエイティブライティングシステムが可能。
-i-TTL-BL調光。(D2H、D70はプリ発光によるガイドナンバー制御)。オートFPハイスピードシンクロにも対応。
-300,000円。10月22日発売。 月産5,000台を予定。

オリジナルデザインはG・ジュージアロー氏。デザインスケッチや開発段階のモックアップも公開。


クラス初の24〜85mmカバーを実現した
2/3型800万画素CCD搭載ワイド系3.5倍ズーム機「COOLPIX 8400」発表

-コンパクト系モデルで初めて24mm超広角域をカバーした軽量なワイド系ズーム機。
-CCDは2/3型800万画素タイプを採用。
-レンズは6.1〜21.6mmF2.6〜4.9(7群10枚)。35mm判換算24〜85mm相当。
-液晶モニターは1.8型13.4万画素タイプ。液晶ビューファインダーは0.44型23.5万画素タイプ。
-新開発の画像信号処理エンジンを搭載。高速処理と自然な再現性を実現。
-8メガの高画質を活かし、劣化の少ない約1/2JPEG圧縮の「EXTRAモード」を新採用。
-JPEG撮影後、内部処理でシャドー部のみを明るくする「D-ライティングシステム」搭載。
-ワイドコンバータWC-E75装着時には18mm(画角100°)相当の超広角撮影が可能。
-ニコン独自の光学回折素子「PF レンズ」(位相フレネルレンズ)を採用した、テレコンバータ「TC-E3PF」をオプションで用意。小型・軽量化な3倍コンバーターを実現。255mm相当の望遠撮影が可能。
-大きさは約113×82×75mm。重さ約400g。
-オープンプライス。店頭想定価格11万円前後。10月1日発売。

光学手ぶれ補正機能を搭載した
2/3型800万画素CCD搭載光学10倍ズーム機「COOLPIX 8800」発表
-あらたに光学手ぶれ補正機能を搭載した「E8700」の後継機。
-CCDは2/3型800万画素タイプを採用。
-レンズは10倍ズームニッコールレンズ。8.9〜89mmF2.8〜F5.2(10 群16枚)。35mm 判換算35〜350mm相当。
-レンズシフト式手ぶれ補正機能を搭載。シャッター速度約3段分の補正効果あり。
-液晶モニターは1.8型13.4万画素タイプ。液晶ビューファインダーは0.44型23.5万画素タイプ。
-新開発の画像信号処理エンジンを搭載。高速処理と自然な再現性を実現。
-JPEG撮影後、内部処理でシャドー部のみを明るくする「D-ライティングシステム」搭載。
-大きさは116×85×121mm。重さ約600g。
-オープンプライス。店頭想定価格13万円前後。11月発売。

高度な反射防止レンズコーティング技術「ナノクリスタルコート」採用
手ぶれ補正機能搭載大口径超望遠レンズ「AF-S VRニッコールED 300mm F2.8G(IF)」発表

-同社の半導体露光装置ステッパーレンズ用に開発されたコーティング技術をベースにした、反射防止レンズコーティング技術「ナノクリスタルコート」を採用した、大口径超望遠レンズ。
-レンズシフト式光学手ぶれ補正機能であるVR機構を採用。シャッター速度換算で3段分の補正効果を実現。
-レンズ駆動には超音波モーター(SWM)を採用。
-レンズ前面には、撮像素子面の反射によるゴーストを軽減するメニスカス保護ガラスを採用。
-ニッコールレンズ初のナノクリスタルコートを採用。ゴーストやフレアを抑えたクリアな描写を実現。
-大きさは最大径約124mm、全長約267.5mm。重さ約2.87kg。
-680,000円(税別)。2005年1月発売。

●オリンパス
クラス最小の光学5倍ズーム搭載1/1.8型710万画素CCD搭載機「CAMEDIA C-70」発表
-世界最小の700万画素5倍ズーム機。
-CCDは1/1.8型710万画素タイプを採用。
-レンズは7.9〜39.5mmF2.8〜4.8の5倍ズーム。35mm判換算で38〜190mm相当。
-液晶モニターは2.0型20.6万画素の半透過型サンシャイン液晶を採用。
-記録フォーマットはJPEG、TIFFのほか、RAWデータにも対応。
-記録媒体はxDピクチャーカードを採用。
-電源はリチウムイオン充電池。
-大きさは102×59×42.5mm。重さ約220g。
-オープンプライス。10月下旬発売。

2004/09/15
(水)
●コニカミノルタ
世界初のボディー内手ぶれ補正機能搭載
APSサイズ610万画素レンズ交換式デジタル一眼レフ「α-7 DIGITAL」、正式発表

-今春のPMAで参考出品された中堅モデル「α-7 DIGITAL」を正式発表。
-CCDシフト方式の手ぶれ補正機能をデジタル一眼レフで初めて搭載。
-全αレンズで手ぶれ補正効果を発揮。
-撮像素子はAPS-Cサイズ(23.5×15.7mm)の610万画素タイプを搭載。
-ISO感度はAUTOのほか、ISO100,200,400,800,1600に設定可能。拡張設定で3200設定も可能。
-連写速度は秒3コマ。JPEGファインで最大15コマ、RAW+JPEGで最大9枚の連続撮影が可能。
-ファインダーは視野率約95%。倍率は0.9倍。スクリーン交換可能。
-液晶モニターは2.5型20.7万画素。再生時以外は各種カメラ情報をステータス表示。
-AF測距は中央クロスの9エリア8ラインAFセンサーを搭載。
-ボディー素材はマグネシウム合金を採用。
-電源は充電式リチウムイオン電池1本。CIPA基準400枚。同社条件最大2,000枚の撮影が可能。
-縦位置レリーズと充電池2本装着や単三電池駆動ができる「縦位置コントロールグリップ」(25,000円)も用意。
-大きさは150×106×77.5mm。重さ約760g(本体のみ)。
-オープンプライス。実売価格20万円を下回るレベルを想定。11月中旬発売。


デジタル一眼レフを考慮した
35mmフルサイズ対応レンズ「AF 17-35mm F2.8-4(D)」「AF 28-75mm F2.8 (D)」同時発表

-コストパフォーマンスな大口径ズーム2種を同時発表。
-ボケ味がきれいな円形絞りを採用。
-効率のいい花形フードを標準装備。
-大きさは17-35mmが最大径83mm、全長88.5mm、430g。28-75mmは最大径73mm、全長94mm、510g。
-17-35mmは68,500円(税別)。28-75mmは58,000円。11月中旬発売。

A2の姉妹機となるCCDシフト式手ぶれ補正機構搭載
2/3型800万画素光学7倍ズーム搭載機「DiMAGE A200」発表

-「Dimage A2」の一部機能を省き低価格化を実現した姉妹機。
-A2と同等のCCDシフト式手ぶれ補正機能を搭載。
-A2に比べ、約15%もの小型軽量化を実現。
-液晶モニターはA2のチルト式から上下左右両対応の回転式1.8型13.4万画素モニターに変更。
-EVF(液晶ビューファインダー)はポピュラーな0.44型QVGAタイプの固定式に。
-CCDは2/3型830万画素タイプを採用。
-レンズはA2同様、28-200mm相当の光学7倍ズームを採用。手動ズーム式。
-電源は充電式リチウムイオン電池。CIPA基準約260枚の撮影が可能。
-大きさは114×80×15mm。重さ約505g(本体のみ)。
-オープンプライス。実売価格は10万円前後を想定。11月中旬発売。

●ペンタックス
ドイツ・フォトキナでデジタル一眼レフ専用
超薄型単焦点レンズ「smc PENTAX-DA 40mmF2.8 Limited」、参考出品

-待望の超薄型単焦点レンズをフォトキナ2004で参考出品。
-往年のパンケーキレンズ「smc PENTAX-M 40mmF2.8」の現代版。
-同社のデジタル一眼レフ専用レンズ「DA」シリーズ。
-絞りリングを省き、超薄型化を実現。フィルター径49mm。
-*istDSとの組み合わせ時には、グリップ部とほぼ同等の薄さを実現。
-参考出品予定。価格・発売時期とも未定。

●リコー
400万画素ワイド系4.8倍薄型ズーム機「Caplio R1」、ブラックボディーの発売を延期
-薄さ25mmの28〜135mm相当のワイド系4.8倍ズーム機「Capilio R1」。
-発表当初、シルバー、ブラックボディーとも「9月3日発売」だったが、ブラックボディーのみを発売延期。
-ブラックボディーは10月下旬発売へ。
-シルバーボディーは9月3日より発売中。

2004/09/14
(火)
●キヤノン & 東芝 [発表会会場速報]
次世代薄型ディスプレイ「SED」パネル事業で合弁会社、今年10月設立。2005年10月量産開始
-中央がSED。左がプラズマ、右が液晶パネル。
-高画質で動画追従性に優れた、次世代薄型ディスプレイ"SED"で合弁会社を設立。
-2004年10月会社設立。2005年8月に月産3,000台の量産開始。2007年より本格量産開始。
-CRTと同じ発光原理を使った自発光型。薄型高画質化が実現可能。
-共同開発により、量産技術を確立。市場価格も他方式に対抗できるレベルに。
-キヤノンと東芝でSEDパネルを使ったテレビを製造。
-キヤノンは、当初、東芝からのOEM供給を予定。キヤノンとしては、単独ディスプレイではなく、東芝からの供給による”テレビ”の発売を予定。


<キヤノン社長 御手洗氏 発言概要>
・東芝とキヤノンが、生産・販売を目的とした合弁会社。
・1986年から研究開発を開始。
・キヤノンは独自路線を追求するあまり、失敗した経験があり、SEDについては当初から共同開発をするつもりだった。
・1999年6月14日、共同開発の記者会見を開いたが、その後5年3ヶ月も経ってしまった。
・私はせっかちで根気強い性格なので、金ならばいくらでも出すという姿勢でやってきた。
・市場価格を考慮して、競争力のある生産技術を生み出すために時間がかかった。東芝との協力がなければ、まだ実現できていないだろう。
・SEDはようやく量産のための目処が立った。時間がかかったという意味では、BJ方式に近いものがある。
・BJもSEDと同じ、平塚事業所からでてきた技術であり、追従を許さない独創的な技術である。
・高輝度、高精細、高い動画追従性、低消費電力が特徴。36インチの試作品が完成した。
・キヤノンにとって、なぜ必要なのか? キヤノンは静止画の世界では、デジタルカメラやスキャナー、出力はプリンターを持っている、ブロードバンド時代では、時代は動画に移行してゆく。動画の出力装置であるディスプレイを自力で持っていない。そのため、どうしてもディスプレイが必要になってくる。
・家庭ではすべての電子映像機器と窓口になる。
・パソコン事業ではキーとなる技術を持っていなかったので、撤退を余儀なくされた。今後、時代の中心的存在になりたい。
・外販も考えているが、当面は社内需要だけになる。
・キヤノンは複写機も、デジタルカメラもスロースターターだが、技術に自信を持っているので、十分に勝てると思っている。
・キヤノンのデジタルカメラ販売ルートを使って世界中に売ってゆく。

<東芝社長 岡村氏 発言概要>
・来るべきユビキタス社会では、文字だけでなく、動画を中心とした映像ネットワーク時代に移行する。
・海外においても、放送のデジタル化、映像の高精細化の流れがある。
・高画質、高精細な映像が忠実に再現できるディスプレイが必要になる。それがSEDといえる。
・ブラウン管同様、自発光方式のため、コントラスト、動画追従性を備え、薄型化が可能な、究極の大型ディスプレイ。
・実用化のために、当社の蛍光材料技術、パネル内の真空技術、微細化技術などがある。
・今後のディスプレイは、プラズマ方式ではなく、SEDが理想的であると判断した。
・映像の東芝を築く。32インチ以下は液晶、それより大型のものはSEDパネルを採用する。
・2010年には年間300万台を予定。シェアは25-30%でトップシェアになると見ている。
・特許はケースバイケースで、合弁会社が主導権をもっている。

<SED合弁会社社長(就任予定)・キヤノン 鵜澤氏>
・1999年6月に共同開発を開始。
・大型ディスプレイの価格が当初の予想より大幅に下がったため、それに見合った量産技術が必要になった。
・平塚で量産技術を開発し、その後、国内で量産へ。
・株主構成はキヤノンが1株だけ多い。
・早期量産化の確立が使命。
・2005年には生産ライン導入。2005年8月には生産開始。パネルサイズ50インチ級を月産3000台。
・本格量産は東芝の拠点で2007年。月産75000台。翌年には倍増。
・SEDは自発光型。電子放出部を画素数分だけ並べて蛍光体を発光。高画質化と薄型化の両立が可能。CRTと同じ発光原理による、薄型化を実現。
・もっとも有利な点は画質。
・CRTと同系列の蛍光体の採用により、高い色再現が可能。
・通常用途ではLCDの1/3程度の消費電力を実現できる。環境に優しいディスプレイといえる。
・奥行き感があり、締まりのある動画が表現が可能。
・本格量産は50インチクラスから始める。その後は市場性を見て、他のサイズも展開する。
・打ち上げ規模は当初300億円。その後、2000億円規模になる。
・2010年時点で、トップシェアになりたいと考えている。

※再現できる色域はNTSC比70%前後。現時点で、AdobeRGBなど広色域には対応していない。
※PC用ディスプレイではなく、現時点でPC用途は考えていない。あくまでもテレビとしての販売を予定。

●ペンタックス
実売10万円を切る価格帯を実現した
小型軽量なAPS-Cサイズ610万画素CCD搭載普及型デジタル一眼レフ「*istDS」発表
UPDATE
-「*istD」の普及タイプとなるクラス最小・最軽量のレンズ交換式デジタル一眼レフ。
-「*ist D」をベースに、使いやすさ・携帯しやすさをより一層追求。
-CCDはAPS-Cサイズの610万画素タイプ。
-ファインダーは普及機ながらも、ペンタプリズムを採用。視野率95%。倍率0.95倍を実現。
-液晶モニターは同クラス最大の2.0型21万画素タイプを搭載。
-連写速度は秒2.8コマ。8枚の連続撮影が可能。
-撮影シーンに最適なシャッター速度、絞り値、ホワイトバランス、彩度、コントラスト、エッジの強弱などをカメラが自動的に選んで設定する「オートピクチャーモード」搭載。
-記録媒体は、SDメモリーカード専用。
-電源はCR-V3型2本もしくは単三型電池4本。
-大きさは125×92.5×66mm。重さ約505g
-オープンプライス。店頭想定価格9万円代後半。11月上旬発売。

デジタル一眼レフ用標準ズーム
「smc PENTAX‐DAズーム18−55oF3.5−5.6 AL」発表
UPDATE
-APS-Cサイズセンサー専用となるDAシリーズの標準ズーム。
-35o判換算で27.5o〜84o相当。
-大きさは最大径68mm、全長67.5mm。重さ約225g。
-オープンプライス。11月上旬発売。

薄さ28mmで光学5倍ズームを実現した
スライディングレンズ採用1/2.5型500万画素モデル「Optio SV」発表
UPDATE
-スライディングレンズ搭載で28mmの薄型化を実現した光学5倍ズーム機。
-レンズは5.8o〜29oの光学5倍 smc PENTAXズームレンズ。35o判換算36〜180mm相当。
-CCDは1/2.5型536万画素タイプを採用。
-液晶モニターは1.8型11.8万画素タイプ。
-記録媒体はSDメモリーカード。
-大きさは91.5×56×28mm。重さ約150g。
-オープンプライス。10月下旬発売。

VGA秒30フレームの本格的なMPEG4動画に対応した
1/2.5型400万画素CCD搭載光学10倍ズーム機「Optio MX4」発表
UPDATE
-海外発売中の300万画素10倍ズーム機「Optio MX」の400万画素版。
-VGAサイズで秒30フレームの本格的なMPEG4動画撮影が可能。最長2時間の録画が可能。
-CCDは1/2.5型400万画素タイプを採用。
-レンズは非球面レンズや特殊低分散ガラスを採用した光学10倍ズーム。5.8〜58mmF2.9〜3.5。35mm判換算で37〜370mm相当。
-液晶モニターは1.8型13.4万画素の微反射タイプ。上下左右回転可能。
-電源は充電式リチウムイオン電池を採用。
-大きさは73×59×103.5mm。重さ約330g。
-オープンプライス。10月中旬発売。

●オリンパス
"しずく"をイメージした
生活防水機能採用1/2.5型400万画素2倍ズーム機「μ-mini DIGITAL」発表

-しずくをイメージした斬新なデザインの生活防水モデル。
-レンズバリア部の凹凸を完全になくした新開発の「トップシェルバリア」を採用。
-メタルボディーで滑らかな曲線を実現。
-シルクのような感触の特殊な表面加工「スーペリアシルキーフィニッシュ加工」を採用。
-ボディカラーは6色。「ジュエリーシルバー」、「ピュアホワイト」、「コスミックブラック」、「クリスタルブルー」、「ベルベットレッド」、「カッパーオレンジ」を用意。
-CCDは1/2.5型400万画素タイプを採用。
-レンズは35-70mm相当の光学2倍ズームを採用。
-液晶モニターは1.8型の高視野角タイプを搭載。
-撮影後に「ソフトフォーカス」や「フィッシュアイ風」に画像変換可能。
-大きさは95×55.5×27.5mm。重さ約115g。
-オープンプライス。10月中旬発売。

●日本ビクター
本格的なMPEG2動画撮影が可能な200万画素10倍ズーム搭載
ハードディスクムービー“エブリオ”「GZ-MC100」「GZ-MC200」発表

-1インチ小型HDDを記録メディアに採用した、HDDムービーカメラ。
-動画記録時間は、最高転送レート約9Mbps(ウルトラファインモード)で約1時間録画が可能。
-静止画記録枚数はUXGAサイズ(1600×1200ドット・スタンダードモード)で9999枚撮影可能。
-記録媒体として、4GBマイクロドライブを付属。SDメモリーカードやCFカードにも対応。
-ハードディスクを振動から守る、新開発の衝撃吸収機構「フローティングダンパーシステム」を採用。
-新開発となる世界最小のMPEG-2コーデックLSIと、同社独自の高画質画像処理エンジン「メガブリッド」搭載。
-撮像素子は1/3.6型211万画素タイプを採用。
-レンズは4.5〜45mmF1.8〜2.2。35mm判換算で動画時48.7〜487mm、静止画時38.9〜389 mm相当。
-大きさはMC100が41×103×71mm・約245g。MC200は74×56×94mm・約285g。
-オープンプライス。GZ-MC100は実売13万円、GZ-MC200は14万円前後。10月中旬発売。

●NHK
プロジェクトX〜挑戦者たち〜
CCDの開発ストーリー「革命ビデオカメラ・至難の小型化総力戦」、今夜放送

-ソニーのCCD開発ストーリーを放映。
-NHK総合。今夜9:15〜10:00。

2004/09/13
(月)
●富士フイルム & 富士ゼロックス
毎分11枚もの銀塩写真に近い高画質・高光沢フォトプリントを実現した
ゼログラフィー方式による高速・高画質デジカメプリント出力システムを共同開発

-デジタルフルカラー複写機で、通常コピーと写真画質のフォトプリントを1台で実現する新技術。
-Lサイズ毎分11枚の高速フォトプリントを実現。
-ファーストプリント(最初の1枚)まで約40秒。それ以降、1枚5秒でプリント可能。20枚プリントしても2分強で処理可能。
-富士ゼロックスが新開発した「ベルト定着/冷却剥離技術」を採用。フォトペーパー上のトナーを高熱で圧着した後急速に冷却することで、写真ライクな光沢感と滑らかなプリント面を実現。
-本システム専用ペーパー「FUJIFILM XEROGRAPHIC PHOTOPAPER」を新開発。
-専用ペーパーと顔料系トナーの組み合わせにより、高保存性を実現。

●ニコン
FotoNation、Microsoftと協力で
デジタルカメラと無線LANで画像転送を容易にする画像転送技術「PTP/IP」を開発

-デジタルカメラのPC用インターフェースとしてFotoNation社開発のPTP/IPを採用。デジタルカメラからの無線LAN転送を容易にする技術を確立。
-PTP/IPはデジタルカメラとパソコンをLAN接続する際のプロトコルで、USB接続のPTP(ISO 15740)を拡張し、無線LANでの接続を可能に。
-ニコンはPTP/IPをベースにデジタルカメラに応用。
-実用化や製品化に向けFotoNation社とMicrosoft社と協力して開発へ。
-同技術をプロ向けモデルに採用。将来的にはコンシューマー向けにも展開。

2004/09/12
(日)
●バッファロー
従来比3倍以上の高速読み書きを実現した
45倍速相当の高速CFカード「RCF-Gシリーズ」発表

-45倍速相当の高速読み書きを実現したCFカード。
-読み出し速度7.2MB/sec、書き込み速度6.0MB/secの高速転送を実現。
-1GB、512MB、256MB、128MBタイプの4種をラインナップ。
-1GBタイプ23,800円、512MB12,300円、256MB7,500円、128MB3,800円。9月下旬発売。

2004/09/11
(土)
●ニコン
ニッコールレンズ3500万本突破記念「ニコンで撮ろう世界遺産」キャンペーン実施
-ニッコールレンズ累積出荷本数3500万本記念キャンペーン。
-ニッコールレンズ全品(中古品を除く)が対象。応募者に抽選で、JTB旅行券(5万円分・35名)もしくはNikonオリジナルジャケット(3500名)が当たるキャンペーンを実施。
-クイズ正解者に世界遺産旅行(3組6名)もプレゼント。

2004/09/10
(金)
●キヤノン
820万画素デジタル一眼レフ「EOS 20D」、発売日決定
-「EOS 10D」の後継機となる820万画素中堅デジタル一眼レフ。
-発表当初「9月下旬」とアナウンスしていた発売時期を決定。
-オープンプライス。9月18日発売。

●ソニー
秒10MB/secの高速読み書きを実現した
「メモリースティック PRO(High Speed)」と「メモリースティック PRO デュオ(High Speed)」発表

-高速読み書きに対応した、高速タイプのメモリースティック。
-新開発コントロールIC採用で、10MB/secの高速読み書きを実現。
-通常サイズの「メモリースティック PRO(High Speed)」は2GB、1GB、512MB、256MBの4種。
-1/3サイズの「メモリースティック PRO デュオ(High Speed)」 は1GB、512MB、256MBの3種。
-動作保証温度を従来の0℃〜60℃から−25℃〜85℃に拡大し、車載機器や寒冷地などでの信頼性を向上した、新型「メモリースティック PRO」「メモリースティック PRO デュオ」も同時発表。
-高速転送に対応したパラレルデータ転送が可能なメモリースティック用PCカードアダプター「MSAC-PC4」(5,980円)も同時発表。
-オープンプライス。10月8日より順次発売。2GBのPROと1GBのPRO DUOは11月26日発売。

●シグマ
コンパクトで大口径な等倍撮影対応
高画質望遠マクロレンズ「APO MACRO 150mm F2.8 EX DG HSM」発表

-大口径で等倍撮影も可能な望遠マクロレンズ。
-デジタル一眼レフにも対応した最新設計によるDGシリーズ。
-超音波モーター搭載。切り替えなしにマニュアルフォーカスができるフルタイムマニュアル機能搭載。
-SLDガラス(特殊低分散ガラス)2枚を採用し、色収差など諸収差を良好に補正。
-マウントはシグマ、ニコン、キヤノンAF用を用意。
-アダプターなしに等倍撮影が可能。最短撮影距離38cm。
-大きさは最大径79.6mm、全長137mm。重さ約895g。フィルター径72mm。
-99,000円(三脚座付き)。10月28日発売。

同社初のフォーサーズマウントレンズ
「18-125mm F3.5-5.6 DC」「18-50mm F3.5-5.6 DC」「55-200mm F4-5.6 DC」、正式発表

18-125mmDC55-200mmDC18-50mmDC
-同社のデジタル一眼レフ専用レンズ「DCシリーズ」に、4/3インチセンサー搭載の「フォーサーズ」対応レンズをラインナップ。
-第一弾として「18-125mm F3.5-5.6 DC」「18-50mm F3.5-5.6 DC」「55-200mm F4-5.6 DC」の3種をラインナップ。
-基本的な仕様は、既発売の同レンズと同等。
-35mm判換算では、36-250mm、36-100mm、110-400mm相当に。
-価格は45,000円、20,000円。25,000円。10月28日発売。

スーパーマルチコートで撮像面反射を軽減した
デジタル一眼レフ対応大口径標準ズーム「24-70mm F2.8 EX DG MACRO」発表

-デジタル一眼レフにも35mm一眼レフにも対応できるEX DGシリーズ。
-反射軽減効果の高いスーパーマルチコートを採用。センサー面からの反射による画質低下を軽減。
-SLDガラス2枚、非球面レンズ3枚を採用。
-最短撮影距離40cm。フィルター径82mm。
-大きさは最大径88.7mm、全長115.5mm。重さ約445g。
-70,000円。シグマ・ニコン・キヤノン用9月25日発売。
-ミノルタ・ペンタックス用発売時期未定。

大幅な小型軽量化を実現した
大口径標準ズーム「28-70mm F2.8 EX DG」発表

-デジタル一眼レフにも35mm一眼レフにも対応できるEX DGシリーズ。
-先代の28-70mmF2.8に比べ、大幅な小型・軽量化を実現。
-最短撮影距離33cm。フィルター径67mm。
-大きさは最大径74mm、全長87.2mm。重さ約510g。
-50,000円。シグマ・ニコン・キヤノン用11月下旬発売。
-ミノルタ・ペンタックス用発売時期未定。

最新デジタルカメラに対応した
多機能リングライト「ELECTRONIC FLASH MACRO EM-140 DG」発表

-マクロ撮影での無影撮影などに便利なリングライト。
-内部に4つの発光部を備え、両側発光、片側発光のほか、光量比の調整も可能。
-片側発光により、立体感のあるマクロ撮影にも対応。
-ガイドナンバー14(ISO100)。
-モデリング発光機能装備。撮影前にライティングの確認が容易に。
-「EF-500 DG SUPER」のワイヤレス発光機能と組み合わせにより多彩なライティングが可能に。
-取り付け部のフィルター径は58mmと55mm径に対応。
-電源は単三型電池4本。
-大きさは126.6×128.8×30.5mm(発光部)、76.7×136.2×82.4mm(制御部)。重さ約430g。
-55,000円。発売日未定。

[ソフトウエアUPDATE]
●キヤノン
PowerShot S1 IS ファームウェア変更 Ver.1.0.0.2
-AFモード[CONT]設定時の映像表示方法を仕様変更。
-日中シンクロ撮影で露出オーバーとなる現象の改善

2004/09/09
(木)
●ソニー [発表会会場速報]
2004年秋の新製品発表会「Cyber-shot 2004 Autumn Collection」開催

「T1」の進化系となる、薄さ17.8mmの
1/2.4型510万画素3倍ズーム採用2.5型液晶搭載機「DSC-T3」発表

-「DSC-T1」の後継機となる510万画素3倍ズーム機。
-レンズ前面に自動開閉式のレンズバリアを採用。
-鮮やかさが向上した新液晶モニター「クリアフォト液晶」を採用。明るいシーンでコントラストが2.5倍に向上。色再現範囲も40%向上。
-同梱のクレードル「サイバーショットステーション」に三脚穴を装備し、三脚に対応。
-CCDは1/2.4型510万画素タイプを採用。
-レンズは38〜114mm相当の屈曲式光学3倍ズーム搭載。
-電池寿命は約180枚(CIPA基準)。
-大きさは91×60×17.8mm。重さ約146g。
-オープンプライス。市場推定価格 60,000円前後。10月15日発売。

”一番セクシーなCybershot"
1/2.7型410万画素3倍ズーム機「DSC-L1」発表

-「IXY L」の対抗機となる、スタイリッシュでファッショナブルな410万画素3倍ズーム機。
-CCDは1/2.7型410万画素タイプを採用。
-レンズは32〜96mm相当の光学3倍ズーム搭載。
-液晶モニターは1.5型ハイブリッドTFTタイプを採用。
-電池寿命は約240枚(CIPA基準)。
-ボディーカラーは、プラチナシルバー・ワインレッド・スターダストブルーの3種を用意。
-大きさは95×44.3×25.7mm。重さ約122g(本体のみ)。
-オープンプライス。市場推定価格 40,000円前後。11月5日発売。

DSC-L1のCMキャラクターに「ぺ・ヨンジュン」を起用

本格的な作品造りに対応した
1/1.8型720万画素4倍ズーム採用2.5型液晶搭載機「DSC-V3」発表

-「DSC-V1」の後継機となる720万画素4倍ズーム機。
-CCDは1/1.8型720万画素タイプを採用。
-レンズは34〜136mm相当の光学4倍ズーム搭載。
-液晶モニターは2.5型を採用。
-メモリースティックに加え、CFカードにも対応。
-撮影枚数は約300枚(CIPA基準)。
-大きさは119.8×72×63mm。重さ約360g(本体のみ)。
-オープンプライス。市場推定価格80,000円前後。11月5日発売。

本格的なMPEG4動画が撮影可能な
1/2.4型510万画素CCD採用3倍ズーム2.5型液晶搭載機「DSC-M1」発表

-「T1」のCCDや光学ユニットを採用した、本格派動画対応モデル。
-Hi8ビデオカメラと肩を並べる、VGA秒30フレームのMPEG4動画撮影に対応。従来比で水平解像度を約50%アップ。
-1GB メモリースティック使用時には最長8時間23分の動画撮影が可能(QVGA/15フレーム時)。
-静止画撮影時、直前5秒間と直後3秒間を自動的にQVGAサイズ秒15フレーム動画で撮影する「ハイブリッドRec」機能搭載。
-動画ボタンを押すことで、5秒間の動画撮影ができる「5秒Rec」機能も搭載。
-CCDは1/2.4型510万画素タイプを採用。
-レンズは屈曲光学系の光学3倍ズームを搭載。
-液晶モニターは上下回転可能な2.5型ハイブリッド液晶を採用。
-メインスイッチは液晶部の回転と連動可能。
-電池寿命は約160枚(CIPA基準)。
-大きさは51×114×27.8mm。重さ約190g(本体のみ)。
-オープンプライス。市場推定価格 63,000円前後。11月19日発売。

<発表会語録>
・デジタルカメラ市場もちょっと先細りしているが、当社は20%増を記録している。
・新規から、買い換え買い増しに移行している。
・これから自分の目的にあった機種を選ぶ時代へ。
・高齢者は使いやすさ、女性はファッション性を重視している。
・4年前の商品からの買い換え需要。
・昨年11月の「T1」は連続6ヶ月トップを快走した。
・大ヒットモデル「T1」が4つの商品に進化。「T3」「L1」「V3」「M1」へ。

●ハギワラシスコム
高速なデータ転送が可能なExpressCard準拠と
32bit/バスマスタ対応のカードバスタイプのCFカード用アダプター2種発表

-CFカードからの高速なデータ転送が可能な、新世代CFカードアダプター。
-次世代PCカード規格ExpressCard準拠の「HAD-EX5CF01」と、32bit/バスマスタ対応のカードバスタイプの「HDA-CBCF01」を発表。
-CFカードとマイクロドライブに対応。
-転送速度は最大6MB/secと、従来の16bitPCカードアダプタの約5倍の高速転送を実現。
-オープンプライス。12月発売予定。

2004/09/08
(水)
●松下電器 [発表会会場速報]
LAN経由でPC上で静止画やMPEG4動画再生可能な
400GB HDD搭載DVDレコーダー「"DIGA"DMR-E500H」など5機種を発表

-松下電器のDVDレコーダー「DIGAシリーズ」を一新。
-PCやケータイとの連携を重視した「モバイル&ホームネットワーク」対応へ。
-DVD系のハイエンド機「DMR-E500H」は、400GB HDDを内蔵し、LAN接続に対応。
-SDカードやPCカードから、静止画や動画のHDDやDVD-RAMなどへの保存が可能。
-MPEG4動画の録画・再生に対応。SDメモリーカード経由でケータイやD-Snapで再生可能。
-LANで接続されたPC上から、付属ソフト経由で「E500H」に記録された、静止画やMPEG4動画の閲覧が可能(コピーやファイル管理、サムネール一覧表示は不可)。
-世界最速の64倍速DVD-Rダビング機能を搭載。
-オープンプライス。店頭想定価格188,000円前後。9月21日発売。

●シグマ
APSサイズセンサー搭載デジタル一眼レフ用
高倍率常用ズーム「18-125mm F3.5-5.6 DC」ペンタックスAF用、発売日決定

-35mm判換算で約28-200mm相当となる超高倍率ズーム。
-APS-Cサイズの撮像素子を搭載したデジタル一眼レフ用。
-既発売のシグマ、ニコン、キヤノン用に続き、ペンタックス用をラインナップ。
-45,000円。9月11日発売。

[ソフトウエアUPDATE]
●市川ソフトラボラトリー
RAW現像ソフト「SILKYPIX Developer Studio Ver1.0.2.1 (for Windows)」
-独自アルゴリズムによる高画質RAW現像ソフト。
-Ver.1.0.2.1では、「キヤノン・Powershot Pro1/G5/S70/S60/S45/S30」「セイコーエプソン・R-D1」に対応。
-予約・マークのコマの選択機能、プリセットホワイトバランス設定を追加。
-adobeRGBのJPEG/TIFF 表示時にカラーマネジメントが行われない問題などを修正。
-その他の改良点や追加機能、修正箇所は同社ページ参照。

2004/09/07
(火)
●ソニー [発表会会場速報]
民生用ビデオカメラ初の
1080i 方式のHDV規格本格派ハイビジョン対応DVカメラ「HDR-FX1」発表

-垂直方向で1080本の走査線を持つ、本格的ハイビジョン規格「1080i」に対応したDVカメラ。
-通常のDVカセットテープにハイビジョン動画を記録するHDV規格を採用。
-4つの主要LSIを自社開発し、ハイビジョン化を実現。
-レンズはカールツァイスT*レンズを採用。光学手ぶれ補正内蔵12倍ズーム。ワイド端で32.5mmワイドを実現。
-撮像素子は、1/3型総画素数112万画素CCDを3枚使用。アスペクト比16:9。
-液晶モニターは3.5型のワイド液晶を採用。
-大きさは151×181×365mm。重さ約2.0kg。
-オープンプライス。店頭想定価格約40万円。10月15日発売。

超高品位モニターQUALIA 005 で表示した
「HDR-FX1」で撮影されたハイビジョン映像


<発表会語録概要>
・デジタルイメージングカンパニーは、トータルに事業を推進することで、トップを目指す。今後もユニークな商品で発展を目指す。
・21世紀に入っても、6-10%の堅実な伸びを示している。全世界のシェアはソニーが約40%。
・デジタルイメージングカンパニーは、2桁の収益体制を実現している。
・85年の8mmアナログ以来発展し、本日、デジタルハイビジョンカメラを発表。
・日本やアメリカ以外でも、ハイビジョン放送が始まり、ハイビジョンTVやブルーレイレコーダーが登場。
・お客様の感動を、よりきれいなハイビジョンで残したい!という需要に対応。
・今後は「ハンディーカムで撮り、ベガで見て、VAIOで編集し、ブルーレイで保存する」世界を築きたい。
・貴重な映像を、そのときの最高の画質で、永遠に残したい。
・ハンディーカムのハイビジョン化を押し進めてゆきたい。
・SDからHDへ。miniDVテープの資産を受け継ぐ。過去の貴重な資産を残す。
・キヤノン・シャープ・ビクター・ソニーの4社で規格したHDV規格を採用。
・編集側は、アドビやアップルなどが6社がサポート。
・ソニーはほぼ5年サイクルで新フォーマットを提案。
・市場の中心はテープ。新たな市場としてDVDフォーマットが広がりつつある。
・今回、新たに導入するハイビジョンフォーマットは、ハイエンド・コンスーマーがターゲット。5年後には、ソニーがこの市場を席巻する。
・求めやすい価格で、高画質を残すのであれば、DVテープベースがベスト。いま現在は、HDDやメモリーカードよりDVテープが優れている。DVテープとの互換性も重要なファクターである。
・最高画質を重視するため、720Pではなく、1080iにこだわった。
・このCCDをそのまま外販する可能性はない。
・今後、ブルーレイでもハイビジョン記録ができる環境を作ってゆく。
・5年後、日本のビデオカメラ市場のフォーマットは全部ハイビジョンにしたい。
・パスポートサイズで10万円前後のものも”できれば”明日にも実現したい。来年とは明確にいえないが、近い時期に実現したい。
・「いよいよ、ハイビジョンは見る世界から、撮る世界へ」。

●コダック
横浜・元町「キタムラ」とのコラボレーションによる
オリジナルカメラケース付き「EasyShare LS753 Zoom」、オンライン販売開始

-先だって発表された500万画素2.8倍ズーム機「LS753」に、高品位な専用ケースを用意。
-横浜元町に本店を構える有名ショップ「キタムラ」とのコラボレーションにより、オリジナルカメラケースを制作。
-「ミニポーチタイプ」と「ハードカバータイプ」の2種類を用意。
-キタムラのコーポレートカラーのダークブルーが基調。本革製ケース表面にキタムラの「K」をあしらった高級感ある専用ケースに。
-デジタルカメラとのセット、カメラとプリンターとのセットで販売。各20セット、計80セットを販売。
-カメラ+ポーチ付き43,900円、ハードカバー付き44,900円。
-カメラとプリンターとのセットは、54,800円と55,800円。
-同社オンラインショップ「Shop@Kodak」で限定販売。9月6日より販売開始。

[参考]
●マミヤOP
中判カメラ「MamiyaRZ67PROFESSIONALU」販売終了
-6×7判バック交換式一眼レフ「RZ67 Pro II」の販売を8月末で終了。
-「マミヤセコールC80mmF1.9N」も販売終了に。

2004/09/06
(月)
●タムロン
「SP AF200-500mmF/5-6.3 Di LD IF」のニコンマウント用、発売日決定
-軽量・コンパクトな超望遠系ズーム「SP200-500mm」。
-既発売のキヤノンAF用に続き、ニコンAF用を発売。
-130,000円(税別)。9月10日発売(ニコンAF用)。

●キヤノン
同社インクジェットプリンターのWindowsXP Service Pack2対応状況を公開
-Windows XP Service Pack 2セキュリティ強化機能搭載での対応状況。
-Windows XP/2000対応BJラスタプリンタドライバ、プリンタ同梱アプリケーションとも利用可能。
-プリンタドライバのアンインストーラ起動時にアンインストーラが消えたり、プログラムエラーが発生しアンインストーラの起動に失敗する場合があり。
-付属アプリでは「Movie-PhotoPrint V2.0.0」「3D-PhotoPrint V2.0.1」の一部機能で不具合あり。

●ニコン
同社デジタルカメラ/スキャナ用 Windows 版ドライバのWindows XP SP2対応状況を公開
-現在の市場流通モデルを中心に検証を予定。
-SCSI接続、シリアル接続モデルについては検証の予定なし。

[ソフトウエアUPDATE]
●キヤノン
MultiPASS Suite Version 4.20/4.30/4.40 WindowsXP SP2対応 修正モジュール
-Windows XP SP2環境で、MultiPASS Suite Version4.20 4.30/4.40を使用するための修正モジュール。

2004/09/05
(日)
●PC Watch
山田久美夫の
「キヤノン・EOS 20D」ベータ版 ファーストインプレッション

-「EOS 10D」の後継機となる800万画素機「EOS 20D」のベータ版レポート。
-定点撮影、ISO1600、30秒露出など諸条件での実写データを掲載。
-ストレスフリーな実力は中堅機。
-ワンランク向上した画質。
-魅力的な手ぶれ補正内蔵標準ズーム。
-やや高価で面白味に欠けるが完成度はピカイチ。

●レキサーメディア
大容量CFカード、SDカード、xDカードなど大幅値下げ
-同社の小型メモリーカード、CF、SD、xDカードの実売価格を大幅値下げ。
-1GB80倍速CFカードは39,800円から27,800円へ、2GB80倍速カードは79,800円から53,800円へ、4GB80倍速カードは159,800円から108,000円(いずれも税込・同社Webショップ価格)に。

2004/09/04
(土)
●欧州 オリンパス
生活防水機能を備えた
小型でスタイリッシュな1/2.5型400万画素2倍ズーム機「μ-mini DIGITAL」、欧米発表

-μ DIGITALシリーズの新ラインナップとして登場したスタイリッシュモデル。
-曲面を積極的に活用した、独特な流面形デザインを採用。
-6色のカラーバリエーションをラインナップ。色は「Jewellery Silver」「Pure White」「Cosmic Black」「Crystal Blue」「Velvet Red」「Copper Orange」を用意。
-CCDは1/2.5型423万画素タイプを採用。
-レンズは5.8〜11.6mmF3.5〜4.9。35mm判換算で35〜70mm相当。
-液晶モニターは1.8型13.4万画素の広視野角タイプを採用。
-内部処理には同社の画像処理エンジン「TruePic TURBO」を採用。
-記録媒体はxDピクチャーカード。
-大きさは95×55.5×27.5mm。重さ約115g。
-欧州・米国向け発表。米国価格349.99ドル。

[ソフトウエアUPDATE]
●米 アドビシステムズ
Adobe Photoshop 7.0.1 G5 Processor Plug-in update for Mac OS X
-前バージョンの7.0.1用 Mac G5用プラグイン。

2004/09/03
(金)
●オリンパス
フォトキナ発表の
次世代のフォーサーズ規格デジタル一眼レフの事前告知を開始

-今月28日からドイツで開催される「Fotokina2004」でデビューする新型Eシリーズ。
-次世代のレンズ交換式デジタル一眼レフである点をアピール。

●PC Watch
山田久美夫の
超薄型300万画素2.8倍ズーム機「カシオ・EXILIM EX-S100」ファーストインプレッション

-8月25日発表の超薄型モデル「EX-S100」ベータ版のインプレッション。
-磨きたくなる高品位ボディー。
-軽快な操作感。L判プリントやメモ用には必要十分な画質。
-便利で実用的な歪み補正機能。
-高品位で魅力的な、超薄型こだわり派モデル。

2004/09/02
(木)
●ペンタックス
今秋の新機種購入者向けプレゼントキャンペーン「秋のOptio祭」実施
-今秋発売のOptio新製品購入者にもれなく賞品がもらえる応募キャンペーン。
-Optio S50購入者には「リモートコントロールF」。
-Optio 750購入者には「クラシック調両掛けホルダー」。
-Optio X購入者には「オリジナルメモリーカードケース」。
-OptioS5i購入者には「リモートコントロールF」をもれなくプレゼント。
-キャンペーン期間は9月9日〜10月31日。11月10日消印有効。
-申し込みは店頭設置の応募用紙に「レシート(領収書)」と「保証書」のコピーを添付し応募。

●日本hp
フォトプリントに適した大判インクジェットプリンター用速乾性用紙
「スタンダード速乾性光沢フォト用紙」「スタンダード速乾性半光沢フォト用紙」発売開始

-同社の大判インクジェットプリンター「Designjet」シリーズ用純正用紙。
-低価格化を実現した染料・顔料インク両対応の大判単票紙を発売。
-フォトプリントやグラフィックデザインのプリントに最適。
-サイズはA0判とB0判を用意。
-オープンプライス。8月30日より順次発売開始。

2004/09/01
(水)
●コダック
日本市場プレ参入第二弾として
EasyShaer「CX7530」「CX7430」「LS753」の3機種をオンライン販売開始
UPDATE
LS753 CX7530 CX7430
-日本市場再参入に向けてのプレ参入第二弾。
-スタイリッシュな500万画素2.8倍ズーム機「EasyShaer LS753」、500万画素3倍ズーム機「EasyShaer CX7530」、400万画素3倍ズーム機「EasyShae CX7430」の3機種を発売。
-ホーム デジタルフォト プリンター「EasyShare プリンタードック」も引き続き販売。
-同社オンラインショップ「Shop@Kodak」などで販売。
-オープンプライス。同社オンラインショップ価格は「LS753」が34,900円、「CX7430」は24,900円。
-プリンタードックとのセット販売は、「LS753」は45,800円、「CX7430」は34,800円と安価な設定に。
-「LS753」「CX7430」は9月1日発売。「CX7530」は10月上旬発売。

●カシオ
「QV-R51」の6メガ版となる
2.0型液晶を搭載1/1.8型600万画素CCD搭載3倍ズーム機「QV-R61」発表

-高速・高画質なハイコストパフォーマンス機「QV-R51」の600万画素タイプ。
-CCDは1/1.8型総画素数637万画素(有効600万)の原色系タイプを採用。
-レンズは8〜24mmF2.8〜4.9の3倍ズーム。35mm版換算で39〜117mm相当。
-液晶モニターは2.0型TFTタイプを採用。
-電源は単三型電池2本を採用。CIPA基準で280枚の撮影が可能。
-起動時間約1秒、撮影間隔約1.7秒、レリーズタイムラグ0.01秒。
-大きさは88.3×60.4×33.4mm。重さ約168g。
-オープンプライス。9月16日発売。

●欧州 キヤノン
新デザインのボックス型フォト・インクジェットプリンター「PIXMA」シリーズ4種、欧州発表
-箱形デザインのホーム・フォトプリンター「PIXMA」の新シリーズ4種を欧州発表。
-フラッグシップ機となる「iP8500」、ダイレクトプリント機「iP6000D」、1plの極小ドット採用の「iP5000」、無線プリント対応の「iP4000R」の4種を追加ラインナップ。
-米国に続き、欧州向けに発表。

A4判をわずか35秒でプリント可能な、8色インク搭載フラッグシップ機「PIXMA iP8500」
-PIXMAシリーズのA4対応ハイエンドモデル。
-8色インク搭載。通常のCMYK系インクのほか、PIXUS 9900i同様、赤と緑のインクを追加。
-A4サイズのフォトプリントをわずか35秒でプリント可能。
-解像度は4800×2400dpi。最小インクドットサイズ2ピコリットル。
-399ユーロ。欧州10月発売。

メモリーカードからのダイレクトプリントに対応した
2.5型液晶モニター搭載A4フォト・インクジェットプリンター「PIXMA iP6000D」

-各種小型メモリーカードからのダイレクトプリント対応上級モデル。
-メモリーカードやPictBridgeのほか、IrDAによるプリントにも対応。
-大型2.5型カラー液晶モニターを内蔵。コマ選びや各種設定が可能。
-6色インク搭載。解像度は4800×2400dpi。最小インクドットサイズ2ピコリットル。
-199ユーロ。欧州10月発売。

最小ドット1ピコリットルクラスを実現した次世代フォトプリンター「PIXMA iP5000」

-世界最小となる1plクラスの極小インクドットを実現。
-6色インク搭載。解像度は4800×2400dpi。最小インクドットサイズ2ピコリットル。
-専用トレーにより、CD/DVD印刷にも対応。
-199ユーロ。欧州10月発売。

無線LANなどワイヤレスプリントに対応した「PIXMA iP4000R」
-無線LANによるプリントが可能な中堅モデル。
-解像度は4800×2400dpi。5色独立インク採用。
-229ユーロ。欧州10月発売。

●富士フイルム
大型グリップ採用中堅モデル「FinePix E550」「E510」、発売日決定
-7月28日に発表されたFinePixの新シリーズ「Eシリーズ」。
-発表当初「9月上旬」としていた発売日を決定。
-オープンプライス。
-E550、E510とも、9月10日発売。




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<2000>

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