早朝の4時半に尻屋の草原にて撮影。
辺りはまだまだ肌寒いのに、厳寒を生きてきた馬たちにとっては丁度良い気候なのだろう・・・
春、うらら・・・

馬は音にとても敏感である。
早朝、私が馬たちが眠る草原にやってくると、たいした音はさせていないのに、70メートル先から私の姿を確認すべく首をもたげ始める。

しかしこの馬は相当眠かったのか、私に気付いても、しばらくはこのまま眠っていた。
馬の寝息は、人間の大人の鼾を拡声器で20倍ほどに高めた地響くような音であり、10メートル先からも聴こえるほどであった。