sd Quattro Ver.1.00 (2016年06月28日)

2016年06月28日

【DigitalCamera.jp　オリジナルデータ】

シグマ

Foveon X3センサー搭載ミラーレス機「SIGMA sd Quattro」、オリジナルデータ公開

【DigitalCamera.jp　オリジナルデータ】

●シグマ
Foveon X3センサー搭載ミラーレス機「SIGMA sd Quattro」、オリジナルデータ公開

-Foveon X3センサーを搭載した同社初のレンズ交換式ミラーレス機「SIGMA sd Quattro」。
-画質面で製品版相当のファームウエアVer.1.00による、オリジナルデータを公開。

-等倍表示での鑑賞にも十分耐える、卓越した解像感。
-RAW＋JPEGでの撮影では、JPEGサイズが5424×3616ピクセルだが、それを上回る解像度あり。
-解像感を最大限に引き出すのであれば、RAWデータからS-HIサイズ（7680×5120ピクセル）以上の設定で現像することを推奨。
-画質は「dp Quattro」よりやや進化している印象。
-高感度性能は相変わらず弱く、厳しく見ればISO400．通常使用でISO800が一つの目安。
-ボディーはAPSのミラーレス機として考えると、結構大柄だが慣れでカバーできるレベル。
-ミラーレス化による、正確なフォーカシングを実現。
-AFは早くはないが、きわめて正確で信頼できるレベル。
-EVFはライブビューでの表示画質が粗く、ピントの確認は厳しいのが難点。再生表示は悪くない。
-レンズ性能をほぼフルに引き出せるボディーのため、優秀なレンズを選びたい。
-ボディー価格は、実売9万円前後。もちろん、SAマウントレンズが必要だが、それでも十二分に魅力的。
-「SD1 Merrill」からは見ると、2ランク以上、あらゆる面での性能が向上。
-誰にでも手放しでお勧めできるモデルでは決してないが、この画質を体験したい人、Foveon X3センサーに興味がある人で、動作の遅さや高感度性能などを理解した上で、それらの自分でカバーできるのであれば、十分にオススメだ。

Sigma sd Quattro （Firmware　Ver.1.00) ・レンズは20mmF1.4　Art ・注意書きがないカットはカメラ内JPEG。・全カットとも、AE・AFで撮影。露出補正なし。

sd Quattro カメラ内での「RAW+JPEG」設定でのJPEGデータ（画像サイズ　5424×3616） F4.0・ISO 100	sd Quattro RAWデータより生成（S-Hiサイズ）（画像サイズ　7680×5120） F4.0・ISO 100	sd Quattro RAWデータより生成（2×サイズ）（画像サイズ　10848×7232） F4.0・ISO 100


F5.6・AWB・ISO 100	F5.6・AWB・ISO 100	F4.0・AWB・ISO 100


F2.8・AWB・ISO 100	F1.4・DayLight・ISO 800	F2.0・DayLight・ISO 100


F1.4・DayLight・ISO 100	F4.0・DayLight・ISO 100 　 ※ISO感度別カットはこちらを参照


sd Quattro 100	sd Quattro 200


sd Quattro 400	sd Quattro 800


sd Quattro 1600	sd Quattro 3200


sd Quattro 6400