デジタルカメラ・ジェーピー

2010年02月09日

パナソニック

世界初のフルHD 3D対応テレビ「3D VIErA」、ブルーレイ3D再生対応「DIGA」発表

●パナソニック [発表会会場レポート]
世界初のフルHD 3D対応テレビ「3D VIErA」、ブルーレイ3D再生対応「DIGA」発表
-世界初のフルHD 3D対応テレビ「3D VIErA」、3D再生対応ブルーレイ「DIGA」を発表。
-左右各秒60フレームの秒120フレーム高速表示と、表示にリンクする専用3Dグラスにより、自然な3D映像を再生。
-4月23日発売。



<3Dビエラ・ディーガ発表会・発表会語録概要>


<デジタルAVCマーケティング本部長 西口氏>
・白黒テレビから60年、パナソニックは常にリードしてきた。常に新しいテレビのムーブメントを起こす。
・新時代を開くのはプラズマ。広い視野角、高い色再現を実現。
・VHS、DVD、BDなど録画市場でも最先端に。
・コンテンツの最先端は映画。PHL(パナソニック・ハリウッド・ラボラトリー)で高い技術力を培ってきた。
・究極の高画質。その場にいなくても、リアルな映像を体験できる、臨場感あふれる映像。
・色再現、黒の表現、画面サイズ、解像度がある。
・臨場感、その場にいるような没入感を求めてきた。
・フルHDに続く新しいトレンドは、映画界を見れば一目瞭然。
・公開39日でタイタニックを超えた「アバター3D」。日本でも興業首位を独走中。
・日本での鑑賞者の8割が3D。300万人を超える。
・2009年、映画界は「3D元年」。映画館では前年比約5倍、日本では約7倍に。日本の映画館は1割が3Dに。
・2008年に11作品。2009年に19作品、2010年は31作品が3Dに。
・ディズニーも3Dソフトを発売。
・3Dコンテンツもパナソニックが作成。年末に向けて続々登場。


・「プラズマ大革命」「ブルーレイ大革命」をする。
・新開発の「フル・ブラックパネル」。発光効率を従来の2倍。3D映像も高画質に。
・黒の表現力も、予備放電レスでネイティブで500万:1を実現。無限大に近い。
・ブルーレイは、復号技術と高画質技術。ハリウッドで培った高画質圧縮技術。3Dマルチタップ技術を開発。
・「引きずり込まれるような没入感」
・カラー放送開始から50年。ついに、家庭で3Dに。
・「3D産業革命」をパナソニックがリードする。
・3D対応の「VT2」シリーズは54型と50型の2機種。アクティブシャッターメガネも1つ付属。
・3D対応のブルーレイディーガも3機種発売。プレイヤーも発売。
・ワイヤレスのシアターシステムも発売。
・映像製作用からソフト制作、民生機器までパナソニックは新しい時代へ。
・BS11、スカパー!、J:COMで3D放送を開始。メディアの充実で3D対応テレビの普及に。


<VIErA担当・上原氏>
・2010年、新開発のプラズマを開発。「プラズマ大革命」。
・昨年1年で発光効率を2倍、さらに今年2倍に。
・予備放電をなくし、500万:1を実現。
・明るい場所での視認性も大きく向上。
・劇場以上に色鮮やかな3Dテレビを提供。
・3D専用カメラで左右別々に撮影。BDで再生。左右、それぞれ60コマ、秒120コマを表示し、3Dメガネを同期させて鑑賞する。
・短い発光時間での高輝度に。二重像低減、高速動画処理で3Dを実現。
・通常は秒間60コマの映像。フルHD 3Dではその半分の時間で発光させる必要がある。
・プラズマ発光は傾向と同じ原理。600万個の発光体を使う。
・発光効率を大幅に向上した新パネルに。
・左右の映像を高速に表示する3Dでは、それぞれを確実に表示する必要があり、二重像(クロストーク)が問題。
・プラズマは自発光のため、原理的にクロストークが少ない。
・蛍光体による残存の問題を改良。残光時間を1/3に。
・高速動画再生。秒間120コマの表示が必要。駆動速度を2倍にする技術を開発。3Dでも高い動画解像度を実現。・3Dにはメガネも重要なポイント。映像と根金のシャッターを閉じるタイミングが重要。プラズマの発光タイミングに合わせて制御できる技術を開発。
・かけごごちのいい63gの軽量で快適なメガネを開発。本体に一つ標準装備。
・本年「3D元年」として、3Dプラズマを導入。あらたな映像空間を提供。



<DIGA担当・杉田氏>
・50GBでも3Dでは1.5時間が限界。
・3D専用の圧縮フォーマットが必要。MPEG-4 MVCはパナソニックが提唱し、採用された規格。
・高速処理が要求されるため、システムLSIを新開発。
・右目側の共有信号と前後フレームを参照することで、高圧縮と高画質を両立。
・3Dマルチタップ方式を採用。高解像度ショートレスも採用。高精細で自然な3D画質に。
・3Dではないが、VIErA史上最高画質もラインナップ。

・エコナビ機能も搭載。視聴環境や視聴環境に応じてビエラが節電をする
・明るさセンサーで約10%消費電力を低減。無信号自動オフ機能も搭載。
・「こまめにオフ」「ECOスタンダード機能」「番組連動 おまかせECO」機能も搭載。
・デザインも新規に。高級感のあるクールなデザインに。
・新ディーガは10倍録画を実現。BD一枚の43時間20分の録画が可能。番組持ち出し機能もワンセグ画質に加え、その4倍の高画質映像を持ち出せる。
・3Dでも消費電力や薄型化も。奥行きも2Dでは半分に。3Dでも25cmを切るサイズに。

・「お部屋ジャンプLink」。DLNA機器でムービーや写真を、別の部屋で視聴可能。
・別売アダプターで無線LANでも実現。
・リモコン操作も統一。

・新ビエラは11シリーズ、49モデル。ディーガは3Dを含め3シリーズ10機種に。
・生産体制も最先端に。PDPも昨年より稼働開始。やLCDの新工場も可能。

・発売キャンペーンとして、3Dのお試しソフトを提供。11本(約20分)をDIGAに同梱。「アストロボーイ」「グランドキャニオン」などを収録。
・新CMも制作中。


<Q&A>
Q.実売価格は?
A. 3D対応VIErAのVT2シリーズ、54V型53万円前後。50V型43万円前後。3Dグラスは約1万円前後。2D対応のV2シリーズ50V型は36万円前後、46V型は30万円前後。42V型26万円前後。
G2シリーズの37V型は16万円前後、32V型は11万円前後。S2シリーズの37型は14万円前後。
 DIGAの3D対応機は2TBタイプが30万円前後。1TBが20万円前後。750GBが16万円前後。BDプレイヤーは13万円前後を予定。。
 シアターシステムは15万円と10万円前後。ラックシアターは10万円と9万円前後。
3Dの価格アップについては、テレビで7万円、BDで2万円。あわせて9万円になる。2010年は3Dの産業革命を起こしたいので、買い求めやすい世界にするため、このように設定した。

Q.3D対応のビデオカメラなどの予定は?
A.3Dムービーカメラも予定。子供の成長記録をしたい人向けや、自分で3Dコンテンツを作れ、3Dムービーが残せるよう、なるべく早い時期にお届けしたい。

Q.3Dは画面サイズが50と54インチのみの展開だが 
A.今回は50インチ以上で2モデルを展開。臨場感は大画面で投入。その後のインチ展開は上下で展開したい。

Q.プラズマは3D、液晶は小さい画面向けという方向性なのか?
A.プラズマは大画面に適し、液晶は小さい画面にという基本姿勢は変わっていない。

Q.他社のような2D-3D変換機能は?
A.2D-3D変換機能も開発中。だが、今回はほんとうの3Dを体験して欲しい。



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