デジタルカメラ・ジェーピー

2010年03月11日〜14日

アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」レポート

03/15
(月)
[CP+ 2010 レポート] (4日目/最終日)
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」 UPDATE
-いよいよ最終日となった「CP+2010」。
-4日間の総来場者数は41,033名を記録。昨年開催された「PIE2009」と同等の来場者数となった。
-今回の「CP+2010」は、「PIE2009」に比べ、参加メーカーや団体が152から77と半減。コマ数も890コマから699コマに減っているにもかかわらず、来場者数はほとんど減っていない。
-次回の「CP+ 2011」は、2011年2月9日〜12日まで、今年と同じ「パシフィコ横浜」での開催を予定している。

-今回の会場となる「パシフィコ横浜」は、週末でも多くの人が訪れる、みなとみらい地区にあることもあって、日曜日も多くの来場者が訪れた。
-これまでのフォトイベントに比べ、カップルや家族連れが多いのが印象的。
-昨年までは日曜日夕方近くになると会場は閑散としていたのだが、今回はクローズする17時になっても多くの来場者がおり、大分違った印象。やはり夜景がキレイで、ショッピングモールや飲食店街が隣接しているパシフィコ横浜ならではの特性といえそうだ。



●富士フイルム
「FInePix REAL 3D W1」を中心とした3Dシステムを展開。16:9の3D静止画対応ファームも4月公開へ
-富士フイルムは3Dシステム「REAL 3D」を積極的にアピール。
-昨年発売されたシステムだが、3D映画のヒットや3D TVの発表などで、ここに来て注目度が高まっている。
-ブースでは、実際に初めて実機に触れる人も多く、特別な知識などに3Dが撮影でき、裸眼で3Dに見える点に感心する来場者も多く見受けられた。

-昨年発売された「FinePix REAL 3Dカメラ W1」も、発売後にユーザーからの要望を取り入れたファームアップを予定。
-4月公開予定の新ファームウエアでは16:9のハイビジョンサイズの静止画3D撮影に新対応するという。

-ワイヤレス機器を使って、より手軽に3Dを楽しめる環境も構築。
-現時点では3Dファイル転送に未対応となっている「Eye-Fiカード」も、米国で先行展開している次期製品「Eye-Fi Pro X2」では、3Dファイルの転送もサポートされるという。
-ブースでは実際に新Eye-Fiカードによる3D転送デモも行われており、3D静止画だけでなく、3D動画のワイヤレス転送も可能。撮ってすぐにワイヤレスで3D表示されるのは、なんとも新鮮な感覚だ。

-ブースでは、デジタルフォトシアターと同様の、3Dプロジェクターによるデモも展開。
-富士ブースでは、日本国内では未発表のシャープの3Dプロジェクターを使い、「NVIDIAR 3D Vision」の3Dメガネを使ってのデモを行っていた。
-やはり3Dは、より没入感のある大画面のほうがリアリティーがあり、3Dプロジェクターでの鑑賞は大きな魅力だ。

●東洋リビング
繰り返し使用が可能な除湿ユニット「モバイルドライ MD-2」発表。モバイルドライボックスやホワイトボディーの乾燥庫を出展
-カメラ機材の保存に便利な全自動防湿庫の老舗である東洋リビング。
-今回の「CP+」で、簡単に繰り返し使える除湿剤「モバイルドライ MD-2」(3,429円・3月下旬発売)を発表。
-本製品は除湿剤で、除湿効果がなくなったら電源を挿すだけで自動的に再生し、繰り返し使えるもの。
-この除湿剤を、普通の大型タッパなどに入れておけば、そのままカメラやフィルムなどの除湿保管庫として活用できるスグレモノ。
-除湿効果がある期間は環境やタッパのサイズによりまちまちだが、反復使用できるので安心。保証期間は1年だが、実際にはそれ以上の期間、繰り返し使うことができるという。
-同社ではより安心して本製品を使えるように、湿度計付きボックス「モバイルドライ」も用意。
-ブースでは、先だって発売された、除湿庫の外装をホワイト仕上げにした「オートクリーン Black&Whiteシリーズ」も展示。これまでの製品とはやや違った雰囲気の、リビングにも置きやすい明るい感覚の製品として好感が持てる。

●ベルボン
世界最速のセッティングを実現した旅行用8段三脚「キューブ」発表。55周年記念モデルも展開
-三脚メーカーのベルボンは今回、世界最速という高速なセッティングができる、コンパクトな旅行用三脚「キューブ」を発表。
-この製品は、平型に折りたためる脚部に、固定式で縦位置可能な雲台を装備したもの。
-最大の特徴は脚部。3本の脚のゴム部を握って、脚先端を持って延ばすと、ロックなどをゆるめることなく、一気に脚を延ばすことができる。そのため、脚を延ばすのに1秒とかからないスピーディーなセッティングが可能だ。
-雲台部分は自由雲台的に、脇にあるつまみを握るだけでOK.。縦位置も可能だ。
-縮長は240mm、重さ約390gと小型軽量で、普通のバッグに簡単に収まるレベル。
-旅行用の8段脚であり、推奨積載質量は400gと、基本的にはコンパクト機が対象だが、工夫次第ではマイクロ一眼系の補助脚としても利用可能。
-7,980円。4月中旬発売予定。

-参考出品でもユニークなものを多数展示。
-なかでも、現在開発中という、脚部を180度逆方向にまわして、超小型化を図った新型三脚は注目だ。
-BENROなどにも、このような自由雲台付きのモバイル脚があるが、この製品は2Way雲台を標準装備しており、その状態で畳めるのが大きな特徴。
-携帯時はかなりコンパクトで、全伸長は6段脚+2段式センターポールの採用で、目の高さまで届くので実用性も十分。
-雲台部はクイックシュー付きの2Wayタイプの採用でアングルの微調整も容易だ。
-コンパクトで、必要十分な強度を備えており、マイクロ一眼レベルなら実用になりそう。
-ただ、見た目よりもやや重めではある。
-こちらはまだ開発中の参考出品のため、製品化は未定。だが、携帯性と利便性をうまく両立させた製品であり、製品化を期待したいところだ。

-この3月25日に創業55周年を迎えるベルボン。
-今回の「CP+」では、55周年記念として「ジオ・カルマーニュ限定モデル」を発表。
-同限定モデルは「カルマーニュE」シリーズの主要モデルをベースに3つの特典をつけたもの。
-伸縮式のサードティルトハンドルを採用。脚部に巻く特性三脚グリップ(3種)。特性マイクロファイバークロスを追加。
-大手量販店などでは3月19日より販売開始。
-なお、同社は先だって公式オンラインショップ「ベルボン・ダイレクト」を開設。現行製品に加え、さまざまなパーツ類のオンライン販売も開始した。

●デジスコドットコム
デジタル一眼レフのライブビューや動画撮影に便利で
取り外し容易な3倍ルーペ付き高画質3.0型液晶フード「Turbo Gear HD-30WMC」を出品

-野鳥などの観察用フィールドスコープとデジタルカメラを組み合わせて超望遠撮影をするデジスコ。
-そのデジスコの専門オンラインショップである「デジスコドットコム」が望遠鏡関連ブースに出展。
-ブースでは、さまざまなデジスコ関連製品を展示していたが、デジタルカメラユーザーにとっても魅力的な製品も出展されていた。
-なかでも、一眼動画ユーザーにも高い評価を得ている、高画質な3倍ルーペ付き3インチ液晶用フードは要注目。
-これはカメラの背面ディスプレイに装着して、外光を遮断し、ルーペで拡大してチェックできるもの。
-国内外数社から同種の製品が登場しているが、この製品の特徴は、その高画質さと着脱の容易さにある。
-レンズはマルチコートを採用した高コントラストのもので、画面周辺の歪みや色収差もほとんど皆無。
-この製品は3.0型で4:3比率の液晶モニター用の3倍ルーペなのだが、メガネをかけていても、きちんと全視野が確認できるうえ、倍率も適度で、フレーミングとピントの両方を同時に確認しながら使える点が最大のメリット。
-素材はゴム製で、レンズ周りもゴム素材のため、アイカップとしての役割も果たし、メガネに傷もつかない。そのため、デジタル一眼レフでのライブビュー撮影時の安定性もよく、手持ち撮影でもブレが少ない点は大きな魅力。
-さらに、着脱部は、専用の取り付け台座は4ヶ所に樹脂製の突起があり、簡単に装着でき、取り外しも容易。
-視度調整機能はないが、ニコンの視度調整レンズ(DK-17C)が装着できるので安心だ。
-価格はオープンプライス。実売価格は15,000円前後(訂正)。同社オンラインショップ「でじすこや」でも購入可能。やや高価ではあるが、性能と機能性を考えれば納得できるレベル。
-デジタル一眼レフのライブビューや動画機能を多用する人は、ぜひ購入を検討したい逸品だ。

●マルミ
オシャレなカラーリングを楽しめる色付きフィルター枠採用フィルター「マイカラーフィルターを出品
-一眼レフのカラーバリエーションなどにあわせて、フィルター枠の色をコーディネイトできる「マイカラーフィルター」を出品。
-フィルター部分はそのままに、カラフルなフィルター枠を用意。
-オリンパスのPENシリーズ用パンケーキレンズの37mm径、LUMIX Gシリーズの標準ズーム用の46mm径など、ややマイナーなフィルター径のものもきちんと用意されている。
-数量限定発売。5月下旬より展開予定。

●エックスライト
AdobeRGB対応の本格キャリブレーター「カラーモンキー」や
コンパクトで手頃な価格でカメラのカラーマネージメントができる「ColorChecker Passport」を展示

-グレタグ社を傘下に納めたエックスライト社はカラーマネージメント関連製品中心の展開に。
-本格的なカラーマネージメントができる測色システム「ColorMunki Photo」を出展。
-本機はAdobeRGB環境でのカラーマネージメントができる数少ない製品であり、モニターはもちろん、プリンターやプロジェクターのキャリブレーションまでカバーできるのが大きな特徴。
-ブースでは、「ColorMunki Photo」をキャリブレーターとして推奨している、本格的な色管理ができるAdobeRGB対応液晶を搭載ノートPC「VAIO F」「VAIO Z」を使ったデモも行われていた。


-パスポートサイズの携帯ケースにカラーチャートとグレーチャートを収めた、カメラ用プロファイルが作成できるキャリブレーションシステム「ColorChecker Passport」をアピール。
-このシステムは、カラーチャートやグレーチャートを撮影し、付属ソフトウエアを使って、そのカメラと環境特有のプロファイルを作成できるもの。
-このプロファイルをRAWデータ現像時に適用することで、正確な色再現が可能になるわけだ。
-付属のチャートはいわゆるマクベスカラーチャートの超小型版であり、18%グレーチャートも備わっている。しかも、プラスチックケース入りのため、いつでも気軽に持ち歩けるのできわめて便利。
-価格も実売12,800円と、この手のチャートとしてはきわめて安価。カメラのプロファイル作成をしない人でも、持ち歩きができるカラーチャートセットとして考えてもお買い得だ。
-RAWデータでの色管理で困っている人はぜひ検討したい、手頃な価格の実戦的な色管理システムといえる。

●ニッシン デジタル
同社初のフォーサーズ機用ストロボ「Di466 FT」発表。ホワイトモデルも国内同時発表
-PMAで出品された、フォーサーズ用クリップオンストロボなどを国内正式発表。
-通常のブラック外装に加え、「PEN」や「LUMIX G」などホワイトボディーにマッチしたホワイト外装も用意。
-フォーサーズ規格としてはストロボの制御仕様について、とくに同一というアナウンスはしていないようだが、同社調べによると、同じ仕様「LUMIX G」と「PEN」に使えるという。
-基本仕様は既発売のキヤノン用やニコン用と同等で。ガイドナンバー最大33(照射角53mm, ISO100)で、純正ストロボと同じTTL調光に対応しているという。 
-価格未定。6月発売予定。

●mt foto
簡易グレーチャートしても利用できるグレーのマスキングテープをアピール
-スタジオで日常的に使われるマスキングテープ。
-通常は、ホワイトとブラックだけで、実用本位という感じのものだが、同社は今回、グレーのマスキングテープを追加。
-しかも、このテープはほぼニュートラルグレーであり、簡易的なグレーチャートして活用できる点が大きな特徴。
-そのため、ホワイトとブラックとグレーを組み合わせると、まさに簡易チャートという感じだ。
-実際の18%グレーチャートと比べると、やや濃度が濃いため、露出決定時には誤差が出るものの、色の偏りは意外に少なく、グレーの指標としては実用十分なもの。
-価格は25mm幅の50m巻きで各色900円と安価。手元に一本持っていると、なにかと便利な隠れた便利ツールといえる。




03/14
(日)
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」。
本日14日(日)まで、横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開催

※無事終了しました。多数のご来場ありがとうございました。



●CIPA
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+2010」の来場者数を公開。4日間で41,033名に
-CIPA主催のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」が無事終了。
-3月11〜14日まで4日間の総来場者数は「41,033名」を記録。
-昨年、4団体で開催された「PIE2009」(東京ビッグサイト)の総来場者数は41,952人。
-今回の「CP+ 2010」はCIPA単独主催ながらも、「PIE2009」と同等の実績に。

日付 「CP+2010」来場者数 天候 参考:PIE2009来場者数
3月11日(木) 8,382名 晴れ 10,012名 (3/26)
3月12日(金) 9,299名 晴れ 9,052名 (3/27)
3月13日(土) 12,712名 晴れ 11,351名 (3/28)
3月14日(日) 10,640名 晴れ 8,741名 (3/29)
合計 41,033名 - 41,952名

03/13
(土)
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」。
14日(日)まで、横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開催中!

※Web事前登録受付中。
事前登録者は4日間とも入場無料。さらに最新カメラ総合カタログを会場で進呈。



[CP+ 2010 レポート] (3日目)
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」
-明日14日まで横浜で開催中の「CP+2010」も開催3日目を迎えた。
-週末になり、会場には家族連れやカップルも多く、一眼レフを下げた女性来場者も数多く見受けられた。

-本日土曜日の来場者数は、12,712名を記録。ちなみに、昨年のPIE2009は土曜日の来場者が11,351名のため、それを上回る来場者数となった。
-好天に恵まれた週末であり、観光地でショッピングモールもある横浜みなとみらい地区での開催ということもあり、来場者が大幅に増えており、会場は終日、熱気に包まれていた。

-CP+会場のクイーンズスクエア側には主催者関係ブースがあり、関連団体や開催地である横浜や神奈川県関連のブースが並んでいる。
-ここでは、フォトアクセサリーメーカーの団体である「日本写真映像用品工業会」ブースがあり、加盟各社のフォトアクセサリーをまとめた写真用品カタログを配布している。電話帳ほどもあるきわめて充実したもの。無償配布なので、ぜひとも取得したい。
-地元関連では、開催地である神奈川県での撮影地案内をしている「Best Shot 神奈川」ブース、神奈川県の高校写真部の団体である「神奈川県高文連写真専門部」に写真コンテスト優秀作品展なども開催。
-このほかにも、写真甲子園で有名な「写真の町 東川町」ブース、フォトブックブースなど、さまざまな分野の情報を得ることができる。

-会場内には「日本カメラ博物館」(JCII)ブースがあり、往年の名機たちを見ることができる。
-今回のテーマは「〜あの頃カメラは宝物だった〜 昭和30年代 日本のカメラ」。
-戦後、日本のカメラ産業が大きく成長した昭和30年代のカメラを中心に、数多くのカメラを展示している。
-いまは無きカメラブランドのカメラや変わり種モデルなども多数あり、ぜひともじっくりと見ておきたいイベントだ。

-最新のデジタルプロジェクターを使い、大画面で写真を楽しめる主催者イベント「デジタルフォトシアター」も開催。
-ここでは家庭でも楽しめる100インチスクリーンとホームプロジェクターの組み合わせから、業務用プロジェクターによる200インチスクリーンによる大迫力映像、3Dの静止画や動画までを一堂に楽しむことができる。
-会場は、1階の本会場内ではなく、2階のハーバーラウンジBで開催中。わかりにくい場所でのイベント(地図参照)だが、巨大画面で、写真映像を”光”として楽しめる、世界的に見ても類を見ないイベントなので、この機会にぜひ、あらたな世界を体感したい。



●HOYA
一番人気の「PENTAX 645D」。実機体感スペースは長蛇の列で1時間待ちも
-今回の「CP+2010」で初公開となった「PENTAX 645D」。
-同社ブースの体感スペースは、会場オープン直後から長蛇の列に。
-昨日から体験用ボディーを1台増やして5台体制にしたものの、待ち時間は最長で1時間あまり。
-体感時間は一人5分までに限られており、会場の関係で16時過ぎには行列打ち切りになるので要注意。
-とはいえ、従来の中判一眼レフ感覚で使える4,000万画素機は実に魅力的。
-フィールドカメラとして設計されていることもあり、風景写真をデジタルで取り組みたい人は必見。
-価格はボディーで実売85万円前後と高価ではあるが、ぜひ一度、体感しておきたいモデルだ。

●DNPフォトルシオ
台数限定で大幅な低価格化を実現した、ハッセル+大判1,600万画素デジタルバックセットを展示
-デジタルバックで有名な「PHASE ONE」「Leaf」の国内代理店であるDNPフォトルシオ。
-同社は今回、台数限定ながらも、本格デジタルバックとは思えない価格を実現したセールを展開。
-「PHASE ONE」の1,680万画素デジタルバック「P20+」(36.9×36.9mm)のハッセル用を100万円で販売。
-「Leaf」の2,200万画素デジタルバック「AptusII-5」(36×48mm)のハッセル用を120万円で販売。
-これらの価格は希望小売価格であり、実際の店頭ではさらにディスカウントされるため、実質的には「PENTAX 645D」と同等の価格で、ハッセル用デジタルバックが入手できるわけだ。
-「ハッセルを持っているが、最近使っていないという人が多く、その方々にデジタルバックでもう一度、手持ちの機材を活用して欲しい」とアピール。
-画素数的には、最新デジタル一眼のエントリー機と同じくらいだが、APSより遙かに大きなセンサーが描き出す、階調豊かな世界は別格だ。
-同社では、ハッセル用だけではなく、「CONTAX645」用や「Mamiya645」用のデジタルバックも用意しており、これらについても相談に応じるという。
-銀塩時代の手持ちの中判デジタル一眼レフを、もう一度、デジタルで蘇らせたい人は必見だ。
-ただし、もともとが特殊な機材のため、台数に限りがあるので注意したい。

●ゼネラル・イメージング・ジャパン
京都・宮脇賣扇庵特製カメラケースなどをセットした「和モダンセット」を展開
-GEブランドのゼネラル・イメージング・ジャパンは、今回、多数の新製品のほか、GEカメラと和の融合による「和モダンキット」を展開。
-これは同社の「A1255」(12メガ5倍ズーム機)に、京都の老舗である「宮脇賣扇庵」の特製カメラケースと、同じく京都の「昇苑くみひも」の特製ストラップなどをセットにしたもの。
-通常、ケースやストラップは軽視されがちだが、ここまで高級で高品位なものをセットにした展開は前例がないほど。
-「米国の一流ブランドである”GE”と、京都の老舗との組み合わせによる価値×価値の創造」を目指したという。
-ケースとストラップの実物も展示されており、コンパクトカメラも優雅に使いたい人はもちろん、海外観光客向けにも魅力的な存在になりそう。
-この「和モダンセット」は実売14,000円前後と価格もきわめて手頃。各色1,000セット限定で、4月発売予定。
ーまた、同社はペット愛好者に人気の「アセラブログ」とのコラボレーションで「お散歩フォトコンテスト」を開催。優秀作品にはGEカメラや特製くみひもがプレゼントされるという。

●エツミ
便利で実用的なアイデアに富んだ新製品を多数出品
-大手フォトアクセサリーメーカー「エツミ」は今回も、多数の製品群を展示。
-今回の「CP+」では、ライブビューや動画撮影に便利なルーペ付き液晶フード「ライブビューフード2.5X」を発表。
-デジタル一眼の背面ディスプレイ用2.5Xルーペで、ライブビューや動画撮影時の視認性が大幅に向上
-取り外しができる粘着性チップで直接カメラに装着可能。また、汎用取り付けステー2種も用意。
-「ライブビューフード2.5X」は7,800円。ブラケットはカメラネジ用、シュー用各3,800円。3月下旬発売。

-液晶固定式のコンパクトカメラや一眼レフでも、自由なアングルからの撮影ができる「ビュープレイヤ ー2.7インチ用」。
-簡単にいえば、液晶モニターのカバーの内側がミラーになっているもので、上下方向はもちろん、被写体側にもミラーを向けることができるアイデア商品。
-そのため、ローアングルやハイアングルでの撮影はもちろん、自分撮りも容易に撮影できるのが魅力。
-サイズは当初、2.7型のみだが、実質的には3.0型(4:3比率)であれば、実用的には使えるという。
-カメラへの取り付けは両面テープ式のため、取り外しが容易にできない点は要注意。
-デモはコンパクト機だったが、もちろん、デジタル一眼でも利用可能。液晶カバーとしても有効だ。
-今回は参考出品であり、価格も未定だが、そう遠くないタイミングで発売されるという。

-3つの水準器を内蔵し、横位置でも縦位置でも、付け替えることなく、水平・垂直が確認できる「水準器3ウエイ」(4,725円)も展示。実際に使ってみると、その便利さに感心してしまうアイデア商品だ。
-このほかにも、テンバの新型バッグやリュック、オシャレで使いやすいショルダーバッグなど新製品を多数出展。
-三脚関係では「Induro」のデザインを一新。従来品はBENROのブランド違いという感じだったが、今回の新ラインナップは脚伸縮部のリングを大きくして操作性を向上。脚部にウレタン状のカバーをすることで持ちやすくするなど、独自の工夫を凝らした製品に仕上がっている。
-動画一眼用三脚としては「Libec」を展示。スムーズで滑らかな動きと、パンニングやティルト時にも止めたいところでピシッと止まる感覚は動画用高級雲台ならではのもの。残念ながら、動画専用で静止画撮影時には向かないが、動画メインでギリギリ手の届く価格帯のものを探している人は必見だ。

●ギズモショップ
低価格モデルやトイ系デジタルカメラ、フロントコンバータなどを出品。現像+スキャンの「トイラボ」も展開
-トイカメラ・トイデジタルカメラの専門店「ギズモショップ」がブースを出店。
-同ブースでは、いわゆるトイ系の低価格デジタルカメラやアクセサリ-を一堂に展示。
-アグファやビビター、ポラロイドなどの低価格デジタルカメラや、ビビターの銀塩一眼レフも出展。

-ブースでは、「オリンパス・PEN E-Pシリーズ」用のフィッシュアイレンズを展示。
-17mmのパンケーキレンズに装着することで、約180度の魚眼撮影ができるアダプターだ。
-レンズへの取り付けはフィルター取り付けの37mmネジによるねじ込み式で装着も容易で、不意に落とす心配もない。
-マルチコートのガラスレンズを採用しており、画質も必要十分なレベル。
-価格は18,000円と。気軽に魚眼撮影が楽しめるアクセサリーとして、なかなか魅力的だ。

-同社はあらたにトイカメラ専門の現像所「トイラボ」を展開。
-この「トイラボ」では、銀塩フィルムで撮影したフィルムを郵送することで、フィルム現像と同時に画像をスキャンしたものをWebにアップロードしてくれるという、実に便利なもの。
-カラーネガフィルムはもちろん、リバーサルやモノクロフィルムにも対応。クロスプロセスも可能だ。
-郵送で現像を依頼すると、現像のほか、追加料金なしにVGA相当(600×480)のスキャンデータがサービスされる。
-さらに、200万画素相当の4BASEや、600万画素相当の16BASEのスキャンも同時に依頼可能。
-ネット経由でのデータ受け取りになるため、通常はJPEGデータ。画質にこだわる場合はTFF保存にも対応するという。
-現在はオープン記念として初回のみ無料になる「無料お試しキャンペーン」を実施中。
-フォルムで撮っても、デジタル化が面倒という人や近くにラボがない人は検討してみる価値があるサービスといえそうだ。

-同ブースではiPhoneで360度のQuickTime VRが簡単に作成できる「Pixeet」のデモも行われている。
-「Pixeet」は、iPhoneにフィッシュアイレンズを装着し、4方向で4枚を撮影。そのデータをAppStoreで無償配布されている専用ソフト経由でネットに送ると、全方向360度のQuickTime VRが作成でき、ネット経由で楽しめるもの。
-このサービスは、iPhone用フィッシュアイレンズ「Pixeetフィッシュアイレンズ」(9,900円)を購入する必要があり、その製品に添付されているIDをソフトに入力することで、iPhoneアプリからのサービスが受けられるもの。
-作成したデータは1GBまで無料でネット上に保存可能。5GBまで利用可能なプレミアムアカウント(1,000円/月)もある。
-会場でのデモを見る限り、実に簡単な作業で全方向360度のパノラマデータを作成できる感じ。できればその場で購入して、利用したくなったが、CP+会場での製品物販は禁止されているので断念した。

●ガードホースジャパン
自由なアングルからの撮影が容易な可動式センターポール採用三脚などを展示
-「VANGUARD」ブランドのフォトアクセサリーを展開するガードホースジャパン。
-今回ブースでは、欧米で評価の高い三脚「Alta」シリーズをはじめとした多くの製品を展示。
-なかでも人気が高いのは、三脚のセンターポール部の角度が自由に変えられる「Alta Pro」シリーズ。
-最近は、この「Alta Pro」シリーズのような考え方の製品が増えているが、本機はセンターポールの角度に自由度が高く、より自由度の高い撮影ができる点が特徴という。脚部はカーボンとアルミがあり、サイズも大小数種を用意するという。
-このほか、自由雲台や上からカメラやレンズの出し入れができるショルダーバッグなど新製品を多数出展していた。
-海外ではVANGUARDブランド製品はメジャーな存在だが、日本での展開はこれから。今春から、日本国内でもより本格的な展開をするという。


03/12
(金)
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」。
14日(日)まで、横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開催中!

※Web事前登録受付中。
事前登録者は4日間とも入場無料。さらに最新カメラ総合カタログを会場で進呈。



[CP+ 2010 レポート] (2日目)
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」
-二日目を迎えた「CP+2010」。本日の来場者数は9,299名と昨日を上回る実績に。
-初日は業界関係者が多数来場していたが、金曜日ということもあって、一般来場者やビジネス系来場者も増えており、会場は終日、昨日を上回る賑わいを見せた。

-週末の土曜日と日曜日は、入場無料となる「CP+」だが、事前にWeb登録することで、無料になる上に「カメラ総合カタログ」がもらえるので、Webでの事前入場登録がオススメ。
-さらに、会場である「パシフィコ横浜」の近隣にあるみなとみらい地区の飲食店(協力店のみ)で、入場証を見せるだけで、値引きや特典サービスなどを受けることができる。
-会場入り口には、特典が受けられるお店がわかるパンフレットがあるのでチェックしておきたい。
-また、協力店には、レジ付近に写真のようなPOPがあるので、その店では、何らかの特典があるため、注文時に内容を確認することをオススメする。

-今回の「CP+」での主催者イベント「デジタルフォトシアター」(会場2階・ハーバーラウンジBで開催)に協力しているAV系出版社「音元出版」も会場内にブースを構えている。
-同ブースでは、同社が主催する「デジタルカメラグランプリ」を紹介。
-「デジタルカメラグランプリ」の審査委員となっている「ヨドバシカメラ」「ビックカメラ」もCP+を応援しており、来場者向けに、指定機種のみではあるが「+3% ポイント還元」など、独自の特典を用意。
-特典を得るためには「CP+」への来場(ブースにあるチラシ)が必要。特典の詳細は同ブースで確認したい。
-また、同ブースではDVD-Rの生ディスク無償配布(数量限定)もあるので要チェック。



●カシオ
GPS内蔵カメラやデジタルフォトフレームなど、国内で初めて参考出品
-カシオブースでは、ハイブリッドGPS内蔵カメラとデジタルフォトフレームを参考出品。
-いずれもCESやPMAなどで展示されていたモデルだが、日本国内イベントで初めての出展に。
-本機は10倍ズーム機「EXILIM EX-H10」に、独自の測位機能を一体化したもの。
-カメラ上部にGPS測距部を備えており、GPS内蔵カメラによる位置測距を行う。
-さらに、屋内のようにGPS測距ができない場所では、移動検知用の加速度センサーと3軸タイプの方位センサーを搭載。
-この二つのセンサーを使って、より正確な位置を割り出すもの。位置データはExifに記録される。
-同方式搭載により、GPS測距を待つことなく、短時間に位置情報を取得できるという。
-位置情報は内蔵の地図データ上で表示可能。今回は日本のイベント向けに日本の地図データも収録。
-近隣地域の情報なども搭載されており、簡単な撮影ポイントのガイドも可能だ。
-PMAに続き、今回も試作機の状態。また、PMAでは実機に触れることができたが、今回はガラス越しでの展示に留まったのが残念。
-ブースでの説明では、まだ、具体的な製品化の予定はなく、参考展示レベルというが、なかなか魅力的な機能なのでぜひ搭載機を検討して欲しいところだ。

-今回、日本国内未発表の「デジタルアートフレーム」を出展。デモを含めて、強くアピールしていた。
-このデジタルフォトフレームは、撮った写真をさらに楽しめるさまざまな工夫を凝らしたもので、いかにもカシオらしいアプローチだ。
-本体内に画像処理エンジンを搭載しており、本機単体で、イラストや絵画調に変換する機能を備えている。
-さらに、Hi-Speed EXILIMで高速連写画像を、動画的に連続再生する機能も搭載。
-フォトフレームのほかにも、カレンダーやデジタルクロックとしても利用でき、画面デザインも高級感がある。
-こちらも参考出品ということだが、展示を見る限り、製品化される可能性が高いような感触もある。
-デジタルフォトフレーム市場は、低価格化と高画質化の2つの方向性で展開しているが、このようなアプローチでの展開は他社になく、なかなかユニークな存在になりそうだ。

●オリンパス
マイクロ一眼に新旧さまざまなレンズを装着できる「Lens Bar」を開設-
-オリンパスブースでは、フランジバックの短いマイクロフォーサーズの特徴を生かして、マウントアダプターを併用することで楽しめる世界を、具体的な形で体感できる「Lens Bar」を展開。
-定員はわずか4名だが、マウントアダプターを介して楽しめる、豊富な新旧・他社レンズを実際に装着して、その感触を体感することができる。
-Lens Barのカウンターには、数十本のレンズが用意されており、装着してみたいレンズを指示すると、バーテンダーがE-PL1などに装着して、みせてくれる。
-用意されているレンズは、かなり多彩。フォクトレンダーのNOKTON 50mmF1.1(Mマウント)などもあり、マイクロフォーサーズでは「100mmF1.1」相当として楽しむことができる。
-このほか、ニコンFマウントレンズやケンコーのTマウントの反射型超望遠なども装着可能だ。
-ただし、来場者のボディーやレンズを持ち込んでの装着は不可なので要注意。
-定員が一度に4名と少ないため、長蛇の列になることも多いが、待った甲斐のある貴重な体験ができるイベントだ。

-このLens Barでは、今春発売のマイクロフォーサーズ用新レンズも用意されている。
-残念ながら、高倍率ズームはまだモックアップ状態だが、超広角ズームは体感可能。
-両レンズとも、実際に手にしてみると、驚くほどコンパクト。
-とくに9-18mmは、沈胴状態ではポケットに楽々収納できるほど。
-また、いずれも専用フードを装着すると、雰囲気のあるデザインになるので、ぜひフードも一緒に見ておきたい。

●富士フイルム
裏面照射CMOS搭載やタッチパネル搭載機など
今春の新コンパクトカメラや話題の3Dシステムをアピール
-富士フイルムは今回、話題の3Dフォトシステムと今春のコンパクトカメラ中心の展開。
-なかでも「REAL 3Dシステム」は、いまや話題の多い3Dコンテンツを自分自身で撮影することができる唯一無二のシステムとして注目されており、ブースでの人気も高い。
-また、先だってPMAで発表された、同社初の裏面照射式CMOS搭載機「HS10」やタッチパネル搭載機「Z700EXR」など多数の新製品を展示。なかなか活気のあるブース展開となった。
-デジタルフォトフレームもLEDバックライトを採用した、今春の新製品を展示。

●キヤノン
発売直後のフルHD対応機「EOS Kiss X4」や今春のコンパクト機
「EF70-200mmF2.8L II USM」などをアピール。EOS MOVIEも積極展開

-PMAに出展せず、「CP+」での新製品発表が期待されたキヤノン。だが、結局、新製品は登場せず、ブースは既発表の製品を中心とした展開に。
-とはいえ、「EOS Kiss X4」や今春のIXYシリーズも発売されるなど新製品が多く、ブースは終始賑わいを見せている。
-まだ手にする機会が少ない新製品のなかでも「EF70-200mm F2.8L IS II USM」の人気は上々。「EOS-1D Mark 4」との組み合わせてその感触を確かめている人も多かった。
-ブース内には、最新EOSの超高感度性能を実写体験できるエリアが設けられており、きわめて暗い環境で超高感度撮影をすることができる。
-EOS MOVIEも積極的に展開しており、ブース内には大画面プロジェクターでEOS MOVIEを楽しめるシアターも開設。

●ニコン
新型COOLPIXと各種セミナーなどを中心に展開するニコン
-PMAでも一眼レフを発表せず、CP+で発表の期待が高まっていたニコンだが、残念ながら一眼系の新製品はナシ。
-一方、COOLPIXシリーズは裏面照射型高倍率機や薄型モデルなど多数の新製品を投入。
-ブースは製品はもちろんだが、むしろ、セミナー中心の展開だ。

●ナナオ
キャリブレーションセンサーを内蔵したハードウエアキャリブレーション対応
AdobeRGB比約98%の広色域24.1型液晶モニター「EIZO ColorEdge CG245W」を出品

-ナナオは先だって発表した、キャリブレーションセンサーを内蔵した広色域24.1型液晶モニター「ColorEdge CG245W」を出展。
-同社で初めて、ベゼル部にキャリブレーション用センサーを内蔵したもので、本体のみでハードウエアキャリブレーションが可能な点をアピール。
-とくに「CP+」の来場者はモニターキャリブレーションへの関心が高いこともあって、本機への関心の高さはかなりなもの。
-これまでの測色機と専用ソフトによる作業に比べ、比較にならないほど簡単な操作で安定した結果が得られるだけに、今後の展開が注目されるところだ。

●セイコーエプソン
話題の超高精細EVF用液晶のデモを展開。各種プリンターも一堂に展示
-エプソンブースは定番のフォトプリンターに加え、今回は同社独自技術による超高精細な液晶ビューファインダー用デバイスをアピール。
-同社のSVGAタイプはすでに「オリンパス・E-P2」用の別売EVFに採用されているが、ブースではさらにもう一世代先のクォリティーとなる「XGA」タイプを出展。実際にルーペを使って、その高精細さを体感することができる。
-現状のSVGAタイプでもかなりのレベルだが、XGAはそれを上回る実力。細部まできめ細かな表示をするのはもちろん、画像から立体感や空気感を感じられるレベルにまで進化している。
-通常は見ることのできないデバイスだけに、ぜひ自分の目で次世代の液晶ビューファインダーを体感しておきたい。

●サミット・グローバル・ジャパン(ポラロイド)
ポラロイド復活第一弾としてプリンター内蔵デジタルカメラ「Polaroid TWO」、国内発売開始
-ポラロイドブランド製品を日本国内で発売開始。
-復活第一弾として、プリンター内蔵デジタルカメラ「Polaroid TWO」と低価格ビデオカメラ「DVF-130」を2月26日より発売開始。
-「Polaroid TWO」は500万画素単焦点レンズ搭載3型液晶機。撮影した画像や他機種で撮影された画像を内蔵プリンターでプリント可能。プリントサイズは約5×7.5cm。プリント時間約40秒。実売19,800円前後。
-さらに3月5日より、デジタルカメラ「a930」「i1237」「t1235」の3機種を発売。
-販売はカメラ量販店や家電量販店を始め、カメラ専門店、EC サイト、テレビ通販でも販売予定。

●BENRO (ワイドトレード)
水平折りたたみ式で高い携帯性を実現した新シリーズを世界初公開
-ワイドトレードブースでは、丈夫で軽量な8層カーボンを採用した中国メーカー「BENRO」をアピール。
-BENRO社は近年、カーボン脚を中心にシェアを伸ばしており、いまや世界シェア30%にまで成長。
-今回のCP+では、中国から社長自身が来日し、記者発表会を開催。同社が特許を取得した、水平に折りたためる新シリーズを、世界で始めて「CP+」で公開した。
-折りたたむと平らになるため、嵩張らず、携帯性も上々。構造上、センターポールはなくなるが、その分、伸縮式の延長筒を付属しているという。
-正面から見ると、普通の三脚のように見えるが、真横から見ると、ほとんど1脚のような薄さを実現している。
-大小さまざまなサイズと、脚の素材もカーボンとアルミを用意するなど、ラインナップも豊富。
-ただ、開発発表段階であり、価格や発売時期は未定。製品化は今夏以降になるという。

●ケンコーグループ
レンズ、フィルター、三脚など、あらゆる分野で多数の新製品を出品
-トキナー、スリックなど他分野のメーカーを傘下におさめるケンコーグループ。
-今回のCP+ではいわゆる用品系メーカーでも最大級のブースを構え、多数の新製品や参考出品を投入。
-詳細は同社ページを参照して欲しいが、今回はそのなかからとくに印象に残った製品を中心に紹介しよう。

-トキナーは今回、PMAで参考出品した35mmフルサイズ対応の大口径超広角ズーム「AT-X 16-28mm F2.8 PRO」を参考展示。
-PMAでは、モックアップながらも手に触れることができたが、今回はガラス越しでの展示のみ。ニコンマウントとキヤノンマウントの2種が展示されている。
-35mmフルサイズ対応の大口径超広角ズームだけに、サイズは大きめだが、カメラメーカーの定評のある大口径超広角と肩を並べる高画質を実現しているという。
-価格・発売日ともに未定。
-同社はこのほかにも、同社初のα用レンズとなるAPS機用大口径広角ズーム「AT-X 116PRO 11〜16mmF2.8」も出品していた。

-超薄型枠を採用した画期的なPLフィルター「Zeta EX サーキュラーPL」を参考出品。
-円偏光フィルターでありながらも、ガラスを高精度に研磨することで、わずか0.5mmまで薄型化。
-ブースではウィンドー越しでの展示だが、実際に手にしてみると、ビックリするほど軽量。
-さらに、新開発の高透過率の偏光膜を採用することで、従来のPLフィルターと同じ効果を得ながらも、露出倍数を大幅に減らすことに成功。
-現行の普通のPLフィルターに比べ、透過率が高いため、露出倍数は実測で約1段分も軽減することに成功。つまり、同じ効果で2倍も明るいわけだ。そのため、光学ファインダーも明るくなり、より速いシャッターが切れるため手持ち撮影にも断然有利。
-今回は参考出品ということで、価格は未定だが、それなりに高価なものになりそう。だが、1段分露出が稼げることを考えれば、それだけの価値は十分にありそうだ。

-海外では有名な低価格交換レンズである韓国のSamyang社製交換レンズを参考出品。
-今回展示されたのは、APSサイズ用魚眼レンズ「8mmF3.5」と、35mmフルサイズ対応の大口径望遠レンズ「 85mm F1.4」の2種。
-いずれもマニュアルフォーカス専用で、展示されていたニコン用には絞りリングも装備。
-マウントのラインナップとしては、ニコン用、キヤノンEOS用、ペンタックス用などを考えているという。
-ちなみに、キヤノンEOS用レンズにも、絞りリングがあり、ボディーとの絞りの連携機能がないため、撮影時には実絞り(絞り込み)で撮影することになるので要注意。
-価格はオープンプライスだが、両レンズともに、実売価格は3万円台半ば。発売は5月頃を予定しているという。

-ケンコーブースでは、トキナーレンズのほかにも、低価格で人気のレフレックスレンズ「500mmF6.3」「500mmF8」やピンホールレンズを出品。
-レンズベビーシリーズでは、参考出品として「ソフトフォーカス」と「フィッシュアイ」ユニットを出品。いずれも発売時期未定ながら、ほかにはない独特な視覚効果の作品を得られるアイテムとして期待される。


-スリックは今回、きわめて多数の新製品ユニークな参考出品を出展。
-なかでも注目は大型三脚で初めて、本格的な動画対応を実現した「HD7000 PRO」。本製品は、プロ 700 DXベース。3ウェイ雲台に、滑らかな動きの「オイルフリュード」と、動きのかたさを調整する「可変フリクション」機能を、上下と左右の可動部に装備したもの。
-さらにボールレベラーも装備しており、ビデオ雲台のような水平出しも可能だ。
-これまで静止画用と動画用は別々の脚を用意する必要があったが、一眼動画時代になり、本製品のような需要が高まるのは必至。今回は試作機とはいえ、このような動きがでてきたことに好感が持てる。ぜひ製品化して欲しい。また、雲台部分単体での発売も期待したいところだ。

-人気のゴリラポッドシリーズにも新製品が登場。
-従来のゴリラポッドの脚部先端に磁石を組み込んで、これまでの「置く」「巻き付ける」に加えて、「金属にくっつける」という新しい使い方ができる「ゴリラポッドマグネティック」を出品。近日発売という。
-変わったところでは、iPod Touch用の簡易脚として使える「ゴリラモバイル iPod touch用」も登場。この製品はiPod Touch用のケース型アダプターが最初からついたもの。残念ながら、iPhoneはケース形状が異なるので、そのまま装着することは難しそうだ。


03/11
(木)
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」。
本日11日より横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開催

※Web事前登録受付中。
事前登録者は4日間とも入場無料。さらに最新カメラ総合カタログを会場で進呈。



[CP+ 2010 会場速報]
アジア最大のカメラと写真映像の情報発信イベント「CP+ 2010」が開幕 UPDATE
-CIPA主催で今年から開催される「CP+」が、本日開幕した。
-今回が第一回となる「CP+」は、横浜のみなとみらい地区にある「パシフィコ横浜」で開催。
-参加は77団体、699コマ。国内外の写真関連メーカーの大半が参加する一大イベントとなった。

-(追記)初日11日の来場者数は「8,382名」を記録。昨年の「PIE2009」の初日は10,012名とやや減っているものの、会場はほぼ同等の混雑ぶりだ。

-会場は10時のオープン前から長蛇の列となり、入場待ちに。
-会場は初日の午前からかなり混雑しており、各ブースとも多数の来場者が訪れている。
-今回は事前発表が多かったこともあり、期待されていた、「CP+」会場で初公開となる大物製品は姿を見せず、やや肩すかし状態。
-ニコン、キヤノン、オリンパスなど大手カメラメーカーが、「CP+」での新製品発表がないのは実に残念だ。
-そのなかでソニーは初日早朝からプレスコンファレンスを開催し、新コンセプトカメラについて紹介。PMAでの基本コンセプト紹介に続き、新情報として搭載予定と目される新GUIを公開。

-今回の「CP+」では新たな取り組みとして主催者による「CIPAブース」が会場入り口も設けられている。
-ここでは、「CP+」のテーマである「撮る」「見る」「つながる」を具体的に紹介。
-ブースのタッチパネルを操作することで、会場内のブース検索もできる。
-デジタルカメラの時代になり「撮る」という部分のウエイトが高くなっているが、今後は「見る」「つながる」というデジタルならではの楽しさをさらに広げることで、さらに写真が楽しめる時代になるという、CIPAからのメッセージだ。

-今回の新たな取り組みとして「デジタルフォトシアター」というイベントを開催。
-「デジタルプロジェクターを使って、大画面で写真を見る」というあらたな写真の楽しみ方を提案している。
-このイベントでは、エプソン、キヤノン、ソニーの最新プロジェクターと、本格的なプロジェクター用スクリーンにより、大画面で高画質に静止画を堪能することができる。
-もっとも大きなスクリーンは200インチ(約2.5×3.3m)と巨大なもので、かなり迫力のある写真が楽しめる。
-また、家庭での鑑賞環境に近い、100〜120インチスクリーンとホームプロジェクターによる映写も3面用意。
-画像再生は「ソニー・PS3」がメイン。Windowsのホームサーバーに保存した写真データをDLNA経由でPCやPS3に送って画像を再生している。
-このほか、3Dカメラの画像を、3D対応プロジェクターの大画面で鑑賞することもできる。
-映像コンテンツは「CP+」でのセミナー講師や横浜での写真イベント、フォトブックコンテストの作品。最新のバンクーバーオリンピックでの作品も多数。一眼でのHD動画も鑑賞できる。
-場所は、1階の展示会場ではなく、2階のハーバーラウンジB。場所がわかりにくいが、キヤノンブースとオリンパスブースの間の通路を奥に行き、エレベーターで2階に上がったところに会場がある。
-やや場所がわかりにくいが、これだけの大画面で写真を見る機会はほぼ皆無なので、ぜひその迫力と新しい楽しさを実感したい。



●ソニー
レンズ交換式小型カメラのプレス向け説明会を開催。あらたに新GUIを公開
ブースではデザインモックのほか、サイズや重さを体感できるホワイトモックも多数展示

-ソニーは初日早朝からプレス向け説明会を開催。
-基本的な内容は「PMA2010」のものをややアップデートしたレベル。
-発売時期については、あくまでも2010年中という説明に留まり、価格帯も「答えられない」という。
-αシリーズとの互換性についても、明確な回答はナシ。
-今回新たに公開されたのは、新コンセプトカメラで採用される、新GUI(グラフィックインタフェース)。


-ブースでは、PMAで展示されたものと同様のモックアップを展示。
-実際にモックアップボディーをモデルさんが持ってのステージを展開。
-モックアップは、標準ズーム付きとパンケーキレンズ付き、ボディー単体の3種を用意。
-ボディーはもちろん、新システム用交換レンズもいっしょに展示されていた。

-ソニーブースでは、PMAで公開されたモックアップの展示とともに、実際に持つことのできる、モックアップのホワイトモデル(?)を多数用意。
-公開されたモックアップと同じデザインで、重さも現実的なものになっているという。パンケーキレンズ付きとズーム付きの2種類が用意されている。
-手にした感じは、比較的持ちやすく、重さは見た目より若干重めで、重いというより高級感がある感じ。
-ただ、デザインモックであり、まだダイエットできそうな雰囲気もある。できればもう少し薄型で軽量にして欲しいところ。

-新GUIは、モックアップ後方のデジタルフォトフレームで公開。
-全体に初心者でもわかりやすいものに仕上がっており、グラフィックもきれいでわかりやすく、楽しそうな雰囲気を演出している。
-やや文字での説明が多いような気もするが、今後の進化が期待できそうな印象。

-一眼レフファインダーを備えた、従来型αのモックアップも2機種展示。
-ミドルクラスとエントリークラスのモデルがあり、ほぼ製品版というイメージ。
-アナウンスとしては、ミドルクラスは高い基本性能、エントリーは多彩な映像表現ができるモデルという。このモデルとは明言していないが、年内に数機種発売されるという。

●HOYA
中判デジタル一眼レフ「PENTAX 645D」をブースで公開。実機のハンズオンも可能
-昨日発表された「PENTAX 645D」をブースで公開。
-実機も用意されており、ブースでは実際に実機に触れて、その感触を知ることができる。
-手にした感じは、ホールド感がよく、見た目よりも軽量。とても4,000万画素機とは思えないほど。
-操作性は従来からの645系のものを踏襲しているため違和感はない。
-ブースの体感コーナーは初日朝から行列になっており、人気も上々。

-ブースでは、あらたにデジタル用としてラインナップされる「645Dシリーズ」の広角レンズを参考出品。
-645Dは、通常のセミ版よりもCCDサイズが小さいため、ワイド側がやや不足気味。それを補うため、今回は超広角レンズと思われる新レンズを参考出品。
-このレンズは前玉が特殊形状のため、広角レンズながらも、フィルターが差し込み式になっており、PLフィルター用とみられる回転機構も装備している点が大きな特徴。
-このほかにも、645Dのカットモデルや透明モデルも展示されており、なかなか楽しめる内容になっている。

●パナソニック
タッチパネル一眼「LUMIX G2」を出品。タッチ操作も自由に体験可能
-一昨日発表されたばかりの、世界初のタッチパネル搭載デジタル一眼「LUMIX G2」。
-ブースでは多数の「G2」ボディーが用意されており、自由に体験ができる。
-タッチ操作の便利さを体感できるコーナーも設けられており、タッチ操作を使った撮影がスピーディーにできる展を強調していた。
-多くの来場者が実際にタッチ操作を試しており、なかなか好評。とくにレスポンスの良さが評価されているようだ。

-3本の新レンズはまだモックアップ状態ながらも、そのコンパクトさを実感することができるレベル。
-レンズのロードマップは従来通りだが、今回参考出品された3本を含めると、マイクロフォーサーズは計10本になる。
-残念ながら、海外発表されていた「G10」は、CP+で姿を見せることはなかった。

●リコー
「GXR」用新カメラユニット「GR LENS A12 28mm F2.5」
「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC」の2種を公開

-リコーは先だって開発発表した2種のカメラユニットを展示。
-ウィンドー越しでの展示で、実際に触れることはできないが、いずれも想像以上にコンパクト。
-裏面照射CMOS搭載のブレ補正機能採用超高倍率ズームカメラユニット「RICOH LENS P10 28-300mm F3.5-5.6 VC*」(仮称)。 28〜300mmの常用域を広くカバー。秒120コマ超高速連写やRAW記録などに対応。
-APS-CサイズCMOSセンサー搭載カメラユニット「GR LENS A12 28mm F2.5」(仮称)。新開発の単焦点GR LENSを搭載。画像処理エンジン「GR ENGINE III」を採用。高精細で低ノイズの画像に。
-開発発表。「28-300mmユニット」は2010年夏発売予定。「28mmユニット」は2010年冬発売予定。

-今回もGXR用の各種ユニットを多数展示。残念ながら、カメラユニット以外のユニットの発表はナシ。
-ブースでは「日本カメラ誌が考えたGXR」というコーナーもあり、そのモックアップも展示されていた。

●タムロン
「タムロン創業60周年記念モデル」となる、クラス最高レベルの高画質を実現した
35mmフルサイズ対応手ブレ補正搭載レンズ「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD 」開発

-「タムロン創業60周年記念モデル」となる、35mmフルサイズ対応高画質望遠ズーム「SP 70-300mm F/4-5.6 Di VC USD」を出品。
-「クラス最高レベルの高画質」「超音波モーター」「手ブレ補正機構」の“プレミアムな望遠ズームレンズ”に。
-ブースでは実際に稼働するレンズが用意されており、誰でも手にすることができる。
-手ぶれ補正レンズだけに、やや大きめだが、手にした感じは意外に軽量でホールド感は上々。
-蛍石に近い特性を備えた新ガラスの採用により、クラストップレベルの高画質を実現しているという。
-オープンプライスだが、実売価格は、他社の同スペックレンズに比べて、かなり安価な設定になる模様。

●ゼネラル・イメージング
実売19,800円のタッチパネル採用HD動画対応14メガ8倍ズーム機で世界最薄の「E1486TW」や
実売19,800円の14メガ手ぶれ補正搭載15倍ズーム機「X5」、6,980円の10メガ3倍機「C1033」を展示

-GEブランドのゼネラル・イメージング・ジャパンは、桜の花をデザインしたブースを展開。
-ブースではPMAで発表された、2010年春の新ラインナップを一堂に展示。
-いずれも、低価格でハイスペックなモデルばかり。14メガ高倍率機でも2万円を切る価格に。
-GEブランドは、デジタルカメラ市場参入3年目。日本国内市場は1年あまり。急速に力を付けている感じで、今春のモデルは日本メーカーと同等のスペックを実現。デザインも昨年モデルに比べ、大きく進化している。
-注目は、実売19,800円と低価格ながらも、タッチパネルを採用し、720Pのハイビジョン動画対応でHDMI出力機能を備えた、世界最薄の1,410万画素の28mmからの光学8倍ズーム搭載機「E1486TW」。今週あたりから大手量販店で販売が始まるという。
-もう一つの注目機種は、実売19,800円で1,410万画素CCDでセンサーシフト式手ぶれ補正を搭載した、27mmからの光学15倍ズーム機「X5」。近日発売で、まだファームウエアが完全ではないが、実機に触れることができる。
-超低価格モデルとしては、実売 6,980円の10メガ3倍機「C1033」を展示。普通のデジタルカメラが数台購入できるほど安価。「GEとしてデジタルカメラによる”映育”を提案しており、普通のモデルを1台買う予算で、子供にも自分だけのカメラを買ってあげられる」という。

●シグマ
PMA発表のデジタルカメラ「SD15」「DP1x」「DP2s」や新レンズを一堂に展示
-シグマはPMA発表の新デジタルカメラや交換レンズを多数出品。
-新画像処理エンジン「TRUE II」を採用したFOVEON X3センサー搭載機「DP1x」「DP2s」「SD15」を出展。
-いずれも、来場者が自由に触れられる状態になっている。先代に比べると、動作がやや高速化されているが、その違いを実際に体感することができる。

・8-16mm F4.5-5.6 DC HSM (上段左)
・17-50mm F2.8 EX DC OS HSM (上段中央)
・85mm F1.4 EX DG HSM (上段右)
・APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSM (左)
-シグマは今回もきわめて多数のレンズを展示。ブースは終始賑わいを見せていた。
-残念ながら、新レンズはガラス越しでの展示。プレス関係者は撮影用に触れることができたが、一般来場者が自由に触れることはできない。
-APSセンサー用の超広角レンズ「8-16mm F4.5-5.6 DC HSM」は、超広角ズームながらも、比較的コンパクトに仕上がっており、なかなか魅力的。
-手ぶれ補正機能を搭載したAPS向け大口径ズーム「17-50mm F2.8 EX DC OS HSM」は、純正レンズに比べて大幅な小型化されており、手ぶれ補正付きでこのサイズと重さなら、気軽に使うことができそう。
-注目の大口径な35mmフルサイズ対応望遠レンズ「85mm F1.4 EX DG HSM」。サイズはリーズナブルなレベル。超音波モーター駆動でフルタイムマニュアルフォーカスも可能。画質もかなり期待できそうだ。
-光学手ぶれ補正搭載定番大口径ズーム「APO70-200mm F2.8 EX DG OS HSM」。手ぶれ補正搭載ながらも意外に細身でコンパクトな印象。新ガラス素材の採用で色収差が大幅に軽減されており、画質面でも期待できる。

●オリンパス
今春発売のマイクロフォーサーズ用小型ズーム2種を展示。「PEN Lite PL1」も好評
-オリンパスは今回、「CP+」直前に発売したばかりの「PEN Lite E-PL1」を前面にアピール。
-まだ発売されたばかりということもあり、実機を手にとって、その感触を確かめている人も多く、ブースは多くの来場者であふれていた。
-ブースでは、PL1のレンズキットとなる標準ズーム付きとパンケーキレンズ付きが多数用意されており、自由に触れることができる。やはり人気はホワイトボディーのパンケーキレンズ付き。多くの女性来場者が熱心に見ている姿が印象的だった。
-今春発売のマイクロフォーサーズ用超広角ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6」、高倍率ズーム「M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6」も展示。これまでのイベントでは、モックアップ状態だったが、今回はほぼ製品版レベルのものが展示されており、ブースでは手にすることもできる。




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