デジタルカメラ・ジェーピー

2009年9月1日

キヤノン

[発表会会場速報]

APS系EOSのフラッグシップとなる
APS-Cサイズ1,800万画素CMOS搭載デジタル一眼レフ「EOS 7D」
発表会レポート


●キヤノン [発表会会場速報]
APS系EOSのフラッグシップとなる
等倍の視野率100%ファインダー、秒8コマ連写、1080/30P動画対応
APS-Cサイズ1,800万画素CMOS搭載デジタル一眼レフ「EOS 7D」発表
-EOSのAPS-Cセンサー搭載機のフラッグシップとなる上級機「EOS 7D」。
-撮像素子に新開発となるAPS-Cサイズ1,800万画素CMOSセンサーを搭載。最高感度ISO12,800(拡張時)。
-画像処理エンジンは、デュアルDIGIC4を搭載。
-ファインダーは視野率100%、倍率は1.0倍の等倍を実現。あらたに透過式液晶を採用し各種情報を表示可能に。-連写速度は最高秒間8コマ。JPEGのLFine時、連続94枚の撮影が可能。
-シャッターの耐久回数は15万回。
-AF測距は、19点すべてをクロスタイプにした新設計センサーを採用。中央はクロス+45度クロスに。測距点の配列も大幅に見直し。ゾーンAFモードも新設。
-液晶モニターは3.0型クリアビューIIを採用。EOS50Dより表面反射を軽減。外光センサーによる自動輝度調節機能も新搭載。
-動画撮影は1080/30P(29.97fps)Pに対応。フレーム数は編集時に便利な29.97fpsに。このほか、1080/24P(23.976fps)、同25P(25.00fps)、720/60P(59.94fps)、720/50P(50.00fps)にも対応。マニュアル露出可能。
-動画記録は従来同様、MPEG-4 H.264の可変ビットレートを採用。音声はリニアPCM(48kHz)。モノラル内蔵マイク搭載。外部ステレオマイク使用可能。
-測光系に新開発のiFCL測光システムを搭載。縦方向2層で63分割測光が可能。新センサーにより、距離や色情報、輝度情報から露出を決定。
-ボディーは防塵防滴構造を採用。
-水平垂直と上下のアオリ方向を検知できる、電子水準器を搭載。
-ボタン一つでRAW記録が可能なワンタッチRAW+JPEG機能搭載。専用ボタンを配置。
-電源はLP-E6を採用。常温で約800枚、ライブビュー撮影時約220枚の撮影が可能。
-大きさは、約148.2×110.7×73.5mm。重さ約820g。
-オープンプライス。実売19万円前後(ボディー)。EFS15-85mmセットは実売27万円前後。
-10月2日発売。



「EOS 7D」とのセットレンズとなる標準ズーム「EF-S17-85mmF3.5-5.6IS USM」
35mmフルサイズ対応ハイブリッドIS搭載マクロレンズ「EF100mm F2.8L マクロ IS USM」
4段分の手ぶれ補正機能を搭載したEF-S高倍率ズーム「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS」発表

EF-S17-85mm
F3.5-5.6IS USM
EF100mm F2.8L
マクロ IS USM
EF-S18-135mm
F3.5-5.6 IS
-セットレンズとしてEF-S17-85mmISの後継となる「EF-S17-85mmF3.5-5.6IS USM」(105,000円)を同時発売。
-ハイブリッドISを搭載した「EF100mm F2.8L マクロ IS USM」(12万円)、4段分の手ぶれ補正機能を搭載した「EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS」(65,000円)も同時発表。




<発表会発言語録概要>

キヤノンマーケティングジャパン社長 川崎氏
・景気は上向いてきたが、まだまだ油断を許さない状況。
・ビジネス機器事業は厳しいが、コンシューマー事業はまだいい。
・この分野では絶対に負けたりしない。
・今年は1029万台規模で、前年比でマイナスと予測。
・シェアは昨年まで5年連続でNo1。今年もNo.1だと信じている。
・デジタルフォトNo.1。一眼レフ、コンパクト、プリンターですべてNo.1に。
・製品サービス、満足度もNo.1に。
・昨年の一眼レフは125万台。銀塩ピークに迫るレベルに。
・今年は前年割れだが、回復の兆しも。年間では昨年並みか、上回ると予測。
・キヤノンは市場を活性化。
・今年もシェアはNo.1。Kiss X3が大ヒット。エントリークラスで50%以上のシェアを確保。
・Kissはいまや国民的カメラの代名詞に。
・ミドルクラスは07年で30%台だったが、その後、「EOS 40D」発売以来、伸びている。
・「EOS 7D」はミドルクラスのシェアNo.1を確立するモデルに。
・デジタル一眼レフシステムは、プロ機からミドルハイクラス、エントリーまでのラインナップが必要。
・上期はエントリー機をはじめとした裾野を広げた。
・写真をもっと楽しんで欲しい。
・「EOS 7D」はAPS-Cサイズ一眼レフの最高峰。これほど高機能なカメラはほかの、どこにもない。
・EOSは60本の圧倒的なEFレンズ群が強み。
・この秋のミドルハイクラスは「キヤノンで決まり!」だ。
・写真文化の発展と事業の成長は一体となって日々気合い高めあうもの。これが事業の特色。
・家庭用プリンターも来週8日に新製品発表会を実施。

キヤノン 取締役 真栄田氏
・今年は年初から前年度割れ。第二四半期から回復。-10%まで回復。通年で+6.8%と予測。
・年間で400万台
・お客様の期待に応え、写真文化を発展。
・社内の横断的プロジェクト「ミドルレンジプロジェクト」を造り、開発した。
・「妥協のない基本性能」「撮影スタイルを広げる先進機能」「五感に訴える感性品質」
・「7D」によりミドルクラスが3機種になった。

・1800万画素の圧倒的な情報量。
・DIGIC4を2個搭載。常用感度ISO6400を達成。高画質は一眼レフの命。
・秒8コマの連写を実現。
・AFは19点全点でクロスタイプ。中央はF2.8対応のクロスも搭載。プロ機に迫る被写体の掴みやすさも。
・新開発の63分割測光システムを搭載。
・ファインダー性能は視野率100%、倍率1.0倍を実現。

・フルHD対応の動画機能を搭載。フルHDの3代目。フルHDで30P/25/24Pに対応。HDで60fps、50fpsを実現。
・ライブビュー・動画撮影の専用スイッチを搭載。
・動画撮影中も任意の画質での静止画撮影も可能に。
・感性品質の追求。快適なレリーズ音を実現。
・外観デザイン。持つ喜びに。EOSにとって最適なフォルムとしての超流体デザインを採用。
・シンプルで先進性を備えたデザインに。
・快適な操作感と高級感を両立。
・キヤノンが総力を結集した、ミドルハイクラス機としてふさわしい機種。

・EFレンズ3本を発表。EF-S15-85mmはハイアマチュアのための標準ズーム。24mm域からカバー。広角側の画質にこだわった。UDレンズ1枚、非球面レンズ3枚を採用。
・写真は感性で撮る。このレンズはそれに応えるよう、デザインや質感を高め、こだわった。
・EF-S18-135mm。4段分の手ぶれ補正機能を搭載。
・EF100mmF2,.8Lマクロは、ハイブリッドISを搭載。光学性能をさらに高めた。
・世界初のハイブリッドIS。マクロ撮影では角度ブレだけでなくシフトブレも必要。シフトブレを抑制。振動ジャイロに加速度センサーを搭載。倍率が上がればあがるほど効果がある。
・このレンズで写真のすばらしさをあらためて感じて欲しい。
・だれでも、いつでも、どこでも最高の映像情報を。

キヤノンマーケティングジャパン取締役 佐々木氏
・「IMAGE MONSTER」。
・20年以上前、「T90」という名機があった。タンクという愛称であいされた。このモデルも「IMAGE MONSTER」という愛称で語り継がれるモデルに。
・本格指向の一眼エントリーからハイクラスユーザーまでの写真愛好家がターゲット。
・自分の写真を極めたい。高性能なカメラで表現したい人に。
・写真館志度が高く、機材購入額が高い人。あらゆる要素に高い要求に。「7D」は高い次元で要求に応える。

・全国7会場で体験イベントを開催。来週土曜日の東京が皮切りに。
・東名阪のデジタルハウスで毎週30名に機材を貸し出し。年内いっぱい実施。
・フルHD機能が注目を浴びている。多彩な交換レンズ、大型センサー、ノイズの少なさ。
・キヤノンではこのフルHD機能を「EOS MOVIE」と名付けてアピール。
・商品構成はボディー単体、15-85mmキット、18-200mmキットを用意。10月2日発売。
・100mmマクロに搭載したハイブリッドISは画期的。特製ガイドブックも用意。
・9月より広告展開を強力に開始
・キヤノンフォトカルチャー活動もより充実。口座数も大幅に増加。
・キヤノンフォトサークル誌も50周年。フォトカルチャーでもキヤノンはNo.1に。
・雲外蒼天。雲の向うには青空があると思い、積極的に展開してゆく。

・「EOS 7D」の実売価格はボディーが19万円前後。15-85mmキットが27万円前後、18-200mmキットが26万円前後。







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