NTTドコモ
ソニー・エリクソン


「SO505i」


撮像素子 有効画素数130万画素CCD
(記録画素数123万画素)
レンズ 単焦点(4.15mmF4.0)
フォーカス 固定焦点
最大撮影サイズ  SXGA相当(1,280×960ドット)
メモリーカード メモリースティックDUO
サムネール一覧 可能(3列×3段)
メインモニター 約2.2インチ  262,144色
半透過型低温ポリシリコンTFT液晶 
サブモニター -
撮影補助光 あり
サイズ・重さ 約105×49×30mm・約145g
発売日 未定
505iシリーズ最高の130万画素CCD搭載モデル「SO505i」。



●「SO505i」概要

-回転式の2.2型液晶パネルをファインダーとして横撮り撮影ができる、505iシリーズ最高の130万画素CCD搭載モデル。

-CCDは有効画素数130万画素、記録画素数123万画素。SXGA相当の撮影が可能。
-レンズは単焦点タイプ。フォーカスは固定焦点式。マクロ撮影には未対応。

-携帯電話を閉じた状態で、シャッターの長押しでカメラの起動が可能。
-自分撮りはレンズ横の小型ミラーを見ながらの撮影が可能。

-メイン液晶は2.2型の半透過型低温ポリシリコンTFTを採用。26万色表示。サブ液晶はナシ。

-記録媒体は内蔵メモリーのほか、メモリースティックDUOに対応。
-記録形式はJPEG。

-露出補正、スポット測光、ムービー撮影も可能。
-ホワイトバランスは、オートのほか、「屋外」(デーライト)、「屋内」(タングステン光)、「蛍光灯」に設定可能。
-スローシャッターで撮影する「夜景モード」も搭載。

-105×49×30mm。重さ145g。

※外観およびメニュー写真は、発表会会場で撮影。



SO505iの特徴は2.2型の大型液晶を使った”横撮り”撮影ができる点。このスタイルなら両手で本体を持つことになるため、安定したホールディングができるため、カメラブレも少ない。

レンズ側から見ると、まさにCyber-Shot。
CCDは総画素数130万画素、有効画素数123万画素のメガピクセルモデル。右上にあるのが撮影レンズで、ピントは固定焦点式だ。レンズ下にはスピーカーと自分撮り用ミラーが見える。
ヒンジ部は回転式になっており、撮影時は閉じたままの状態で操作できる。通話時も大半の操作は閉じた状態で可能。基本操作は同社の歴代モデルに共通したジョグダイアル式で操作性も上々だ。 回転ヒンジを完全に開くと、通常の折り畳み型に近いスタイルになる。この状態での撮影はできない。
レンズカバーも装備しており、携帯時はカバーを閉じた状態で持ち歩ける点は安心。カバーがあれば、操作中にあらぬ疑いをかけられることもない。カバーをするとスピーカーが隠れるが、細かな穴が空いているので安心だ。 側面にはシャッターボタンがあり、普通のデジタルカメラと同じ感覚で撮影できる。撮影間隔も短く、軽快にスナップできる。中央に見えるカバーはメモリースティックDUO用スロット。 厚みは30mm(ジョグダイアル含む)。厚みの変化が少ないデザインなので、パッと見た目は意外に厚く見える。携帯時も液晶や操作部がでている状態なので、操作部のロック機能も扱いやすい位置に設けれられている。フォトライトもここで操作できる。

液晶モニターは2.2型と大きく、QVGAの高精細。ファインダー時の視認性もよく、表示レスポンスもいい。ただ、携帯時に液晶が出っぱなしなので、折り畳み式に慣れていると、若干の不安感もあるが、その点を考慮し、ここにはキズ・汚れ防止加工が施されているようだ。画面には露出補正値や記録媒体なども表示される。 主要操作部は液晶下部にまとめられている。通話やiモードの基本操作はこの操作部だけでOK。撮影時の詳細設定はジョグダイアルとその左右のキーで行う。カメラモードで撮影中、右ボタンを押すだけですぐ再生できる点はとても便利。 記録媒体はメモリースティックDUOを採用。画像データの保存は、本体メモリーのほか、カードに自動保存することもできる。カードへのデータ保存も素早く、ストレスを感じることもない。

画像の再生画面。画像は2.2型の大型画面全体に表示されるので、結構見応えがある。これだけの表示品質があれば、電子アルバム的に、撮った写真を楽しむこともできる。




撮影時のモード設定画面。アイコンと日本語表示が併用されているため、どんなユーザーでもわかりやすい。メニュー設定はジョグダイアルとそのサイドのボタン操作で行う。
撮影モードは「通常撮影」のほか、「連続撮影」「ムービー撮影」「フレーム撮影」を選ぶことができる。
最大記録サイズは、1,280×960ドットのSXGA。640×480ドット(VGA)や待ち受け画面サイズはもちろん、通信で送れる「iショットL」「同S」を選ぶことができる。画質最優先ならSXGAを選びたい。
暗いシーンをきれいに撮影できる「夜景モード」は独立したメニューとして設けられている。このモードではノイズを抑えるため、スローシャッターでの撮影ができる。もちろん、カメラブレには十分な注意が必要だ。

記念写真に便利なセルフタイマーモードもある。ただ、セルフタイマー時や自分撮りでは小さなミラーでフレーミングを決めることになるのは少々不便な感じもある。
特殊効果メニューでは「ネガ」「ソラリゼーション」「セピア」「モノトーン」が設定できる。
ホワイトバランスの設定機能も装備しており、「オート」のほか、「屋内」や「屋外」「蛍光灯」にマニュアル設定できる。「屋内」は「電灯光」のこと。凝った撮影には不可欠な機能だ。
デジタルカメラ並みに測光モードの切り替え機能もあり、通常モードのほか、中央の一部だけを図って露出をあわせる「スポット測光」機能が設けられている。

カメラ機能のオートオフ機能もある。カメラ機能を利用すると電池の消耗も多くなるので、カメラ機能の使用頻度もあわせて、適度な時間を設定しておくと便利だ。
カメラ機能が自動的にオフになる時間は30秒、1分、2分、3分にマニュアル設定できる。カメラ機能をメインで使うのであれば、長めに設定した方がいいだろう。
撮影データの保存先は、メモリースティックのほか、本体の内蔵メモリーを選ぶこともできる。本体メモリー選択時には保存先フォルダーの指定も可能だ。
撮影データのファイル名を任意にリセットすることもできる。撮影データの整理などに便利な機能だ。ただ、パソコン転送時に上書きしてしまう可能性もあるので要注意。

再生機能もなかなか豊富。画像表示の回転機能や削除、メール添付、拡大機能もある。撮影機能に比べ、再生機能が貧弱なモデルが多いが、本機の再生機能はとてもよく考えられており、電子アルバムとしても十分楽しめそう。
サムネール一覧にも対応しており、3列3段の表示が可能。画像選びにとても便利な機能だ。
画像と撮影日、撮影サイズやファイル名を一緒に表示することもできる。一度に3枚しか表示できないが、使い勝手はよさそうだ。
画像サイズと撮影日の一覧表示も可能。撮影日で検索したいときに便利で、動きも軽快だ。






このWebサイト上の全ての画像及び文章の著作権は山田久美夫Camera-ktai.net)
またはそれぞれの原作者
が所有しています。
一切の許可なき転載を禁止します。

(C)2002-2003 Camera-ktai.net ALL RIGHTS RESERVED


mail to : webmaster@digitalcamera.gr.jp
(MAILによるQ&A、購入相談などはお受けしておりません )


(since 2002/11/01)